形状記憶・形態安定

2か月半待ったBoras cottonの生地

先日、茶屋町NuプラスにオープンしたKEYUCA(ケユカ)梅田店に行ってきました。関西初出店で関西人にはあまりなじみではないのですが、関東ではチェーン展開している人気のインテリア雑貨店でオーダーカーテンにも力を入れています。

関東では、オーダーカーテンで話題提供をしており、私も見学に行ったことがあります。

注目すべき点として、ケユカ形状記憶加工付きで2倍使い3つ山200×200センチで10000円(税込)という価格です。

この価格は安いのです。関西で低価格均一ショップ、業界的にいうと1万円ショップとして多店舗展開しているカーテンDOやジャストカーテンは通常は形状記憶加工はせず、同サイズで10500円か10000円です。

それに対して、ケユカはケユカ形状記憶加工付きなのです。

このケユカ形状記憶加工と言うのがクセものです。

今、インテリア業界で一般的になってきているのは、

形状記憶加工というのは真空釜を使ってきれいなプリーツをだすのをいい、その形状は数回の洗濯ではとれなくて長持ちします。

形態安定加工というのは、縫製後に簡易的に吊った状態で熱風や蒸気をあてるやり方で4~5回ぐらいの洗濯で型崩れするといわれています。

私のブログでは何度も説明していますので欄外カテゴリーの「形状記憶・形態安定加工』のところをご覧ください。

 こちらにまとめています。

https://blog.curtainkyaku.com/51923649.html

 

ところが、ケユカ形状記憶加工というのは、この業界で言う、形態安定加工のことなんです。

私は、スタッフの方に「ケユカ形状記憶加工とはなんですか」とききましたところ、「きれいにプリーツを出す加工で4~5回の洗濯で型崩れはします」とおっしゃいました。

ケユカは我々がいう形態安定加工のことをケユカ形状記憶加工と称しているだけで、その加工については間違った説明はしていませんので文句をいうことはできません。

エンドユーザーを混乱させることになりますが、どこも「形状記憶とは」「形態安定加工とは」と定義付けしていませんし、業界での取り決めもありません。

そのため、各社が好き勝手に名前をつけていいのがインテリアの業界です。

ケユカは、ケユカ形状記憶加工は、インテリアの業界でいう形状記憶加工と違うものであることはよくわかっています。
防炎ラベルのマークに関しては、「このマークは日本インテリアファブリックス協会(NIF)の設けた基準を満たしたものを表記しています」とわざわざ看板に説明をしています。

じつにかしこい。

それに対して、ニトリも形状記憶加工という表現を使っていますが、これは我々がいう形状記憶加工と同じで、真空釜で加工するタイプです。

ですから、ニトリの形状記憶加工とケユカ形状記憶加工とは、まったく別の加工です。

 

 

さて、本題です。

スウェーデンのメーカーのBoras cotton(ボラス・コットン)【ボロス・コットンともいう】のカーテンをとりつけました。

2月中旬に発注し、納期が当初3月中旬といわれたのが、延び延びになり、4月10日頃、4月末となりやっと届き、当店で急いで縫製してゴールデンウィーク中に納品してきました。

 綿100%の生地で形状記憶加工も形態安定加工もしていません。

1巾150センチの生地で、1.5倍使いにして片開きで1巾ずつ使っています。

お待たせしたかいがありまして、きれいに納まり喜んでいただきました。

 

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レース特価フェア

15年前に取り付けたお客様のレースの吊り替えに行ってきました。ご注文を頂いたのは震災の前でした。

お客様は15年前に私が実測に行ったことをよく覚えていただいていて、「その時、社長さんに1時間ぐらい待っていただいたんですよ」とおっしゃるのです。毎年いただく年賀状もおもしろくて楽しみにしているんですよといってくださるのです。

しかし、今は花粉症対策でメガネとマスクをしているため、私が当時伺った社長とは気づいておられないのです。

「あのヒゲのはやした社長さんは元気ですか」とおっしゃるので、マスクをはずして「私ですねん」というとびっくりされて『15年前とぜんぜんお変わりないですね」とおっしゃるのです。

15年間まったく成長していない小嶋でした。

今、吊り替えのお客様に対しては、どういうきっかけで吊り替えをされるのかをリサーチしています。

今回は15年ぶりということで、何回か洗濯はされていますがかなり黒くなってきており、一部破れかかっていたためです。ドレープ(厚手)はまだ元気で吊り替えされる意向はないようです。

  15年は長いな~

選ばれたレースは今まで付いているのと良く似たものです。吊り替えの時は大概こういうケースが多いように思います。

レースだけですが、吊り替えると「わあ~明るくなった」と喜んでいただきました。

そうです。

レースを吊り替えると部屋が明るくなるのです。

部屋が明るくなると気分も明るくなるのです。

気分が明るくなると人生も明るくなるのです。

 

少し、部屋のカーテンを替えるだけで  ですよ。

 

 さて、本題です。

そこで、当店では気軽にレースの吊り替えをして頂くためにレース特価フェアをしています。

レースは2倍使いを基準で、綺麗なウエーブをだす形態安定加工付きです。限定20点です。

幅200センチ×高さ240センチで8715円(税込)

しかも、形態安定加工付きできれいなウエーブがでます。

この機会にレースの吊り替えをしませんか。

きれいなウエーブのレースが部屋についていると、早く家に帰りたくなり人生が変わりますよ。

 

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形状記憶加工の巾直しー失敗例ー

1月23日 語呂あわせで「1(いい)23(ふみ)」(いい文@E文)で電子メールの日です。

今日のこころに語りつづける言葉

      仕事に追われるな  仕事を追え
                          サンゲツダイアリー2011 week5より

さて、本題です。

最近はカーテンのプリーツをきれいに出す形状記憶加工が流行っています。
これは、ポリエステルの熱可塑性を利用して真空状態にして一定の温度を加えると、その形が記憶され、いつまでもきれいなプリーツが保つことができます。

当店では早くからこれをやっていました。

この加工をした場合は、後から中温程度のアイロン掛けをすると、ウエーブがとれます。そのため、形状記憶加工をすると洗濯絵表示ラベルが変わりましてアイロンが×になります。

P1000186当店でも、形状記憶加工をしていますのでアイロン掛けは×の洗濯絵表示ラベルを取り付けてます。

逆にアイロン掛けをしなかったら、ウエーブは残ります。

気をつけなければならないのは、幅直しのリフォームをした時です。

形状記憶加工をしているのを知らずにヒダのつまむ位置をかえる幅直しをしたら 下の写真のようになります。

失敗例

P1000184

P1000180P1000182

お恥ずかしい失敗です。

最初の分も、当店で形状記憶加工の1つ山1.5倍使いで縫製して、お引越しをされたので、それを幅直しのリフォームをさせていただきました。

その時に、加工所に形状記憶加工をしている旨を伝えるのを忘れてしまいました。当店のミスです。

今後、形状記憶加工をしたものをリフォームする機会が増えてくると思います。
エンドユーザーの方は、カーテンのりフォームされるときは、形状記憶加工がされている場合はその旨をお伝えください。

他社でご購入された商品はわからないことがあります。
メーカー縫製の商品でも、絵表示がアイロンは×になっていても形状記憶加工をしている旨をラベルに書いているところは少ないと思います。

当店は書いているのですが、それでも失敗をしましたので恥をしのんでお伝えしておきます。

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1.5倍使いの形状記憶加工の問題点

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7月11日 参議院議員選挙

皆さまは投票に行かれましたか?
私は期日前投票で既に済ませておりました。
選挙は今まで一度も棄権をしたことはないと思います。

政治・選挙は大好きですが、仕事のホームページから発信しているブログなので政治のことを書くのは控えます。

さて、本題です。

冒頭の写真は1.5倍使いで形状記憶加工(真空釜でする本格的な加工のこと)をして、まん中が逆V字に開いてしまったクレームです。

CIMG5643CIMG5644

これは、1.5倍使いで形状記憶加工をするとよく起こる現象で、当店でも気をつけて出荷する前に耳の部分にアイロンをあててますが、たまに忘れたりしてこのような形で納品してしまうことがあるのです。

お恥ずかしい~

最近はニトリが2倍使いで形状記憶加工付きのカーテンのコマーシャルをテレビで盛んにしていますので、形状記憶加工が当たり前になってきているんです。

確かにきれいなウエーブがでます。

あまり大きな字では書けないので小さく書きますが、形状記憶加工をすることによって縫製のボロ隠しもできるのです。

そのため、ニトリに対抗上、また低価格均一ショップ(業界では1万円ショップという)に対抗上、1.5倍使いで本格的形状記憶加工をして、巾200×丈200センチのサイズで1万円で販売するのが流行っています。

1.5倍使いと2倍使いの違いはこちらをご覧ください。
https://blog.curtainkyaku.com/52271024.html

形状記憶加工についてはこちらをご覧ください。
https://blog.curtainkyaku.com/52333507.html

しかし、そういったところは自社で釜をもっておらず、メーカー依存であまり専門知識のないところです。

このようなクレームが起こっても対応しきれず、メーカーに振るだけなんです。
メーカーもけっこう困っているというのが現状です。

当店は、スチーマーを持ってすぐに飛んで行きまして現場できれいにします。

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現場で蒸気をあてればすぐにきれいになります。

これ、カーテン屋のジョウキシ、ちゃうジョウシキ。


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気をつけてほしい商品

SUM

                       (写真はクリックで拡大)

祝 ニッポン サッカーW杯一次リーグ突破

私は普段はJリーグは観ないですが、国をかけての国際試合は勝ってほしいので3時半に起きてテレビ観戦で応援していました。

南アフリカでの日本への認識と言えば「マンガ」か「トヨタ」しかイメージがなかったらしいのですが、これで「ホンダ」になりましたね。

先日のブログで、「今日は勝っても負けても日本列島は真っ青」と書いたので、このブログの背景をサムライブルーにしようと思って先程からいろいろ試みたのですがうまくできませんでした。

カーテンと窓周り関係質問箱」の掲示板は背景色をサムライブルーにしました。

インテリアブロガーもこうした遊び心が必要ですね。


さて、本題です。

住江織物のユーライフU-3207を当店で縫製し、簡易型の形態安定加工(スミノエではドレスアップ加工といいます。)をして取付けにいったところ、3センチ丈が短いのです。

レースと同寸で発注していて、レースはぴったりサイズだったので、当店の縫製加工所のミスだと思い作り直すことになりました。

再度、スミノエから生地をとって縫製し、形態安定加工をして計測したところ、また3センチ短いのです。
形態安定加工をする前に測ったら指示通りになっていたので、これは形態安定加工で縮んだのではないかと考えられ、スミノエに問合せをしたのです。

実は、当店の加工所はスミノエと同じ機械を使っており、この機械は川島織物セルコンも使っていて業界ではもっともポピュラーなんです。

また、この商品は見本帳にもドレスアップ加工可となっています。ドレスアップ加工というのは簡易型の形態安定加工のことです。

スミノエに問い合わせたところ、業務の窓口では「縮むことはない」とおっしゃるのです。

でも、現実に縮んでおり、形態安定機のメーカーを通じて、向こうの窓口の人に聞いてもらったところ、

この商品は「気をつけてほしい商品だ」とおっしゃるのです。

気をつけてほしい商品」ってどういうことなんですか?

見本帳には「中国製」と書いてあります。だから気をつけろというのでしょうか?

メーカーとしては見本帳にドレスアップ加工可(形態安定加工)と書いているため、決して縮むということは認めようとはしないのですが、それははっきり認識しているようなのです。

冒頭の写真は見本帳に掲載されている写真です。
なんとなく手前のドレープが短いと思いませんか?
ほとんどの施工例写真は吊り元と裾が一緒に写っているのですが、この写真は上部はカットされているのです。
なんとなくあやしいな~~~

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上の写真は当店の1回目の納品時の写真です。

ほんまに「気をつけてほしい商品」ってなんやねん。

そっちが気をつけてほしいわ。

    きをつけ!
   
         姿勢を正せ


    回れ 右 。

     振り向いてユーザーの声を聞け!

結局、最後は要因がわかっているスミノエに気をつけて縫製をしてもらって納品しました。

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形状記憶加工と形態安定加工と、そして形状安定加工

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今日も大阪は暑かった。

気象庁の3カ月予想によると、この年の夏は気温が高めで、特に9月は残暑が厳しくなるとのことです。商売的には暑くなるのはいいのですが、体力的にはきついのです。

さて、本題です。

横浜・東京に行った時に何軒か大型ショップを勝手に見学させていただきました。

今は巾200×丈200のサイズで2倍使いで1万円というより付加価値をつけて
「形状記憶加工付き」で1万円と言う感じで「形状記憶加工」というのが当たり前になってきました。

私はテレビでみたことがないのですが、ニトリが盛んにCMで「形状記憶加工付き」で2倍使いで巾200×丈200センチのサイズで10000円というのをやっています。

首都圏で多店舗展開している大型雑貨店のKEYUCA(ケユカ)は1.5倍使いで「形状記憶加工付き」で巾200×丈200センチのサイズで10000円でした。

私が、ここでいっている「形状記憶加工」と言うのは真空釜でする加工のものを言っています。

ニトリもKEYUCA(ケユカ)も真空釜でやるタイプです。

この真空釜でやる方法も各社違いまして、縫製する前にするのもありますし、あとからのところもあり、型紙を使うやり方やパイプを使うやり方もあります。

それに対して、ブログでよくいう「形態安定加工」と言うのは、縫製した後から簡易的にやるのを言っています。これも各社違います。

インテリア業界では、だいたいこれで通じると思います。

先週、サンゲツがエバープリーツという名称で「形状安定加工」というのをやり始めました。これに関してはよく説明を受けていないし、同業者に聞いても好き勝手に解釈されているようなのでよくわかりません。

明日発売の東リの見本帳には以下のように説明されてます。

先ず東リは一般名詞は使っておらず、なんとなくわかる固有名詞をつかっています。

私がブログに書いている「形状記憶加工」は「プリーツ加工」となっていて、

カーテン自体に美しいプリーツの形を記憶させる縫製仕様です。
カーテンをかけたその日から美しいウエーブが楽しめます。

洗濯しても美しいプリーツ性は損なわれません
薬剤などは一切使用しておりません。

それに対して、「形態安定加工」は「ソフトプリーツ加工」となっています。

カーテン自体のドレープ性を向上させる縫製仕様です。
カーテンをかけたその日から美しいウエーブが楽しめます。

洗濯しても美しいドレープ性を持続します
薬剤などは一切使用しておりません。


こういった説明だけなんです。

この違いがわかりますか?

販売する側は、その違いがわかっているのかわかっていないのかよくわからないです。

ニトリもKEYUCA(ケユカ)も「きれいなプリーツがでる」程度しか説明していません。

だから、エンドユーザーはその違いに関してもまったくご存じないと思います。

メーカーの縫製では価格も違いまして、形状記憶加工の方が高いのです。
一般的によく言われるのが、形状記憶加工の方が型崩れしにくくて何回洗濯してもきれいなウエーブを持続するが、形態安定加工は、4~5回の洗濯で型が崩れるといわれます。

これもメーカーの使っている機械によって違うのです。

でも、私に言わせると4~5回で型が崩れてもその時は5年以上経っているしそんなに大きな問題ではないと思っています。

そんなに目くじら立てる問題でもなくどっちでもいいのかなと思います。

冒頭の写真は当店の大阪店の展示サンプルで違いを見せています。

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左上の写真は、遮光の同じ生地の色違いで、左が普通の2倍使いの縫製、まん中が形状記憶加工、右が形態安定加工です。

右上の写真はその拡大で左が形状記憶加工、右が形態安定加工

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左上は形状記憶加工、右上は形態安定加工(写真はクリックで拡大)

メーカーの見本帳をみても、両者とも未加工のものと加工したものとの対比写真はたくさんあるのですが、形状記憶加工と形態安定加工を対比したものはないと思います。

たぶん見た目そんなに変らないからだと思います。

当店の場合は、ちょっとだけ違いまして、形態安定加工の方がウエーブが鋭角になります。

これを説明をすると形状記憶加工になることが多いのです。

これはあくまで当店のケースで、機械によって違いますので、すべて同じではありません。

当店では生地の特性をみて、どちらがいいかをすすめています。

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エバープリーツ加工って?

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サンゲツが新しいカーテンの見本帳「Wish vol2」(ウィッシュ)を発売しました。

この見本帳の特徴としましては、価格をゾーン別にわけて、そこのゾーンの商品ならば、どれを選んでも同じ価格になっていまして選びやすくなっています。

縫製の標準仕様が1.5倍使いの2つ山でエバープリーツ加工付きです
また、巾200センチまでならば両開きで、巾継ぎがなしで仕立てあげることができる画期的な仕様の生地巾150センチのものばかりです。

あまりカーテンの知識がなくても売りやすいようになっていてサンゲツにとって希望の見本帳です。

さすがにサンゲツです。

ここで新しい名称として「エバープリーツ加工」というのがでてきました。

この「エバープリーツ加工」というのはどのような加工なのかは見本帳を見ても載っていないし、サンゲツのホームページをみても説明がないのです。

サンゲツのニュースリリースによれば、「 ヒダがきれいな形状安定加工」となっているのです。

この「形状安定加工」というのも一般名詞ですが、今まではインテリア業界ではあまり使っていない言葉です。

カーテン業界では、このような加工に対して各社固有名詞があるのですが、一般的には、真空釜できちっとやるのを「形状記憶加工」といい、あとから簡易的にやるのを「形態安定加工」というようになってきています。

形状記憶加工と形態安定加工の違いについては今までのブログをお読みください。

 形状記憶加工と形態安定加工?
 形状記憶加工と形態安定加工?
 形状記憶加工と形態安定加工?
 形状記憶加工と形態安定加工?
 形状記憶加工と形態安定加工?
 形状記憶加工と形態安定加工?

当店でも、呼称を業界で統一しなければエンドユーザーに浸透しないという考えのもとで、ブログで情報発信するときにかなり気を遣ってきました。

当店では、世の中の流れに合わせて、途中で呼称を変更してまで、エンドユーザーにわかりやすいように努めてきました。

 それなのにどうしてまたエンドユーザーを混乱させるような名前をつけるのでしょうか?

見本帳を持って来てくれた時に、私が居なかったので説明を受けていないのですが1枚のプリントがおいてありました。

エバープリーツ加工

(クリックすると拡大しますので読めると思います。)

この説明によれば、今、業界でいう「真空釜を使ってやる形状記憶加工のようです。

こうした説明を見本帳に載せてくれないと「エバープリーツ加工」といってもエンドユーザーはなんのことかさっぱりわからないのです。

さらに詳しい説明はこちらをお読みください。

http://ameblo.jp/curtainkyaku/entry-10565968332.html

こちらは業界関係者及びサンゲツの関係者に読んでいただきたい内容になっています。

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