スミノエ

スミノエの新見本帳「U-Life」

7月11日。

今日で東日本大震災からちょうど4か月。改めて被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

当店では、この大震災を忘れることのないようにハギレの代金はずっと日本赤十字社を通じて義援金として寄付させていただいています。

大したことはできませんが小さなことをコツコツとやっていきます。

いちいち報告することでもないのかもしれませんが、お客様には「ハギレの代金は東日本大震災のために寄付します」と書いて販売しているため、ちゃんと寄付してることの報告です。

 

 さて、本題です。

スミノエの新しいカーテンの見本帳「U-Life」(ユーライフ)が7月21日に発売されます。

東京ではすでに展示会が開催されていて、大阪の展示会は7月13日14日です。

当店には事前説明に来てくれました。

この見本帳はツイタ―で東京で見た人がつぶやいているのを読むと評判がすごくいいのです。

ふだん辛口の人も高い評価をされています。そのため楽しみにしていました。

前評判通り、今年でた見本帳の中では群を抜いていいと思います。本日、説明をうけて不明な点はたくさん質問ができて、展示会当日に応えてくれるとのことで展示会も楽しみです。

13日14日に住江織物大阪ショールームで行われますので、ぜひご覧になることをオススメします。

セールスポイントは、洗える天然素材シリーズ、ディズニーのライセンスブランド、節電対策カーテン、そして先日ブログに書いた白洋舎とのクリーニングにおける提携等です。

先日、ブログに

「白洋舎のホームページには、「創業天保14年(1843年)のインテリア製品メーカー株式会社川島織物とのタイアップで、カーテンの新調などのオーダーにもお応えします。」と書いてあります。

ひょっとして、白洋舎は、クリーニングの注文はスミノエからもらって、新しいカーテンは川島織物セルコンを販売するということなんでしょうか?

それはいくらなんでも薄情じゃ(白洋舎)」

と書いたらすでに白洋舎のホームページから上の文言が消されていました。たぶん、スミノエ側が私のブログをみて申し入れたのだと思いますが、さすがに勢いのある会社は動きが早いです。

 さて、見本帳の説明ですが、一般的なことは他のブロガーやスミノエのホームページに書かれると思いますので、私は他人があまり書かないことを書きます。

スミノエの今回の目玉商品で節電に考慮した、省エネ効果の一番高いレースについてです。

U-5300  シルバーフイルムを遮熱効果の高い商品です。

この商品と同じ仕組みの商品は当店でも取り扱っているのですが、まだ販売実績はありません。

左がアルミのフイルムをスライスしたものを縦糸に織り込んだ商品です。
右が遮熱糸『アロフト」を使った遮熱レースです。

写真ではわかりにくいかもしれませんがピカピカです。

裏側は

裏からみた写真で右側がシルバーフイルムレースです。

 

いくら機能が重視といえども、あまりのもピカピカなのでお客さんはどうしても敬遠されます。

それと、これはアルミのフィルムでかなり熱をもつ商品です。

スミノエは独自のシュミレーションでデータを出していますので、実際、晴れた日に3時間以上窓を閉めて吊っていると、アルミが熱を持ち、それが室内に反射して遮熱効果が低いのではないかと思います。

シュミレーションじゃなくて、実際に1日部屋に吊ったデータがほしいのです。

今、インテリアの業界では「遮熱」ブームで、販売する側もよくわからずなんでもかんでも遮熱効果が高ければ良しという感じで売りつけているところもあります。

遮熱効果が高いと、遮蔽性が高くなり、冬場は逆に暗くてポカポカ陽気も遮ることになり、けっこううっとおしいものです。

購入される前に、実際その商品を部屋に吊ってみて1日過ごして購入されることをオススメします。

この夏はどうしても節電が呼び掛けられてますので、遮熱性のある商品が必要ですが、冬場は逆効果です。

レースは夏用冬用と2つ買って取り替えましょう。

 

 

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スミノエと白洋舎が「クリーニングプロ」で業務提携

暑中お見舞い申し上げます。

今日は二十四節気でいう「小暑」です。今日から挨拶は「暑中見舞い」になります。

さて、スミノエと白洋舎が「クリーニングプロ」で提携~スミノエカーテンお買い上げ後のメンテナンスを支援します~とホームページに書かれていました。

こちらをご覧ください。

http://www.suminoe.jp/interior/suminoe_news_release_hakuyoshateikei_110705.pdf

「クリーニングプロ」はスミノエと白洋舎が業務提携することによって、クリーニング、補修などのメンテナンスを一貫してサポートする新サービスです。

エンドユーザーの「カーテンが大きくて洗濯機に入らない!」、「洗ってもカーテンを干したり、アイロンをかけたり大変!」、「シミ・汚れが付いてしまった!」、「自分で洗うのはちょっと心配!」と言う声に応える為に、スミノエが白洋舎に素材特性などの情報提供やフック等の縫製パーツを提供することに一貫したメンテナンスを可能するというものです。

 メーカーがメンテナンスのことも考えて商品開発をするということはいいことだと思います。そうなれば、先日のブログに書いたようにドライクリーニングしても2.9%縮むような商品はでてこないと思います。

しかし、クリーニングはメーカーがあっせんするものではなく、販売店の仕事です。メーカーがなんでもかんでもやると販売店がなにもしなくなり育たなくなるのです。

当店では、販売後のメンテナンスのことにも真面目に取り組んでおり、商品に対しては5年間の無料保証をしています。クリーニングに関しては8月31日までの期間限定ですが、10万円以上お買い上げの方にはクリーニング半額券(初回のみ)を差し上げています。

 

それにしてもスミノエはいいところに目をつけて、自分の手を汚さず白洋舎に振るというのはすばらしい発想です。

白洋舎といえば、今まで川島織物セルコンと業務提携をしていたはずなのです。

川島織物セルコンにクリーニングのことを聞くと白洋舎を紹介していましたし、大阪支店のビルの1階は白洋舎が入っています。

白洋舎のホームページには、「創業天保14年(1843年)のインテリア製品メーカー株式会社川島織物とのタイアップで、カーテンの新調などのオーダーにもお応えします。」と書いてあります。

ひょっとして、白洋舎は、クリーニングの注文はスミノエからもらって、新しいカーテンは川島織物セルコンを販売するということなんでしょうか?

それはいくらなんでも薄情じゃ(白洋舎)

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ブラインドから遮光・遮熱カーテンに取り替えました。

東日本大震災から100日目です。
出来るだけ早く復興できることがお祈り申し上げます。

当店では、ハギレの売上金をわずかながら、1年間は義援金として日本赤十字社を通じまして寄付していこうと思っています。昨日も寄付させていただきました。

 

 

 

 

さて、本題です。

大阪の会社も遮熱意識が高まってきており、本町にある会社の南側に面した役員室をブラインドから遮熱レースと遮光3級のドレープに取り替えました。

役員室ですので、本来ならばブラインドをそのまま活かして、その手前に遮光カーテンを取付けた方が、太陽が当たらない時の採光性やインテリア性や遮熱性がいいのですが、お客様の希望としてはブラインドは古くなっているので取り替えたいという意向がありました。

「今ついているブラインドを取り替えて頂いた方が・・・・・・・」

「ブラインドよりカーテンにしてもらった方が・・・・・・・・・・・・」    と

いう気持ちが働きました。

お客様の意向として、昼間も室内はいつも電気をつけているので真っ暗になっても問題ないとのことでしたが、それもいかがなものかと思い、ドレープ(厚手カーテン)は遮光3級にして、レースはスミノエの遮熱レース「涼しや」をとりつけました。

 

上の写真はBefore 、下の写真はAfter

取付けたの雨模様の朝で、遮熱レースは太陽が照っていないと中から外は見えにくく少し暗く感じます。(照明をつけているので同じですが・・・)

シンコールの遮光3級のドレープです。

照明を消してフラッシュをたかないで撮った写真です。遮光3級は真っ暗にはならなくてこのぐらいの明るさはあります。

 

 

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遮熱レース「涼しや」を取り付けました。

インテリア業界は今や「遮熱」ブームです。

本日のアスワンの展示会に行っても「遮熱カーテン」に力を入れているのがよくわかりました。でも、「遮熱、遮熱」といっていれば売れるという感じで「具体的に数字で比較するとどんなの?」という部分ではよくわかっていないのです。思ったことはツイッターでつぶやいておきました。

 

さて、本題です。

スミノエの遮熱レース「涼しや」D-4517を取り付けました。

「涼しや」というのは帝人ファイバーの遮熱効果のある原糸の名前です。人体に影響のない特殊な金属酸化物を封入したポリエステル繊維で、金属酸化物によって太陽の熱を反射し、室内温度の上昇を抑えます。

 

(画像はクリックすると拡大します。)

この商品は遮熱レースの中でも最も効果のある商品です。

遮熱効果のある商品というのは遮蔽性がありまして室内からも外が見えにくいのです。

写真は曇り空の昼間の1時30分頃です。

レースがかかっていると室内からは外がみえにくいのです。

室内から外が見えにくいということは暗くなるということです。

遮熱レースはご購入される前に、実際取付けるところに縫製サンプルを吊ってみて、赤外線の透過率をみてください。

 

スミノエや川島織物セルコンは遮熱に関しては、シュミレーションをしてきちっとデータを出してくれています。

スミノエのこの商品は省エネランク15%というランク付けをしています。レースの中では最も効果のある商品です。

この商品を使った場合の電気代金は6/2~9/21の112日間でカーテン無しに比べて3102円お得となっています。

薄いボイルレースならばカーテン無しと比較すると1848円お得となっています。

このデータを元に今薄いレースがついていて、それをもっとも効果のある遮熱レースに取り替えると、その差は1254円です。これは112日でです。

1日当たり11.19円で1ヶ月で336円お得になります。

川島織物セルコンの遮熱レースにおいては、見本帳にシュミレーションを載せています。

川島織物セルコンの最も遮熱効果のある「遮熱ランクA」は、カーテン無しに比べて634円お得となっています。

薄いレースの「遮熱ランクC」の商品は212円お得となっています。

その差は422円です。これも112日間の電気代ですので、川島織物セルコンのレースを今ついている普通のレースから遮熱効果の高いレースに取り替えると1ヶ月の電気代が113円お得になります。

インテリア業界のメーカーの営業は、他社商品のことはあまりご存じなく自社商品についても比較して説明してくれないのでよくわからないのですが、

川島織物セルコンの遮熱レースが、スミノエのものに比べて性能が劣っているとは思えないのです。

たぶん、シュミレーションの数字の違いだと思うのです。

でも、川島織物セルコンは、こうしたデータの出し方には絶対的な自信をもっていますし、低い数字でも見本帳に堂々と載せているぐらいですから、この数字は信頼できると思っています。

ふつうのレースから遮熱効果の高いレースに取り替えたら月113円ぐらい電気代が得になると考えていいでしょう。但し、これは夏場だけのの数字で、冬場はそんなに差はないと思います。むしろ、地域によっては薄いレースで太陽光を室内に取り入れた方が暖かくなるところも多いでしょう。

 よくわかっていないメーカーや販売店では、このような遮熱レースを取付けると室内の温度が2℃ぐらい違うように宣伝しているところがありますが、それはありえない数字です。

たいがいのところは断熱性試験の「赤外ランプ60℃法」というのを用いて、箱の中にフラットな生地を置いて赤外線ランプを照射して50センチ離れた所の温度をはかっていて、1時間後に出た数字で、通常のレースと遮熱レースの温度差のことをいっています。
けっして室内温度の数字ではありません。

でも、今は国策として国民ひとりひとりがわずかでも節電しなければならないのです。

この1ヶ月113円の節電がみんなでやれば大きな数字になります。 

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ドレープ・レース共フラットカーテン

ドレープ(厚手)・レース共にフラットカーテンにしてレース手前、ドレープに裏地を取り付けました。

ドレープ・レースともにほぼ1.05倍ぐらいでフラットにしています。

ドレープには当店オリジナルの裏地をつけて遮光性をアップさせています。(下の左の写真)

 

レースはスミノエのオーガンジーで裾を折り返すとその部分が生地が重なってきれいにみえないので、本縫いウエイト巻きロックで生地を傷めないできれいにみせるようにしています。(上の右の写真)

(画像はクリックすると拡大します。)

明日は久しぶりに女性スタッフに施工現場のブログを書いてもらいます。

 

 

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きれいなレースをつけましょう

エステサロンのカーテンの仕事をしました。

レースはスミノエで1.3倍フラットです。

昔は「厚手(ドレープ)カーテンにこだわってレースは安くてもいいわ」と言う感じで、レース選びが後回しになる傾向がありました。

当店では、レースにこだわりましょうということをアピールしてます。

厚手(ドレープ)カーテンよりレースを見る機会の方が多いのです。

いいレースが吊ってあると部屋の価値が部屋全体が上がってよくみえるのです。

 

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インテリア商品で節電を考える④ メーカーと合同勉強会

今日は、インテリアメーカー5社、サンゲツ、スミノエ、タチカワ、トーソー、ニチベイの当店担当者とで、「インテリアで節電を考える」というタイトルで合同勉強会をしました。

この夏に予想される電力不足にたいして、我々インテリア業界にいるものとして、エンドユーザーに節電できる商品の情報提供をしていかなければならないのですが、比較するデータが各社バラバラで統一されたものがないのです。

そのため、メーカーに来ていただいて省エネ(節電)できる商品のPRと自社が使用しているデータについて教えていただきました。

データに関しましては、ニチベイがいちばんきちっとしていて、しっかりしたデータを持っています。公開できるデータがほとんどないのがタチカワです。

はっきり書きます。もっとひどいのがサンゲツです。

私の願いとしては、インテリア業界で統一した基準をつくり、別のアイテムとの比較をして正しい情報をエンドユーザーに伝えていきたいのです。

この勉強会を通じて、インテリア業界のメーカーの団体である日本インテリアファブリックス協会に強烈にリーダーシップを取る人がおられたら基準はつくれると思いました。

ブラインドメーカー3社は日射遮蔽係数をもとにシュミレーションをしています。シュミレーションするための個別の数字は各社によって違うのですが、これを統一したらブラインド関係のメーカーは比較できると思います。

ここで問題になってくるのがこの3社で市場占有率が99%あるのです。そして仲がよくないのです。 一緒になにかをしようとしないのです。

統一基準を作れと3社に言えば、共同研究や共同基準は独禁法に抵触する恐れがあると言い逃れする可能性があるのです。公正取引委員会を隠れ蓑にするのです。

これは許されない。

ここは、インテリア業界関係者は、メーカーに対して声を出しましょう。統一基準をつくってほしいと各地で、各営業員にいえば大きな声となりメーカーも動かざるえなくなると思います。

ブラインド系のメーカーが統一されればファブリック関係のメーカーを絡めることができると思います。

スミノエは熱負荷計算プログラムとして、LESKOMというソフトを使って、独自にLESKOM-suminoeをつくり省エネランク表示をしています。

トーソーはもうひとつのソフトである、SMASHというのを使ってカタログには載せていますが、社内的にはLESKOM-tosoというソフトがあるとのことです。

私は詳しいことはよくわかっていないですが、ここらを統一して、議論すれば基準がつくれるのではないかと思います。

スミノエは数年前から川島織物セルコンと、省エネランクには統一基準を設けてやっているといっていました。今回は川島織物セルコンは欠席だったのでカワシマ側の情報はありません。

 すべては「エンドユーザーのためにわかりやすいデータを提供したい」というのが私の願いです。それによってインテリア業界が活性化するのが望ましいのです。

 

ニチベイが、商品別省エネシュミレーション(冷暖房の電気代比較)という資料をくれました。

ニチベイの資料なのでカーテンはありません。その分をローマンシェードに置き換えて裏地なし、裏地ありで考えてください。

この資料を見るまでは私の認識と少し違っていました。

詳しくは次回のブログに書きます。ツイッターではつぶやいておきます。

次の商品で、省エネ(節電)効果の高い順番を考えてみてください。

遮熱スラットブラインド、プリーツスクリーン、ロールスクリーン、一般ブラインド、木製ブラインド、縦型(バーチカル)ブラインド、ローマンシェード裏無し、ローマンシェード裏付き、遮熱ロールスクリーン(ニチベイのシルバースクリーン)

同業者もぜひ考えてみてください。

 

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