形状記憶・形態安定

2階はニトリじゃなくて・・・・・

昨日ブログに書いたお家は、1階のリビングはこだわられてマリメッコにされましたが、2階の寝室と子供室は「ニトリで買うわ」といわれました。

当店はオーダーカーテンと窓周りの専門店ですので、高い商品だけではなくリーズナブルなオーダーカーテンも用意しています。

ニトリが「おねだん以上。ニトリ」ならば

カーテン夢工房は「お値段プラス価値でそれ以上。カーテン夢工房」 です。

当店は実測も取り付けも無料でやっています。

実測間違いの場合はこちらの負担です。

提案もいたします。

ふさかけ金具の取り付けも無料です。

レールも取付けします。

こちらのお客さまにも「ニトリで買うならば・・・」ということで提案させていただきました。

1.5倍使いの形状記憶加工 1センチ単位のオーダーで

例えば200×200センチ で7350円(税込)

1.5倍使いの形状記憶加工  1センチ単位のオーダーで

例えば 200×200センチ で10500円(税込)

全てオーダー対応ですが、リーズナブル商品も取り扱っています。

カーテンは奥が深いので専門店で買われる方がお得です。

 

 こちらの内容に関しましてはスタッフブログにもかいています。

http://curtainyumekoubou.com/blog/bct/87299

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新築マンション納品

私は単独で現場納品に行くことはあまり多くありませんが、忙しくて人手が足らない時は行きます。

先日もマンションの吊り込みばかり1日3件行きました。

デザイン的なことやコーディネート・打ち合わせ的なことは、「カーテン夢工房のスタッフブログ」に女性スタッフに書くようにしていますので、こちらの方では納め方や縫製の事やハード的なことを書こうとしています。

そうすると書くネタがない時があるのですが、現場に取り付けに行った私がちょっとだけみてほしいところを書いておきます。

 

サイズぴったり。

 

遮光のカーテンをカウンターの上に吊りましたが、隙間3ミリでぴったり納まりました。

 

レースは1センチ弱あげています。

レースは裾本縫いウエイト巻きロック

150センチ幅の生地のタテ使いなので、裾はウエイトロックをしないで、本縫いでウエイトを巻いています。こうすることによって洗濯してもウエイトが落ちることがありません。

10センチのダブルの折返しをすると生地が3重になり、裏側の柄が表に透けて見えてきれいではありません。

フロントレース(レース手前吊り)

 

 

レースは形態安定加工

 

ドレープは裏地付き

 

これは1つの現場で、これだけエンドユーザーに訴えたいところはあるのですが、今まで何回も同じことを書いてきたのでこんなブログでいいのかなと思うのです。

 

 

 

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上海の縫製工場

当店のオーダーカーテンの縫製は一部は上海の加工所でやっています。

上海の縫製工場です。

こちらでは全点真空釜による形状記憶加工です。

まず、紙の波板に、耳と裾を縫製をした商品を乗せます。この波板も数種類サイズが違ったものがり、1,5倍使いや2倍使い、パタパタ用など使い分けします。

 

 

形状記憶加とは、ポリエステルの熱可塑性という特長を利用して、真空状態にして115度ぐらいの温度で約1時間弱おいておくと、波板にそったウエーブができ、それが型崩れしなくなります。

 

 生地も中国製です。

日本と中国とでは生地のキズに対する考え方が全く違いまして、日本人の感覚ではキズであっても中国人はそのように思わないので生地にキズが多いのです。

そのため、そのキズのチェックに人数を配してひじょうに厳しくやっています。

 

中国製の生地ではこれが一番重要です。

ミシンは日本のメーカーのものです。

 

 

いろいろともっとみていただきたいものがあるのですが、企業のノウハウ的なものがありますので一部のみご紹介させていただきました。

 

 

 

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ドレープの裾巻きロック

8月9日のブログで紹介しましたシームレスドレープは280幅の生地でヨコに使いますので、通常上下折り返し分を40センチ必要と計算しますと製作サイズの最大丈は240センチになります。

丈240センチ以上は出来ないという事になるのですが、オーダーカーテンの場合、裾は10センチで3重になっていることが多いので、そこのところを3重にしなければさらに20センチ長くつくることができます。

裾をヨコ使いのレースでよくやるような巻きロックにします。

裾は折り返していません。江戸組紐を巻きロックして1.5倍使いの形状記憶加工をしています。形状記憶加工をしていますのでウエイトは入れてません。

後ろから見ても折り返しはありません。

 

シームレスドレープを高さ256センチある階段の間仕切りに使っています。そのため、裾は巻きロックでしかできませんでした。(画像はクリックで拡大します。)

 

(画像はクリックで拡大します。)

小さなお子様がおられるので、メカ物ではなくカーテンにして開けた時のたまりが大きくならないように1.5倍使いにしてボリュームを少なくし、それでいてウエーブがきれいにでるように形状記憶加工をしています。

節電しなければならない夏に、冷房効率が悪いとの事で間仕切りにカーテンをつけました。冬は暖房効率を高めるためにまた利用できまして、春秋ははずしておくというような使い方ができます。

 

この裾巻きロックはヨコ使いの生地ならば高さは低くてもオプションでやります。
同業者に聞くと、ドレープ(厚手生地)で、以前裾巻きロックをしたら、すっきりするのでひじょうに評判がよかったとのことで、今回、このようなこともできるということで画像をアップいたしました。

 

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シームレスドレープ新発売

以前、オーダーでご注文を頂いてカーテンを納品したところ、あとから電話がかかってきて
『オーダーで注文したのにカーテンに巾継ぎがある。こんなのオーダーと違う。返品や。すぐに取りに来い』と怒られたことがあります。

一般的にはカーテンの生地巾は100,137,150センチ巾が主流で巾継ぎをしないとできないのです。

 

既製カーテンで150巾の生地を使って1.5倍使いで100センチ巾のカーテンを片開き2枚で両開きで200センチにした場合は巾継ぎなしでできます。

オーダースーツだって、背中のど真ん中に巾継ぎがあるんです。

カーテンを販売している側にとっては常識なんですが、エンドユーザーにとっては『オーダーカーテンで巾継ぎがあるということは驚くことなのか』 事前によく説明していなかったことに悔しい思いをしました。

それからは、巾継いでいる縫製サンプルも作り、事前に説明をすることにしました。

      『オーダーカーテンは巾継ぎが入るのです。』

その一方、巾継ぎの入らないカーテンというのもあることはあり、ヨコ使いの280センチ巾の生地で、その商品を集めて巾継ぎの入らない商品コーナーというのも作ってみました。

280巾のヨコ使いのドレープは、織機の関係や在庫の関係で国内メーカーでは少なくて、スペイン産のものが多いのです。そこでスペイン産の商品を集めたのですが金額的に高くなりあまり売れなかったのです。

 

オーダーカーテン屋を始めて苦節25年、巾継ぎの入らないオーダーカーテン(シームレスドレープ)をつくりたいと思ってやっとできました。

280センチ巾の生地をヨコに使うと巾継ぎをしなくてもいいのです。

134点集めました。

ついでにきれいなプリーツをだすために全点形状記憶加工をつけました。
本格的な真空窯でするタイプでウエーブの型崩れがしにくくて、丸みをおびたウエーブがでます。芯地はメルト芯地を使っています。

巾継ぎの入らないカーテン(シームレスドレープ)は大きな窓に使うときれいなので、マンションの大きな窓に対応できるように防炎の商品も用意しました。

最近は大きなテレビが一般化し、リビングがシアタールームになっていますので、昼間でもテレビがきれいにみえるように遮光2級~3級程度のカーテンも用意しました。西日対策ににもちょうどいいぐらいの明るさです。

 

そして価格も前回の失敗をふまえてがんばって安くしました。

生地はたっぷり2倍使いで、全商品統一価格で

         幅200×丈240センチ で 10500円

         幅500×丈240センチ で 26250円

どや

 

 

 

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幅4m超の形状記憶加工

最近、オーダーカーテンも少しずつ進歩していまして形状記憶加工、形態安定加工が大流行りで一般化してきています。

形状記憶加工、形態安定加工というのは、各メーカーによって呼び名が違いまして、エンドユーザーにはひじょうにわかりにくくなっています。

いずれも、プリーツをきれいに出す加工で、一般的に通じるものとして、

形状記憶加工は、真空釜を使ってきれいなウエーブをだして、形が崩れにくいものをいいます。

形態安定加工とは、簡易的なもので、縫製後吊った状態でアイロン掛けするようなものです。若干、ウエーブが乱れていたり、崩れやすかったり、鋭角にとがっていたりしますが、なにもしないよりはるかにきれいになります。

これらの加工はポリエステル100%の商品しかできなくて、ポリエステルの熱可塑性を利用して、一定の温度を与えることによって形状を記憶させます。

 この加工はなんでもかんでもすればいいというものでもないのですが、やはり張りの強い生地や遮光の生地は、このような加工をした方が納まりはきれいにいきます。

また、幅の大きい窓にも、このような加工をした方がバラついた感じがしなくてきれいに納まります。

各社それぞれ使っている機械が違いまして、それぞれに製作可能サイズというのがあります。

当店の場合は、形状記憶加工で、幅継ぎをしないでドレープの場合で幅4m20センチぐらいまでできます。

 今回の現場は片開き4100ミリで2枚作っています。

生地は川島織物セルコンのPL7508Gで300幅のヨコ使いの生地です。幅継ぎを入れないで片開き幅4m10㎝形状記憶加工をしています。

ドレープも同様です。

 

生地は五洋インテックスのIH080-01です。

 

いずれも当店の自社縫製です。

 メーカー縫製では

川島織物セルコンはファインウェーブといいまして、片開き幅300センチ丈260センチまでしか製作できません。

五洋インテックスはハードウェーブ加工といいまして、片開き幅4幅(約300センチ)丈270センチとなっています。

スミノエはプリーツSといいまして、片開き幅225センチ丈280センチまで、225センチ以上は加工後に幅継ぎをして対応可能になっています。ヨコ使いのレースは225センチ以上は幅継ぎなしではできません。

東リはプリーツ加工といいまして、片開き幅300センチ丈280センチまでです。

アスワンはりウエーブ加工といいまして、片開き幅300センチ丈300センチまでです。

サンゲツはパーマネントプリーツ加工Aタイプ(SA仕様)といいまして、幅80センチ以上丈は280センチとなっています。

幅80センチ以上というのは、細かく分けて加工後に幅継ぎをしたらいくらでもできるのですが、やはりきれいにいかないのと、横使いのレースを切って幅継ぎをしたら美しくないのです。

サンゲツには、まさかヨコ使いのレースの形状記憶加工を受注するというのは頭になかったのだと思います。

大きな窓は形状記憶加工をした方がきれいに納まります。おおきな窓のカーテンは当店に

 

 

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フラットカーテン1.3倍形状記憶加工の問題点

今、インテリア業界で話題になっているのが、住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXILが、LIXILとして初となるオリジナルオーダーカーテン「Brancher(ブランシェ)」をトステムブランドで7月1日から全国で販売を開始することです。

http://tostem.lixil.co.jp/lineup/living/order_curtain/

商品供給は8月から完全子会社になる川島織物セルコンで、内窓「インプラス」とコーディネート提案をしながら、建材ルートに販売していこうというものです。

川島織物セルコンが住生活グループ入りしたのは、シナジー効果を狙ったもので、今までは川島織物セルコンの営業が必死になって「インプラス」を販売していましたから、逆にLIXILが川島織物セルコンの商品を販売するのはいいことだと思います。

カーテンはメーカー縫製をしている中で、どこで買っても出来上がり商品はかわらないと思いますが、インテリア専門店と建材屋との違いがでるのはレールの取付ける位置なんです。これをどこにつけるかによってカーテンがよりきれいにみえるのです。

今回の「ブランシェ」には、レールは参考メーカーとしてタチカワになっています。これはレールでは半分以上のシェアのあるトーソーは内窓でYKKapと組んでいるためで、カワシマはシェードメカはトーソーを使っていますが、それをトステムが許す訳がなく、推奨メーカーがタチカワになっています。

 建材屋はレール取付仕様の内窓にして、サッシ枠にとりつけされるのだろうけど、本来はもう少し上につけた方がきれいのです。レールの長さもどのぐらいにするかによって美しさが違ってきますが、建材屋にはそんなインテリア性を考えてレールを取付けるところは少ないと思います。

カーテンとカーテンレールの取付ははカーテン専門店に頼むのがお客様にとってメリットがあります。

 私どもは、新築で工務店がレールを取付けたという現場を何度も経験しています。もうすでについているので、私どもはなにもいいませんが、こんなところにつけなくてもいいのにとおもうようなところについていることがよくあります。工務店はインテリア性もなにも考えないでつけやすいところにつけるからです。

建材ルートでカーテンを依頼すると、このようなことが起こることもありえます。

 

さて、本題です。

昨日書いたブログで、当店展示の1.3倍使いのフラットカーテンの形状記憶加工についてです。

お恥ずかしい状況ですが、真ん中がピタッと閉まらず、逆V字に隙間が開いています。

これは、フラットや1.5倍使いをレースのような軽い生地で形状記憶加工(プリーツをきれいに出す加工:真空状態にして生地にウエーブの形状をつけます。)をするとこのようなことが起こります。本来は出荷時点で加工所でチェックしなければならない問題です。

当店では、1.3倍ぐらいのフラットにする場合は、形状記憶加工か形態安定加工をしています。そうしないと、実際に使っている中では、カーテンを引っぱると真ん中部分だけが平になり、両端にウエーブが残ったままになるのです。カタログでみる写真のようにはならないのです。

 

(写真はクリックすると拡大します。)

形状記憶加工をしていると自然にカーテンを引っぱってもこのような感じになります。

この裾が逆V字になるのは、現場でスチームをあてるときれいに納まります。当店ではよくやっていますので、この場合もあわてず対処します。

 

このスチーマーは専門店の必需品です。現場でカーテンを吊った状態でやった方がきれいになります。

その結果、

きれいになります。

 

 

 

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