プレーンシェード

プレーンシェードのリングピッチ

今日は、私のブログをよく読んでいただいているお客様のところに実測に行ってきました。読んでいただいているのはうれしいのですが気恥ずかしいものです。


ブログを読んでいただいており、プレーンシェードだけは当店に注文しようと思っていたとのことです。最近、そういうお客様が多いのですがもちろんカーテンも注文いただきました。現場ではプレーンシェードのリングの間隔を何㎝にするのがきれいかということの打ち合わせになりました。
2005年1月26日のブログ「プレーンシェードのリングピッチは何センチがいいのか」を参考にしてください。ファブリックのメーカーは15~17㎝ピッチが多いのですが、3月からトーソーがリングピッチは20㎝にしたため最近の流れは20㎝ピッチになってきています。


天井高245cmで、カーテンボックスから窓下までは174㎝の腰窓で、お客様のご要望で窓下15cm長くつくります。浅いカーテンボックスで上部のたまりをごちゃごちゃしたくないとのことで、リングピッチを25cm~30㎝の間の均等ピッチで限りなく30㎝に近い数字にすることになりました。


これから指示書を書いたりで仕事がいっぱいたまっていますので、きょうのブログは簡潔にしておきます。


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最近よく出るスタイル

最近はこのブログを読んでいただいている方が多くなり、、お客様の方からよく話題にしていただけます。メーカーや同業者の方もたくさん読んでいただいているようでうれしく思っています。


お客様からはおもしろいと言われ、メーカーからは役にたつと言われ、それだけにブログを書くことがかなりプレッシャーになってきております。おもしろくかかなければならないし、メーカーも真剣に読んでくれているみたいなのでいろいろ調べながら書いているため相当時間がかかています。


書く話はいっぱいあるのですが、時間がなかなかないため今後ちょっとゆっくりしたペースになるかもしれません。


今日は、先月納品しましたお客様のところにお伺いし、写真を撮らせていただきました。何度かブログで書いていますが最近よくでるスタイルで、レースを手前に吊り、ドレープ(厚手カーテン)でプレーンシェードをつくりガラス側につけます。


レースは透明感があり、下部は刺繍の葉っぱ柄で、それを生かすためにあっさりめに少しだけヒダを取っています。(ペンタック縫製)フジエ FA1125NW


プレーンシェードは上げた時にたまりがもたつかないように、リングのピッチを20センチ前後均等にしています。(取り付け高さH2050)カワシマKH2196


シェード逆吊り1


シェード逆吊り2


 


 


 


 


写真は勝手にコピーされないように少し画像を落としています。


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奥様のためのプレーンシェード洗濯講座(2)

今日は当店で販売しているプレーンシェードの洗濯の仕方について書きます。


当店のメカに関しましては10月18日のブログを先にお読みください。
洗濯の仕方についての注意点は、基本的には昨日書きましたトーソーメカの内容と同じですので、このブログを読む前に昨日のブログを先にお読みください。


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①シェードをおろしきってください。
②③写真ではわかりにくいのですが、一番下についているコードアジャスターをリングからはずしてください。ここで重要なのはトーソーメカと違って、コードアジャスターに巻きついているコードはそのままにしてほどかなくてもいいのです。


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④コードは、下の図のように巻きつけるようにしてリングからはずしてください。簡単にはずせます。


⑤裾の袋部分からウエイトバーを取り出してください。
⑥生地の上部はマジックテープになっていますので、それを引っ張ると生地が本体からはずれます。


 



G-7G-8G-9


 


 


 


 


 


 


 


⑦生地を本体からはずした時は、コードの下にコードアジャスターがついている状態になっています。
⑧生地を取り外
したあと、絶対に操作チェーンを動かさないようにしましょう。【当店での販売はすべてドラム式】

⑨生地はリングをついている方を内側にして畳んでネットに入れて洗濯をしましょう。


洗濯時の注意として、脱水はほんのわずかにして、すぐに洗濯機のふたを開けて生地を取り出し、半乾き状態で、シェードのレールのマジックテープに取り付けて乾かしましょう。脱水を長くして放置しておくとシワになります。
シワが気になるようでしたらアイロンをあててください。


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⑩上部のマジックテープのオスメスを重ね合わせてください。この場合、あとでずらすことができますので、正確に位置あわせしなくても大丈夫です。
⑪ウエイトバーを裾の袋に通してください。
⑫上図のイラストのようにリングにコードを差し込むように入れていってください。
極めて簡単です。


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⑬コードアジャスターを一番下のフックに引っ掛けてください。
⑭操作チェーンを引っ張ってください。当店のプレーンシェードはコードの調整は不要です。


女子社員にマジックテープの取り付けから完成までしてもらったところ、2分50秒でできました。


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奥様のためのプレーンシェード洗濯講座(1)

先日、お伺いしたお客様での話で、プレーンシェードの洗濯が面倒とのことだったので、これから4回に渡り、プレーンシェードの取り付け取り外し方について写真で説明します。


1回目は圧倒的シェアで1番よく使われているトーソーメカ。2回目は当店で今、販売しているeフックを使用したタイプ。3回目は昨年まで当店でよく販売していたサイレントグリスのウォシャブルメカのコード式。4回目はサイレントグリスのドラム式のメカについてです。


購入時にはメーカーの取り扱い説明書がついており、そこには生地のはずし方等が書かれていますが、生地の取り付け方はその逆をしてくださいと書かれているケースがほとんどです。言葉で書くと簡単なんですが、実際取り付けるのはひじょうにたいへんなんです。


トーソーメカでのプレーンシェードの洗濯の仕方です。
撮影は当店店内でしたもので、背景が見苦しい点をお許しください。


まずは生地には洗濯絵表示ラベルがついていますので、洗濯機で洗えるかどうかを確認してください。綿のものは洗濯機で洗うと縮みますので気をつけてください。


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①シェードをおろしきってください。
②③裏側をみると一番下のリングにコードアジャスターがついており、そこに巻きつかれているコードをほどいてください。


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④コードアジャスターをリングからはずしてください。
⑤裾の袋部分からウエイトバーを取り出してください。
⑥生地の上部はマジックテープになっていますので、それを引っ張ると生地が本体からはずれます。


 


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⑦この際、注意点として、コード式の場合はコードが落ちないように写真のように軽くくくっておきましょう。このコードが抜けるとやっかいなことになります。
⑧ドラム式の場合は生地を取り外したあと、絶対に操作チェーンを動かさないようにしましょう。
⑨生地はリングをついている方を内側にして畳んでネットに入れて洗濯をしましょう。


洗濯時の注意として、脱水はほんのわずかにして、すぐに洗濯機のふたを開けて生地を取り出し、半乾き状態で、シェードのレールのマジックテープに取り付けて乾かしましょう。脱水を長くして放置しておくとシワになります。
シワが気になるようでしたらアイロンをあててください。


T-1OT-11T-12


 


 


 


 


 


 


ここからがたいへんなんです。
⑩上部のマジックテープのオスメスを重ね合わせてください。この場合、あとでずらすことができますので、正確に位置あわせしなくても大丈夫です。
⑪コードを上から順番に通していってください。これが一番めんどうなんです。
⑫ウエイトバーを裾の袋に通してください。⑪と⑫が逆になっても構いません。やりやすい方法でしてください。


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⑬コードアジャスターを一番下のリングに取り付けてください。
⑭コードアジャスターにコードを巻きつけてください。このときの注意点として、最初ついていた位置と同じ長さで巻きつけないと、上げたときに左右が段違いになります。
⑮操作チェーンを上げてみて平行にきれいにあげれば成功です。もし斜めになれば、もう一度おろして、コードアジャスターに巻きつけているコードで調整してください。


女子社員にマジックテープの取り付けのところから完成までしてもらったところ7分かかりました。


ざっとこんな感じです。


この季節、寒くならないうちにシェードの洗濯をしてみてはいかがでしょうか。ノン


 



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プレーンシェードの縫製・メカによる違い

プレーンシェードの縫製やメカについて、我々インテリア業者でもあまり比較検討するような機会はありませんし、メーカーにおいても、メカを供給しているメーカーと生地を提供しているメーカーが別々なので他社との違いをあまりPRしません。
まして、消費者の方がメカを指定するようなことはめったにありません。


カーテンやシェードの縫製やメカにちょっとこだわりをもっている私が、当店で使用しているメカ・縫製とカワシマの縫製でトーソーのメカを使っているものとの比較をしてみました。
トーソーはシェードのメカでは圧倒的シェアがあり、ほとんどの生地メーカーはトーソーのメカを使用しています。カワシマはスタイルものに対する研究はインテリア業界ピカ一ですばらしい提案力があります。


トーソーメカ3トーソーメカ2トーソーメカ


 


 


 


 


 


 


 


上の写真はトーソーのメカを使ってカワシマが縫製したプレーンシェードでブランド力でいくと日本の最高級のレベルです。


下の写真は当店の加工所が縫製したプレーンシェードです。


当店メカ3当店メカ2当店メカ


 


 


 


 


 


 


写真は実験用に当店の店内で撮りまして、商品サイズは同条件でW165×H119センチで仮想の窓枠上15センチに取り付けています。丈はちょっと寸足らずになっていますが、展示用に窓に合わせてつくったものではありません。


真ん中の写真で比較してみてください。


上の写真のカワシマの縫製は20センチピッチのリング付きテープを下から縫っていっているため、一番上だけがピッチが異なり、跳ね上がっています。


下の写真の当店の縫製は均等ピッチにできるeフックを使用しているため、たまり代が均等になっています。この場合、18,5センチのリング間均等ピッチになっています。(2004年10月7日2005年1月26日2005年6月19日のブログを参考にしてください。)


また、右の写真のメカですが、上の写真のカワシマの縫製はトーソーのメカを使用しているため、レール上から、コード掃き出し口まで5,5センチあり、真ん中の写真のようにたまり代が大きくなります。下の写真の当店のメカはレール上からコード掃き出し口まで3センチしかなく、またリングも薄いものを使用しているためたまり代が小さくなります。トーソーのメカに対して4センチ差がでています。
メカは両社とも、1点出しでブレーキ機構がついています。


皆様はどのように判断されますか。


私は当店のほうがヨコと思っています。



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300回目の投稿

今日のブログが300回目の投稿です。
最近はたくさんの消費者の方から、役に立っているというメールをいただいておりうれしく思います。ブログ成果もでてきており、完全に仕事の一部となり、使命感でブログってます。


シェード今日は滋賀県の大津市まで行ってきました。2年前に住宅メーカーの仕事でプレーンシェードをとりつけたところ、裏面のリングが割れたとのことで取替えにいってきました。仕事は1分で終わりましたが、2年間プレーンシェードを洗濯された様子がないので、消費者の意識調査をしました。


同じ部屋で掃き出しの窓には、普通に縫製したレースをかけており、そちらは2回洗濯されているのですが、シェードの方はドレープ・レースともまだ一度も洗ったことがないとのことです。レースは写真のように窓枠内側に取り付けており、ほとんど下げた状態での使用で、汚れに気づかれていないのですが上げてみて生地が重なると写真を撮るのをためらったぐらい真っ黒でした。汚れは掃き出しのレースと同じなんです。


奥様にお伺いすると、シェードは生地を外すと自分でとりつけられないような気がしてついつい後回しになっているとおっしゃるのです。


たぶん、これが多くの家庭の一般的な意見だと思います。私もそう思っています。今度、このブログで写真解説入りで、シェードの洗濯の仕方についてお話したいと思います。


 


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「赤い羽根」共同募金始まる

赤い羽根募金10月1日から「赤い羽根」共同募金が始まりました。街を歩いていたら募金を呼びかける若い女性の元気な声がしまして、おもわず募金しました。赤い羽根をいただきましたが、ラフなカッコをしていたので持ち帰りました。
10月1日になると、テレビに映る政治家は皆、赤い羽根を胸につけているのですが、なんとなく募金したよといわんばかりでちょっと気になります。


昨日もお客様からメールいただき、「毎日社長さんのブログ、楽しみに読ませていただいているのですが、写真が表示されないものがいくつかあるのです。
こちらのPCの設定がおかしいのかもしれませんが、見られなく て残念です。施工例は見ていてとても楽しいです。」とのことです。


 


たいへん申し訳ございません。ブログのデータがいっぱいありまして、あまりにも重たくなったので一部の写真をデータから削除してしまいました。そのあと、全体の再構築したら、写真が消えてしまったのです。
本来は、施工写真等はホームページに掲載していきたいのですが、社内のスキルが十分でなかったのです。やっと、ホームページを毎日でも更新できる体制が整いましたので、これからこの1年間のブログを整理してホームページにアップしていきます。
ご迷惑をおかけしています。


施工写真を楽しみにしていただいているとのことで「6月21日のブログ」に書きました現場の施工写真です。
部屋側にレース カワシマFF5516を1つ山のペンタックスタイルにして、ガラス側にスミノエD8432でプレーンシェードをつけています。


ポイントはカワシマのこのレースFF5516をいかに生かすかなんです。この生地は11500円/m(290巾)でカワシマの見本帳の説明によれば「経と緯に、移植に染め分けたポリエステルの分繊糸を使い、透明感・光沢感シャンブレー感という3つのテクスチャー感を同時に表現したボイルファブリック。しわ加工を加え、複雑で表現豊かな』光沢感をさらに増幅させています。モダンな空間を個性的に演出する一柄です。」とのことです。


すごくきれいなレースなんですが、普通にヒダをとるような商品ではなく、プレーンな感じでみせたいのです。単なるプレーンだと趣がないため、少しヒダをとる1つ山のペンタックスタイルにしています。


ドレープは天井高2,4mのカーテンボックスなので、上下昇降のプレーンシェードで、きれいに上がるようにリングピッチは約30センチ均等にしています。


レース、ドレープとも、中心の2分割ではなく、サッシの位置で分割しています。


施工写真1施工写真2


 


 


 


 


 


 


施工写真3施工写真4


 


 


 


 


 


 

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