2014年3月19日に書いたブログ(1)の続きです。
今回は客室のインテリア編です。
このホテルとあべのハルカスの建物はトーソーのショールームように、メカもの・レール関係は
ほとんどトーソーです。
エレベーターホールにトーソーのプリーツスクリーンやシャープシェードが
使われていて、フロントフロアにはトーソーの電動のロールスクリーンがついています。
客室はスイートというレールとカーテンバトンです。
この建物のオフィスフロアはトーソーの電動ロールスクリーンマイテックATがついて
います。
ついでにトーソー大阪支店もショールーム(オープンは未だ)も入っています。
宿泊したのは52階のデラックスダブルで朝食付きで2名1室25200円(税・サービス込)です。
カーテン屋の職業病で、まずホテルに着いたらカーテンのチェックをします。
ドレープは無地の遮光です。それに完全遮光の裏地がついています。
マナトレーディングのミルキーウエイ(4800円/m 150㎝巾 税抜)と思われます。
レースはサンゲツに似たものがありますが、どこの商品かはわかりません。
今まで、このクラスのホテルにも泊まってきましたが、ここはあまりにも普通です。
カーテン屋の習癖で、カーテンをひっくり返して防炎ラベルを見てしまいます。
これの登録番号でどこの業者か加工所がわかります。
今回はネームタックがついていました。
業界関係者ならばよく知っている
チェルシーインターナショナルさんでした。(画像はクリックして別ページに飛んでもう一度クリックすると拡大します。)
これで、設計もどこかもわかるのです。
手前のカーテンレールは中央で交叉しています。
これは光漏れを防ぐためです。
たまに店のお客様でこのようにしてほしいという依頼がありますが、その場合は
カーテンボックスの幅が20㎝ぐらい必要なのです。
設計段階でそのようにしていただかないと後から簡単にはできないのです。
部屋のインテリアはシンプルで、ファブリックパネルやクッションなどでアクセントを
つけています。
ふんばろう東北!がんばろう日本!
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