8月9日のブログで紹介しましたシームレスドレープは280幅の生地でヨコに使いますので、通常上下折り返し分を40センチ必要と計算しますと製作サイズの最大丈は240センチになります。
丈240センチ以上は出来ないという事になるのですが、オーダーカーテンの場合、裾は10センチで3重になっていることが多いので、そこのところを3重にしなければさらに20センチ長くつくることができます。
裾をヨコ使いのレースでよくやるような巻きロックにします。
裾は折り返していません。江戸組紐を巻きロックして1.5倍使いの形状記憶加工をしています。形状記憶加工をしていますのでウエイトは入れてません。
後ろから見ても折り返しはありません。
シームレスドレープを高さ256センチある階段の間仕切りに使っています。そのため、裾は巻きロックでしかできませんでした。(画像はクリックで拡大します。)
(画像はクリックで拡大します。)
小さなお子様がおられるので、メカ物ではなくカーテンにして開けた時のたまりが大きくならないように1.5倍使いにしてボリュームを少なくし、それでいてウエーブがきれいにでるように形状記憶加工をしています。
節電しなければならない夏に、冷房効率が悪いとの事で間仕切りにカーテンをつけました。冬は暖房効率を高めるためにまた利用できまして、春秋ははずしておくというような使い方ができます。
この裾巻きロックはヨコ使いの生地ならば高さは低くてもオプションでやります。
同業者に聞くと、ドレープ(厚手生地)で、以前裾巻きロックをしたら、すっきりするのでひじょうに評判がよかったとのことで、今回、このようなこともできるということで画像をアップいたしました。
がんばっぺ東北!がんばろう日本!
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