スミノエ

1.3倍フラットレースとシェードの組み合わせ施工例

 先日来、たくさん納品させていただいている中之島の新築マンションは、カーテン屋泣かせの窓や変な位置にレールがついていたりして、カーテン屋として腕のみせどころです。

南西のコーナーがガラス張りの窓で、西側はビルが隣接していて常に上から半分ぐらいは閉めておきたいという要望がありました。ここはプレーンシェードで南側はベランダに出入りする窓で、こちらは1,5倍使いのカーテンにしています。

手前はスミノエのオーガンジーのレース(D8114)で1.3倍のフラットにしています。

コーナー窓は1本でカーブレールがついていまして、このレールがひじょうに滑りが悪いのです。

 

滑りが悪い時は、呉の5-56をスプレーするとかなりすべりがよくなります。

カーブレールは2本残しながらシェードを取り付けなければならず、ブラケットスペーサーを使って取り付けています。

  

コーナーのところは、1.5倍使いのカーテンとシェードの干渉するところで隙間が開かないようにしています。

 

レースが繊細なオーガンジーなので、触ると傷むし汚れるのでバトンタッセルをとりつけてそれで開閉していただくようにしました。

 

フラットカーテンは1.3倍ですが、滑りの悪いレールで先頭から生地が引っぱられて最後は残ってしまうので、ピッチキープコードを取り付けて強制的にウエーブをだすようにしています。

ピッチキープコードは、ニチベイのタテ型ブラインドの裾に取り付けるスペーサーコードで、細かく切ってフックを1つ飛ばしに取り付けています。
 

 

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カーテンと換気口との干渉

先日取付けた現場は、1部屋に3窓あるリビングで、お客様の意向で片開きずつドレープ(厚手カーテンの色を変えています。

手前にスミノエの象さんのレースを取り付けています。

こちらの現場に関しましてはカーテン夢工房のスタッフブログに詳しく書いていますのでそちらをご覧ください。

私のブログはもう少しシャレなことを書きます。

ここで気になるのがカーテンと換気口との干渉です。

10年程前にシックハウス症候群が流行った時に建築基準法が改正されて、部屋に換気口を必ずつけなければならないようになりました。

どこにつけるかは建築士のセンスにまかされているようで、新築マンションにいくと、ここにあるとカーテンが換気口のフィルターの役目をはたして真っ黒になるのになぁという現場がたくさんあります。

こちらの現場もまさにそんな感じです。

カーテンの束ねるヨコに換気口があります。

 

 

 

 

換気口と接するところは、真っ黒になります。そしてその汚れは洗ってもなかなかきれいにならないのです。

せっかくの可愛い象さんのレースが部分的に黒くなります。

ゾッ~とするぞう。

 

建築士にはもう少しインテリアのことも考えて設計していただきたいものです。

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黒いレース

 

黒いレースを取り付けた時にこまるのが芯地です。芯地は上部のヒダをつまむところで、一般的には乳白色のような白っぽい色がほとんどです。

メーカーによってはカラーの芯地も使っているようですが、私どもはあまり持ち合わせていません。白っぽい色の芯地だと表からみると黒のレースを使っても芯地の部分が白く見えるのです。

今回は芯地の部分を共生地で三重にしました。

上の写真はフラット芯地の裏側です。表からみると

白っぽいの気にならなくなります。

 

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ラグマットも取り扱ってます。

当店はカーテン屋ですが敷物も取り扱っています。

以前は、自分が納品した作品が踏まれるのがイヤで敷物は販売していませんでしたが、新店舗に移転してからは、サンプル展示をすると少しずつ売れるようになりました。

今日もカーテンを納品させていただいたお客様にラグマット3室分お買い上げいただき納品しました。

 

 

スミノエのウールの商品です。

1年中敷きぱなしならばウールをオススメします。

当店では、カーテンと一緒にラグマットをお求めの場合は通常販売価格からさらに10%引きにさせていただいています

 

じょうだん ちゃうで じゅうたん やで。

 

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ツインシェード吊り替え 柄出しを考える

7年前に取り付けたツインシェードの生地交換をしました。

当時は、この手のメカではニチベイが先行しておりましたが、コード式しかありませんでした。
ニチベイでは、ダブルシェードと呼んでおり、ツインシェードはトーソーの固有名詞ですが、今は圧倒的シェアの高いトーソーの名称が一般的になってきました。

ちなみに、タチカワではこの手のメカをダブルタイプといいますが、そのように言うひとはほとんどいません。

当店では、当初ダブルシェードと呼んでいましたが、ツインシェードの方が通っていますので当店でもツインシェードと呼んでいます。

メカは7年前のものですが、ニチベイのものはしっかりしていてトーソーのようにストッパーが効かないという問題もないため、そのまま使って生地とコードのみ交換しました。

トーソーのメカのストッパーが効かないという問題は今の商品はまったく問題ありませんが、4~5年前に出されたパティナという名称のメカではストッパーが効かなくなるという問題が起こっています。

それを、インテリア業界のTPP(トーソーパティナぴったりとまらない)と呼んでおり、これが原因でシェードの需要が落ちてきているとも言われています。

TPPは後世に問題を起こさないかということを取り組む前によく検討しなければなりません。

TPPに対して、インテリア業界ではTTPというのもよく使われます。これは「徹底的にパクル」の略です。

レース生地はスミノエのD4512で大きな花柄です。

 上の写真は店内展示サンプルです。

これをスラット窓にどの柄をどのように出すかという事がポイントで女性スタッフが考えて、加工所に細かい指示を出してやってくれました。

こうしたことができるのが自社縫製のできるカーテン専門店です。

メーカー縫製をしている専門店やネットショップ、チェーン展開している大きな店や低価格均一ショップではできないことです。

詳しいことは「カーテン夢工房のスタッフブログ」に女性スタッフが後日アップします。

 

表地も3連窓のところは色を変えてアクセントにしています。

 

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レースのカビ取り

 昨年の1月に納品させて頂いたお客さまからレースにカビがはえたのでなんとかならないかという相談がありました。

以前は、当店のクリーニングでは「カビはとれません」といって断っていたのですが、最近は当店のクリーニング技術も進歩しまして、白っぽいレースカーテンのカビならばなんとかとれるようになりお受けできるようになりました。

カビ落としは塩素系のもので漂白する形になりますので、ドレープ(厚手カーテン)は色が落ちることがありますので難しいのです。

白いレースならばほぼ落ちます。

今回の商品は納品したのが昨年だったので、まだ継続していて事前にカットサンプルを取寄せて実験をしました。

スミノエのレースです。

そしたら、ヨコボーダーの白の部分が一段と白くなりました。全部一緒に洗えばきにならないということで、事前にサンプルをみていただいてクリーニングと共にカビとりをさせていただきました。

BEFORE

 AFTER

カビはもっといっぱいついていましたがほぼきれいにおちました。

こちらの現場は1.3倍つかいのフラットでピッチキープコードで納品しています。

 こちらの現場の1.3倍フラットに焦点を当てたブログはこちらに書いていますのでご覧下さい。

別のブログ「カーテン屋の現場からの叫び」
http://orike.blog47.fc2.com/blog-entry-130.html

  

 

 

 

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幅4m超の形状記憶加工

最近、オーダーカーテンも少しずつ進歩していまして形状記憶加工、形態安定加工が大流行りで一般化してきています。

形状記憶加工、形態安定加工というのは、各メーカーによって呼び名が違いまして、エンドユーザーにはひじょうにわかりにくくなっています。

いずれも、プリーツをきれいに出す加工で、一般的に通じるものとして、

形状記憶加工は、真空釜を使ってきれいなウエーブをだして、形が崩れにくいものをいいます。

形態安定加工とは、簡易的なもので、縫製後吊った状態でアイロン掛けするようなものです。若干、ウエーブが乱れていたり、崩れやすかったり、鋭角にとがっていたりしますが、なにもしないよりはるかにきれいになります。

これらの加工はポリエステル100%の商品しかできなくて、ポリエステルの熱可塑性を利用して、一定の温度を与えることによって形状を記憶させます。

 この加工はなんでもかんでもすればいいというものでもないのですが、やはり張りの強い生地や遮光の生地は、このような加工をした方が納まりはきれいにいきます。

また、幅の大きい窓にも、このような加工をした方がバラついた感じがしなくてきれいに納まります。

各社それぞれ使っている機械が違いまして、それぞれに製作可能サイズというのがあります。

当店の場合は、形状記憶加工で、幅継ぎをしないでドレープの場合で幅4m20センチぐらいまでできます。

 今回の現場は片開き4100ミリで2枚作っています。

生地は川島織物セルコンのPL7508Gで300幅のヨコ使いの生地です。幅継ぎを入れないで片開き幅4m10㎝形状記憶加工をしています。

ドレープも同様です。

 

生地は五洋インテックスのIH080-01です。

 

いずれも当店の自社縫製です。

 メーカー縫製では

川島織物セルコンはファインウェーブといいまして、片開き幅300センチ丈260センチまでしか製作できません。

五洋インテックスはハードウェーブ加工といいまして、片開き幅4幅(約300センチ)丈270センチとなっています。

スミノエはプリーツSといいまして、片開き幅225センチ丈280センチまで、225センチ以上は加工後に幅継ぎをして対応可能になっています。ヨコ使いのレースは225センチ以上は幅継ぎなしではできません。

東リはプリーツ加工といいまして、片開き幅300センチ丈280センチまでです。

アスワンはりウエーブ加工といいまして、片開き幅300センチ丈300センチまでです。

サンゲツはパーマネントプリーツ加工Aタイプ(SA仕様)といいまして、幅80センチ以上丈は280センチとなっています。

幅80センチ以上というのは、細かく分けて加工後に幅継ぎをしたらいくらでもできるのですが、やはりきれいにいかないのと、横使いのレースを切って幅継ぎをしたら美しくないのです。

サンゲツには、まさかヨコ使いのレースの形状記憶加工を受注するというのは頭になかったのだと思います。

大きな窓は形状記憶加工をした方がきれいに納まります。おおきな窓のカーテンは当店に

 

 

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