ブラインド

インテリア商品で節電を考える ②   ブラインド(2)

昨日のブログで「ブラインドで節電を考える」ということを書いたのですが、文章が長すぎて読む気になれないという指摘がありました。

私が言いたかったのは「遮熱ブラインドに各社力を入れていますが、一般のブラインドに比べて画期的に効果があるわけではないのです。気休め程度には効果はあります。ブラインドをつけることは、何もつけないことに比べると高い節電効果はあります。」ということです。

節電(省エネ)を重視するならば、ブラインドではニチベイの高遮光タイプ(ヒカリスト)で、遮熱スラットを使うことをおすすめします。

こちらのニチベイのホームページをご覧ください。
          http://www.nichi-bei.co.jp/jsp/product/25/index.jsp

このタイプはスラット(羽根)にコードを通す穴があいていないのです。そのため、穴からの光漏れがなく遮蔽率が高く、遮熱効果があります。

さらにいいのは、業務用的になりますが、ニチベイのユニコンモア25高遮光タイプです。これは一般のものよりスラットとスラットの重なりが大きくなっていて、より遮蔽性があり、遮熱スラットを使うことにより節電効果が高くなります。

 昨年のジャパンテックスで紹介された、ニチベイのユニコンモア25の高遮蔽タイプの動画です。

どうでもいいが動画です。 真ん中の三角のマークをクリックしてください。

動画をご覧いただければ分かると思いますが、 このユニコンモア25はヘッドレールと一番上のスラットとの隙間がかなりできまして、そこからの光漏れがあります。このブラインドはカーテンボックス(ブラインドボックス)に取り付けるのが前提になっています。

 

ブラインドのスラットからの光漏れを防ぐことによって遮熱効果を高めるという点では、
タチカワのシルキーサートをオススメです。この場合も遮熱スラットを使うことができます。

こちらをお読みください。https://blog.curtainkyaku.com/51945141.html

 

さらにブラインドならば、木製ブラインドは節電に効果があると私は思っています。

木は熱伝導率が低いからです

でも、各社ともデータをだしていないのでどのぐらいの効果があるのか、遮熱ブラインドと比較してどうなのかがわからないのです。

あまり長い文章を書くと読んでいただけないのでここまでにしておきます。

 

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インテリア商品で節電を考える①    ブラインド(1)

今日4月11日は東日本大震災からちょうど1ヶ月になります。お亡くなりになられた方には心よりご冥福をお祈り致しますとともに、被災された方にはお見舞い申し上げます。

私共も、自分たちの出来る範囲で復興に役立つことをやっていきたいと考えています。

本日もハギレの売上金21012円を日本赤十字社を通じて被災地に寄付させていただきました。私どもはあまり大きな事はできませんが、お客さまがお買い上げ頂いたハギレの代金は全額寄付させていただいており、これが5回目です。細く長く続けていきたいと思っています。

このブログをみて、アスワンが廃番の吊りサンプルを無償で提供してくれまして、それも1本100円で販売させていただいており、全額寄付させていただいています。

   

 

 さて、本題です。

2011年4月9日のブログにも書きましたが、政府は夏の電力不足に対応するために、一般家庭においても15~20%の節電を求めてきており、これを国民運動としようとしています。

政府は、強制力のない提案を実行してもらうため、メディアや学校、職場などあらゆるルートを通じた広報活動を展開する方針とのことです。でも、多分インテリア業界には協力要請は来ないんじゃないかと思っていまして、私どものレベルでエンドユーザーに提案していきたいと思っています。

すでに日本でも有力な静岡のオーダーカーテンの専門店は、チラシをつくり、ホームページをつくってエンドユーザーに提案されていました。

遅ればせながらも、当店でもブログで情報発信をやり、来週月曜日には有力メーカーに来て頂いて、「インテリア商品でできる節電について」の合同勉強会をやり、同時にユーザー向けにチラシも作っていきます。

 まず、インテリア商品でできる節電を考えてみましょう。

まず、窓にカーテンをつけるから始まるのですが、さらに遮光裏地をつける、遮熱レースをつける、遮熱ブラインドをつける、遮熱ロールスクリーンをつける、ハンターダグラスのデュエットシェードをつける、木製ブラインドをつける、後から取り付けられるシャネットうらだ2をつける、さらにオ―ニングをつける、内窓をつける、複層ガラスにする、ガラスフィルムを貼る 等が今思いつくことです。

さらに、提案的にいうならば、外に出かける時はカーテンを閉めていくと帰宅した時の部屋の温度が少しはマシとかいろんなことが考えられます。

これをひとつひとつ、これからブログで検証していきます。

これらのことをやることによって、冷暖房機の使用を少しは軽減できると思います。単体で考えないで複合的にやれば効果は少しはアップすると思います。

メーカーのホームページや同業者のホームページをみると、これらの商品はすごく省エネ効果があるように書かれています。

例えば、タチカワの遮熱ブラインド。

            -3.7度

ということが強調されていますが、これはブラインドの温度でしかも最も違いがわかる濃い色のグレーでの比較です。室内の温度ではありません。

       ニチベイの遮熱スラット

          夏期4カ月で電気代が6893円おトク

これは、ブラインドもなにもつけないものと比較しての話です。しかも、ひじょうに都合のいい条件のシュミレーションです。この遮熱ブラインドと普通のブラインドでは同じ条件では夏場の4カ月で299円の電気代の差です。(ニチベイの調べ)

 

しかし、実際はどうか?

 

ニチベイの資料によりますと、ブラインド付近の体感温度比較というのがあります。

(画像はクリックすると拡大します。)

これによりますと、白系のブラインドでブラインドから10㎝離れた位置で、遮熱ブラインドと一般ブラインドとの温度差は0.3度ぐらいですが1m離れた所の温度はほぼ同じです。

白系のブラインドでは、窓から1m室内側では遮熱ブラインドも一般ブラインドも体感温度はほとんど変わらないとニチベイが言っています。

グレー系のブラインドでは、少し差がでます。窓から10㎝のところでは、遮熱ブラインドと一般ブラインドの温度差は1度ありまして、1m離れたところでは0.6度ぐらいの差はあります。
2m室内側の資料はでていませんが、遮熱ブラインドと一般ブラインドはほとんど差がないのではないかと思います。

さらにいうならば、この資料をみると、グレー系の遮熱ブラインドは、白系の一般ブラインドより1m離れた所でも体感温度が高いのです。

それじゃ、ニチベイの遮熱ブラインドはあまり効果はないけど、タチカワは-3.7度なので効果があるのかというとほぼ同じ結果がでています。

タチカワはブラインドの温度での比較になりますが、スラットの色がベージュ系とグレー系で比較しています。

ベージュ系の一般スラットの温度が、36.1度に対して遮熱スラットの温度は34.8度です。

グレー系では一般スラットの温度が39.9度に対して遮熱スラットの温度は36.2度です。この差が3.7度あるということを強調しています。

しかし、グレー系の遮熱スラットは36.2度で、ベージュ系の一般スラットの36.1度より高いのです。

グレー系の遮熱スラットを使うより、白系の一般スラットを使った方が少しですが効果があるとタチカワはデータでだしているのです。

また、シュミレーションで電気代を出す時の概算条件でも、タチカワは電気料金を25.7円/kWhで計算しているのに対して、ニチベイは22.86円/kWhで計算しています。ほとんどのところがニチベイと同じ22.86円/kWhになっています。これだけみてもタチカワは1割程数字が高くなるのです。

そのため、メーカー同士の比較もしにくいのです。

今、ブラインドメーカーは、遮熱ブラインドに相当力を入れてPRしていますし、販売店も盛んに遮熱ブラインドを販売しようとしています。その熱をさますようなことを書きました。

私は、一般ブラインドに比べて、遮熱ブラインドは画期的に効果があるとは思っていません。

気休め程度の効果はあると思います。

遮熱ブラインド云々よりもブラインドをつけることによる遮熱・節電効果は高いのです。
ニチベイのデータにあるようにブラインドがあるのとないのとでは大きな差があります。

今、カーテンがついていて、さらに遮熱をすることを望まれるならば、カーテンはそのまま生かして窓の内側にブラインドを取付されることを提案します。

 

 

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ユニットバスにブラインド テンションタイプかビス止めか

今日3月28日は【スリーマイル島の日】
1979年のこの日、アメリカ・ペンシルベニア州のスリーマイル島原発で炉心溶融事故が発生しました。世界初の原発事故でした。

今、原子力発電が大きな問題になっています。この是非に関してはいろんな意見があると思いますが、3日前にツイッターで話題になっていたのが中学2年生のアイドルタレントが書いたブログです。

藤波心さんのブログで「批難覚悟で・・・

13歳のアイドルが書いた文章としては、すごくしっかりしていてはっきりと自分の意見を言っていることがすばらしいのです。

読んでみてください。これに対するコメントは賛否両論あって今時点で11460件あります。

http://ameblo.jp/cocoro2008/entry-10839026826.html

もうひとつ、ツイッターで話題になっていたブログ。

東京の看護師さんが医療スタッフとして被災地に行かれて、その体験をブログにかいておられます。これは、ぜひ読んでいただきたいです。「2011.3月23日の1、被災地へ」から

http://blog.goo.ne.jp/flower-wing/

私は、このブログを電車で移動中に携帯で読んでいたのですが、涙がボロボロでてきました。メガネとマスクをしていたので周りには気付かれなかったと思いますが、人のブログを読んで涙が止まらなかったのは初めての経験でした。

その中で、ひとつだけ「ニタッ」としたところがありまして、家族が行方不明になっている6歳の女の子との会話で、

「お姉ちゃん、好きな人がいるの?」 

「いるよ」

「どんな人?」

「おヒゲがはえているひとだよ」

私、思わずマスクを外しました。

 

さて、本題です。

ここからは少し【業界向け】の話になります。

ユニットバスにブラインドを取り付ける時に、テンションタイプ(ノンビスタイプ)を使いますか、それともビスで取り付けますかということをツイッターで同業者に聞いたところ、意見がわかれまして半々ぐらいだったのです。

上の写真はユニットバスにトーソーのブラインドをビスで取り付けてある写真です。
長年つかっており、カビがはえていて取り替える前です。

先日、見積をしたお客さまでユニットバスにテンションタイプのブラインドを取り付けることになっていたのですが、発注前に工務店の方から窓枠が中空構造になっていてテンションをかけると窓枠がこわれるのでやめてほしいという話がありキャンセルとなりました。

確かにそうなっているケースがほとんどです。

私どもが工事をさせていただいている住宅メーカーはユニットバスに取り付ける場合は、すべてビスでブラケットをとりつけることがマニュアル化されています。手前ツラあわせで、そこには下地補強がされているということが前提です。

しかし、一般的にはユニットバスの窓枠内側にブラインドを取り付けることを前提に下地補強されていることは少ないと思います。

そのため、ビスで取り付ける場合も、下地がないと緩んでくる不安もあります。

お客様にユニットバスにブラインドを取り付ける時に、テンションタイプにするかビスタイプにするかをお尋ねするとほとんどの方がテンションタイプとおっしゃいます。それは、お風呂に穴をあけるのを嫌うためだと思います。

私どもは、住宅メーカーの仕事はすべてビス止めしていますが、一般のお客様はテンションタイプを使うことが多いです。

ユニットバスに関しましては、今までずっとニチベイの浴室窓タイプを使っていました。

ユニットバスの窓枠は中空構造になっていることも認識しておりますが、最近のテンションタイプは受け皿を両面テープでとめてしっかり固定ができて、テンションを手回しで強めていくため強い力がかからず、窓枠が裂ける心配はしていませんでした。

タチカワやトーソーのカタログをみると、テンションタイプはユニットバスにはおすすめしないことや気をつけることがかなり小さくですが書かれています。

タチカワはシルキーアクアサートのノンビスタイプならば、取付面に対する負担は少ないとのことで、この商品をユニットバスにすすめており、写真も掲載しています。

それに対して、ニチベイの今までのブラインドのカタログをみるとユニットバスにテンションタイプの浴室用ブラインドを取り付けている写真が載っています。それが、4月25日に発売が延期になった新しいカタログの写真はユニットバスでないものに取り変っています。

しかし、ニチベイはユニットバスに浴室窓タイプ(テンションタイプ)のものはダメとはどこにも書いていません。

ニチベイは、社内検査やデータ作りには厳格にやっている会社なので、ニチベイの浴室窓タイプのブラインドは、ユニットバスでも大丈夫なのかもしれません。

同業者の方は、ユニットバスにブラインドを取付されるときはどのようにされていますか?ぜひ、コメント欄に書いていただいて情報を共有しませんか?

また、メーカー側の意見もお願いしたいです。

 

 

 

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ニチベイ、ブラインドリニューアル発売

この度の東北地方太平洋沖地震は、日毎にむごい状態があきらかになってきています。

被災された方に比べると、たいしたことではないのですが、こちらの方も関東方面に工場のあるメーカーからの出荷ができないところもあり、納期遅れや出荷日不明でお客さまにもご迷惑をおかけしています。ここの事情はお察しの上、ご理解くださいますようお願いします。

メーカー、仕入れ先におきましては、社員の安否不明や工場の被災のご連絡のいただいているところもあり、心よりお見舞い申し上げます。

このブログも、震災後、ビジネスに関する情報発信は控えておりました。お亡くなりになられた方もたくさんおられますし、仕事どころではないという同業者もたくさんおられる中、こちらだけ仕事の話を書くのもどうかと思っていました。

しかし、ブログの場合は、メルマガや、フォローして頂いているツイッターとは別で、ユーザーの方からアクセスしない限り目にすることはないのです。

事実、震災後ブログのアクセス数が通常より25%ぐらい減りました。

そのため、なんでもかんでも自粛すると、逆に日本経済が沈んでしまい、これも大きなマイナスになります。

せめて、大阪からだけでも元気を発信していきたいと思います。

カラ元気やけど・・・・・・・


空気が読めてなくて、ヒンシュクを買うかもしれませんが、これからは今まで通りのスタイルでブログを書いていきます。

一生懸命働いて、情報発信して、少し稼いで納税して、余ったお金は寄付して・・・・・・・・

これもしんどいけどな・・・・・・・

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さて、本題です。

ニチベイが、ブラインドのカタログをリニューアルして4月1日より発売いたします。

ニチベイセレーノ
大きな変更点は、ワンポール式(スーパーポール式)で昇降操作がかわりまして、今までは操作棒をひっぱることによって、降ろしていたのをコードの操作でできるようになりました。

業界的にいうと、今まではニチベイとトーソーが同じやりかたで、操作棒で昇降操作をしていたのを、タチカワ方式に変わったということです。

これをオルタネート式ストッパーといいます。

いままで、ニチベイは操作棒の根元が折れるというクレームが一番おおかったのですが、これは操作棒に負担がかかっていたためで、これによって解消されると思います。

他には、タチカワ、トーソーと同じように左右切り替え操作ができるようになったとか、ブラケットの形状が少し変わり施工性がよくなったということがあります。

最大製作面積は、業界最大で7㎡までとなりました。

私が注目をしたのは、酸化チタンコートスラットで、今回は光(紫外線)によってスラットの表面の汚れをを酸化分解するということを強調したことです。前回の見本帳では、室内の光である「可視光線」でも効果があることも書いておりましたが、今回の見本帳では、他社と違って「紫外線型」を強調しました。

タチカワ、トーソーは室内の光でも酸化チタンの効果があり、汚れを分解するとしていましたが、私はこれにたいして疑問に感じています。

この流れは、一番最初にニチベイが酸化チタンスラットを紫外線で汚れを分解する商品として発売しました。

これは、私も実験しましたがひじょうに効果がありました。

そしたら、売れるものはすぐに真似をするタチカワが、酸化チタン(光触媒)スラットを発売をして、タチカワのものは室内の光でも効果がありますと強調したのです。

そのあと、トーソーもタチカワに対して凄く意識しているため、トーソーも室内の光でも効果がある酸化チタンスラットを発売しました。

タチカワも、ハロゲンランプだったと思いますが、30センチぐらいの距離からあてていかに効果があるかというデータを出していました。

それに対して、私は店舗内で半年間実験をしていましたが全く効果がなかったので、タチカワに申し入れをしたところ、その後誤解を招くデータは見本帳から消されました。

トーソーは、いまだカタログに光触媒スラットとして、白色蛍光灯6000Lxを15センチの距離から照射した実験データと写真をカタログに掲載しています。

そして、いかに効果があるかということをうたっているのです。

15センチの距離からの照射実験ですよ。


現実に15センチの距離から蛍光灯をブラインドにあてて生活するようなことはあり得ないのです。


だから、私はタチカワ、トーソーの酸化チタン(光触媒)スラットの室内での効果には疑問を感じているのです。

その点、今回室内の光である「可視光線」の効果を強調しなくなったニチベイのデータは信頼できるのです。

余談ですが、

この業界ではタチカワとトーソーはお互い凄く意識しております。

本日、トーソーの株価が70円(前日比17.9%マイナス:前日は390円)落ちましたしましたが、前日までは、タチカワの株価(前日410円、本日25円ダウン)を捉えるところまできていました。

この業界ではトーソーはがんばっています。

逃げる逃げるタチカワ

追いかける追いかけるトーソー

タチカワも逃走


という展開です。

このタチカワとトーソーの戦いはすさまじいものがあり、

TA×TO(タトゥー)の仁義なき戦いが別世界で繰り広げられている。

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ニチベイのブラインドのブラケットの外し方

年賀状を郵便局の人が配達してくれました。

CIMG7651私、「年賀状が趣味」といわれるぐらいいつも気合を入れて書いているのですが今年はネタが1つも思い浮かびません。

日本郵政の人の話では、個人の年賀状の需要は少しずつ増えているのだそうですが、法人需要が大幅減で毎年売り上げが落ちていくとのことです。

会社の年賀状はダイレクトメールになっていますので、私どもは毎年増えていってます。

当店でお買い上げのカーテンに関しましては1月8日からカーテンクリーニングキャンペーンをさせていただく案内を年賀状でさせていただきます。
今は、年内はパンパンになっていますので、年明けから2月下旬までしますのでご利用ください。

さて、本題です。

11月30日のブログでブラインドメーカー3社比較の取り外し方について説明をしました。
仕入れ先にリックのメルマガから許可を得て引用させていただいたのですが、
ニチベイのブラケットの外し方に間違いがありました。

ブログアップしたあとすぐに、お客様からニチベイのブラケットの外し方がわからないというメールがきました。

そこで、当店で説明の図を書いたのがありますので、今回は訂正版としてニチベイのものだけ掲載します。

セレーノ外し方

 

 

 

 

 

 

(図はクリックすると拡大し、読めるようになります。)


CIMG7639CIMG7640

 

ニチベイの場合は、押すのではなく引っぱります。
ここに改めて訂正します。

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ブラインドの取り外し方 3社比較

ブラケット3社比較

昨日、カーテン業界のツイッター・ブロガーで盛り上がっていたのが「取り外しできるカーテン」のテレビ放映です。

朝の7時27分に日本テレビ系列のズームインスーパーと夜のテレビ東京系列のワールドビジネスサテライトで2回放映されたのです。

この商品はフックに工夫されていて、力を加えてひっぱると外れるようになっています。群馬県の業者が開発されたもので、業界紙に紹介されて、この業界で少し話題になっていました。

この商品がテレビで取り上げられるということをインテリアビジネスニュースのツイッター(IBNewsnet)でつぶやかれたのです。それは26日の夕方の話で月曜日のメールマガジンでは間に合わないからとのことでツイッターのみの情報発信でした。

私も、この情報を元に出勤を遅らさせてテレビをみたのですが、関西地区は読売テレビの放映に変わり、「外せるカーテン」は放映されていませんでした。

その時点で、インテリア関係のツイッターの間では、これが話題になっていました。

そしたところ、また昼ごろにIBNewsnetのツイートで今度は夜、テレビ東京のWBSでまた外せるカーテンが放映されるというつぶやきがあったのです。

そこで、私も夜は早く帰ってテレビを見ました。

この外せるカーテンに関しては、他のツイッターの人が論評しておられるので、私は割愛しますが、ツイッターをやっていたおかげで情報をすばやく手に入れることができました。

実は、どのようにして2局もテレビで放映するようになったのかという方が興味あります。

情報の迅速性という点ではツイッターは大いに役立ちます。
左欄に設けましたインテリアメーカー関連のツイートも少しずつ輪が広がってきていまして、メーカーの開発担当者、営業責任者はチェックをお願いしたいものです。

インテリア関係者でこれからツイッターを始めようとされている方は、まずインテリアビジネスニュースのツイッター(IBNewsnet)をフォローされるのがいいと思います。そして、次に#jpinteriorでつぶやいている人をフォローすればインテリア業界のあらゆる情報をすばやく手に入れることができます。

私はkonnyann(こんにゃん)という名前でつぶやいていますが、仕事以外のふと気付いたことや、時事ネタなどが多くて役にたつようなつぶやきはありません。今日は下ネタねぎの話や、先日はマクドナルドに入ってコーヒーを頼んでトイレはどこですかと聞いたら、サイズはと聞かれ大と答えた話とか。

そして、#jpinterior でインテリアに関する商品情報をつぶやきましょう。

     情報を制するものは業界を制す。

今やデジタル時代で、それに合った行動をしなければならず、情報発信ツールとしてツイッター、ブログ、メルマガ、ホームページを大いに活かさなければなりません。

この業界のメーカー、問屋で、この分野で一番進んでいるのはリックだと思います。リックは東リの資本の入った代理店でありますが、年商500億以上やっているインテリアの総合商社です。

リックのホームページ http://www.lic-net.jp/top/

1月に別のブログにリックのことを書いたことがあるのです。
http://ameblo.jp/curtainkyaku/theme-10019008889.html

リックは会社では悪質なホームページ・ブログは読めないようになっていますから、好き勝手なことを書いたら、すぐに社長から朝早くご自宅から電話がかかってきたことがあるんです。あのときはほんとにびっくりしましたが、また書きます。

リックのメルマガがすごく充実していましておもしろいのです。

書いておられる人の前振り(内容に入る前に書かれている言葉)もほのぼのしたのが多くて、それを読むとメルマガを読みたくなるのです。

先日の前振り

************************************************

   先日、我が家では給湯機が壊れ、お湯が使えない生活を
   過ごしました。困ったのは、お風呂。直るまで3日間も
   入らない訳にはいかないし~。

   近くの銭湯をネットで探して、洗面用具片手に3日間通い
   ました。ココ何年も、銭湯の存在さえも忘れていましたが、
   遅い時間にもかかわらず、洗い場所がないぐらい混んでい
   ました。

   真っ黒なお湯の温泉風呂、泡の出る風呂、サウナがあって
   結構楽しめました。「案外くせになるかも」と思う半分、
   1回500円もする銭湯代には、『時代の流れ』を感じました。

   毎日は無理!!

   おまけに隣が居酒屋さんで、焼き鳥の美味しそうな匂いに
   負けて、ついつい湯上りの1杯と焼き鳥数本をしっかりいた
   だいて帰宅。

   本日の銭湯代(一杯代を含む)1500円を請求しましたが、
   我が家の大蔵省からは、銭湯代しか予算がおりませんでした。
   残念。。。

   ちなみに嫁さんと娘はお湯の出ないお風呂で水シャワーでの
   入浴。『風邪ひくから銭湯行こうよ!』という私の提案を無
   視したおかげで、その後しっかり風邪をひきました。

   『たまにはお父さんの言うこと聞きなさい★☆』

   ・・・それでは、また

                      (ピーマンニィ~クズメイ)

*************************************************

こんな話は大好きです。

やっと、本題です。

そのリックのメルマガで昨日配信されたものに「意外と知らないブラインドの外し方」という記事があり、メーカー3社を写真で比較してありました。

巻頭に写真を載せていますがもう一度載せます。

ブラケット3社比較

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ブラインドメーカー3社の外し方の違いが載ってありました。

これから大掃除の時期になりましてブラインドをはずして掃除をされる方も多いかと思います。

これは、我々よりエンドユーザーに知っていただきたい内容なので、リックに確認してブログでエンドユーザーに紹介してもいいかと聞いたところ、ぜひお願いしたいとのことだったので転載させていただきました。

詳しくはこちら

尚、これはモデルチェンジをしてきた中での最近の商品です。昔のものは少し違うやり方のものもありますので気をつけてください。


           お詫び 12月1日5時55分 記

昨晩、このブログをアップしましたところ、ツイッターでCMSOWM INTERIORさんが、これを読まれたのだと思いますが、「ニチベイのブラケットは取り外しの時は、スライドロックは押すではなく引くです。」とつぶやいておられまいた。

その通りです。

リックのものをこちらで確認しないでそのまま掲載してしまいました。
たいへん申し訳ございません。
お詫びいたします。

おそろしや、ツイッターの情報迅速性

12月14日

ニチベイのブラインドの外し方は改めて書きました。

こちらをご覧ください。

https://blog.curtainkyaku.com/52410280.html

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遮熱実験 ブラインドとロールスクリーン

散髪に行きました。
いつものことですが、最後に頭の後ろに鏡をもって来て、後頭部を映して「いかがですか」と言われます。

「いかがですか」といわれても、「はい、けっこうです。」と言わざるえないのですが、ちょっといたずらぽく「もう少し、長くしてください。」と言ってみました。

そうしたところ、21秒間の沈黙があり、なにかを頭につけはるのです。

リーブ21

今日11月12日はいいひふの日だそうです。
頭皮はいたわりましょう。

さて、本題です。
ブログを1355回書いていまして、毎日書こうと思うと書くネタがない時があります。
そんな時は、こんなことを書いてページを埋めていかざる得ないのです。

遮熱実験です。

今流行りの遮熱のブラインドはほんとうに効果があるのかという実験をしました。

タチカワはブラインドはシュミレーションをして、遮熱ブラインドとそうでないのとでは、スラットの温度が3.7℃違うという事を盛んに訴えています。

私達が知りたいのはスラット(羽根)の温度ではないのです。室内の温度がどれだけ差がでるのかということです。

2010年11月10日のブログで書いた「デジタルの断熱実験装置」を使っての実験です。

CIMG7423

左のケースはタチカワの遮熱ブラインド、右はふつうのブラインド
ともに22.6℃です。

15分後の温度は
CIMG7426

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 遮熱ブラインドは27.8℃、そうでない方は29.6℃です。その差1.6℃
1時間後は遮熱が32,3℃、そうでない方が35.1℃です。その差は2.8℃

これはブラインドから8センチ離れた所での計測で、ほぼ密封状態です。

この数字をみると、確かに遮熱ブラインドは、普通ののものに比べて効果があります。

しかし、ブラインドから2m程離れた室内で、風通しのあるところではどの程度の効果があるのかははっきりしません。

ニチベイのデータによれば、ブラインドから1m離れたところでは、体感温度は遮熱とそうでないのとの差はほとんどでないことが明らかにされています。

私の結論
遮熱ブラインドは確かに普通のものに比べれば効果はありますが、室内の温度(ブラインドから2m離れたところ)で比較すれば気休め程度の効果しかないと思います。

次に、遮熱ロールスクリーンと遮熱ブラインドはどちらが効果があるのかという実験をしました。

CIMG7429

上の写真は左がタチカワの遮熱ブラインド、右がニチベイのシルバースクリーン(ロ-ルスクリーンの中で最も効果のある商品)

15分後は

CIMG7431

遮熱ブラインド29.2℃、遮熱ロールスクリーンは30,2℃。その差1℃
1時間後はブラインドは32.6℃、ロールは33.5℃ その差0.9℃

上と同じ条件で8センチ離れた所の温度です。
この程度の差ならば室内ではほとんど変わらないと思います。
但し、このシルバースクリーンはかなり性能がよくて、ニチベイの他の遮熱ロールスクリーンと比較しても効果大の商品です。

これから、カーテンとこうしたメカものとの比較をやっていきます。

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