ジャパンテックス

JAPANTEX2016に行ってきました。

インテリア業界の最大のイベントであるJAPANTEX2016が東京のビッグサイトで

10月26日〜28日まで開催されまして、私も27日28日に行ってきました。

今回が35回目で、私は第一回から参加していまして皆勤です。

ちょうどサラリーマン1年目の時だったので、この業界35年になります。

今年のジャパンテックスの入場者数は単独では前年の10%弱の減で、10404名です。

昨年は微増でしたが、年々尻すぼみになってきています。

でも、内容的にはひじょうに良かったと思います。

大きな特長としては、私ども同業者が出展者側になっているのが多かったのと、

入場者側からのFacebook等のSNSを通じての情報発信がすごくて、行かなくても

雰囲気が伝わってきました。

展示会は主催者(NIF)側の会員企業が元気がないのです。

大きなブースを構えていて、入口入ってすぐが東リ。

次は素とうり、その次も素とうり。

「いらっしゃいませ」といってぺこぺこされるのですが、食らいついて説明はしてくれない

のです。

でも、隣の会場のいHOSPEX Japanにも出展していた東リのブースでは私を

捕まえるようにして「ジョイントシールド」」について説明をしてくれました。

ジャパンテックスには出展せず、ホスペックスに出展しているリリカラも熱心で

ネット一体カーテンの「エースホスピタル」もここで初めて知りました。

SNSでの情報発信力も主催者側会員企業がひじょうに弱いです。

時代の流れですが、今年は他の出展企業や、入場者からの情報発信が

すごくて、フェイスブックやインスタグラムは写真入りなので大いに楽しめました。

主催者は、自らの情報発信不足を補うために、ジャパンテックスに関する投稿には

#(ハッシュタグ)japantexをつけるように呼びかけ、情報を集約して共有できるように

すべきです。

主催者はSNSを利用していても活用ができていません。

 

主催者側会員企業以外の展示やセミナーは充実していて見ごたえがありました。

全部見るには時間が足りませんでした。

写真投稿サイトのインスタグラムをみても、多くの人が#JAPANTEXで投稿されていて

評価がひじょうに高いのです。

 

特に同業者が主催してやって輸入生地のブースであるDECOON(デコオン)や

大阪カーテン技術会の縫製に関する展示は見ごたえがありました。

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大阪カーテン技術会の匠の技の関しては、後日別に書きます。

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DECOONに関しまして多くの人がSNSにアップされているので割愛します。

その他の展示では、台湾企業で木製ブラインドやハニカムスクリーンをやっているノーマンが

大きなスペースで熱心にPRをしていました。

私がブースに行くといきなり「小嶋さんですよね」といわれてびっくりしました。

「よくブログを読んでいます。」といわれて、ブログに輸入製品は

日本で3年以上実績がないと不安と書いていたことも、きっちりチェックされて

いて、昨年ブースに来られた時は声をかけられなかったんですとまで

言われました。

今年はよく地方の女性のインテリアコーディネーターに「小嶋さんですよね」と声を

掛けられて名刺交換をしました。

女性のコーディネーターが私のブログをよく読んでいただいていることがわかりました。

「何が印象に残っていますか」と聞くと、「旅行の話がおもしろいです。」と2件いわれたのが

ちょっと気になっています。

勉強になったのは一般財団法人日本繊維製品品質技術センター(QTEC)のブースで

カーテンの遮像性実験をしていて知識を得たことです。

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これはエンドユーザーにも役に立つ情報なので後日別に書きます。

 

セミナーもかなり充実していました。

大阪カーテン技術会のセミナーでリサブレアの山崎さんが施工例を紹介されていて、

ヨーロッパでみた縫製部材を名古屋のイマイさんから仕入れたという話をされていて、

イマイさんが外苑前で開催されている東京デザインウィークに出展されているので

そちらも観てきました。

ここでみたシェードの新商品VISITが今回の展示会での一番のヒット商品でした。

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キャッとしました。

これは後日別に紹介します。

 

27日の夜は、インテリア関係者のオフ会に参加しました。今年は

その日が大安で、いつもの銀座のホテルが取れなくて、台場のパーティ会場になり、

定員が120名になりました。キャンセル待ちも多く出たんのですが

130名の盛会でした。

6年前に私がインテリアブロガーのオフ会をしませんかというので始めたのがきっかけで

その後若い人たちが代表幹事を名乗り出てくれて今年は7回目になりました。

私は後ろの方で控えているのですが、集合写真を撮る時は前のセンターに

引っ張り出されました。

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私の左側が、今年の代表幹事の白不二の白戸さんで、右側が来年の代表幹事の

インテリア紅葉の佐々木さんです。

 

また、WTP(ウインドウトリートメント業界活性プロジェクト)のセミナーで

森田先生の「インテリア専門店が生き残る道への経営指南」を聴きました。

業界の先行企業を30社ベンチマークして、徹底的に分析をし真似をして追いつけ追い越せと

いうのがありました。

そこで、店主不在なのはわかっていたのですが、ベンチマーク企業の一番目として、

市川市の彩雅さんを訪問をして勉強して来ました。

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LINEの活用の仕方はパクらさせてもらいます。

 

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JAPANTEXオフ会のご案内

 9月29日はブログを始めてちょうど12年になり、2787回目の投稿になります。

12年前に、これからはネットが重要だと認識をしたのですがネット販売に取り組むには

店舗との兼ね合いで踏み切ることができず、ホームページの充実には

当時は外注すると結構お金がかかったので、苦肉の策で費用をかけずにできるものとして

ブログを書き始めました。

苦肉の策だったので、敢えて9月29日にスタートをしました。

当時はブログと言ってもほとんど知られていなかったので「日記」としたのですが、

毎日書くことはできないので、「イッキに書いても日記」と洒落てみました。

12年はアメブロの歴史と同じで、インテリア業界窓周り部門では、最も古いブログ

ではないかと思っています。

回数では徳島のカーテンコールさんには勝つことができないのです。

あちらのスタッフブログは私より1年遅れのスタートですが、今は

3319回投稿されておられ、月に22〜3回投稿されているので差は

開くばかりです。

今は、WordPressで書いておられ、充実したブログになっています。

ただ、向こうは3人で分担して書いておられますが、当ブログは一人で書いています。

(ちょっと意識してます。)

ブログは1年で200回書くぐらいのペースでやっており、来年は当社の創業30周年になり、

来年の9月29日には3000回投稿を目指してやっていきます。

 

さて、本題です。

 インテリア業界最大のイベントであるJAPANTEX2016が10月26日27日28日に

東京のビッグサイトで開催されます。

それに合わせて、インテリア業界関係者の懇親会JAPANTEXオフ会が

10月27日の夜に会場近くで開催されます。

今年が7回目で、第一回目は私がインテリア関係のブロガーにオフ会をしませんかと

呼びかけたのきっかけで、その後毎年続いています。

今は私は運営には携わっていなくて、今年は30代の白不二(埼玉)の白戸さん

中心になってやってくれています。

このイベントの案内は、Facebookが中心になっているため、フェイスブックを

されていない方には案内ができていないので、白戸さんより依頼を

当ブログで紹介させていただいています。

インテリア関係者ならば誰でも参加OKです。

今は150名規模になっており、全国のインテリア専門店、インテリアコーディネーター、

内装業者、縫製業者、設計関係者、家具屋さん等が参加されていて、

懇親と情報交換をしています。

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日時 2016年10月27日(木)(JAPANTEX 2日目) 

  18:00 受付開始
  18:30 開宴
  21:00 解散

会費 6000円(税込)

定員 120名

会場 リストランテ マンジャーレお台場 東京都港区台場1-7-1 アクアシティお台場5階
http://www.bestbridal.co.jp/restaurant/daiba_mangiare/access/

事前申し込み ・入金制で、こちらからお申込みください。

http://peatix.com/event/197439

 

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JAPANTEX2015が11月18日〜20日に開催

日本インテリアファブリックス協会主催で、インテリア業界の最大の

インテリアトレンドショー「JAPANTEX2015」が

11月18日(水)〜20日(金)に

東京ビッグサイトで開催されます。

今年は34回目で、単体でみれば年々入場者数は落ちてきていますが、

ここ2〜3年は主催者側の企画内容は充実してきています。

どちらかというと、業界関係者向けのイベントとなっていますが、

エンドユーザーの方も十分楽しめるものがあります。

当店でも協賛して、店内にポスターを掲示しています。

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招待券の無料配布(一般入場3000円)もしており、会場内で使用できる

ドリンク券もお渡ししております。

 

【業界関係者向け】

ジャパンテックスとは全く別に、業界関係者のオフ会を11月19日(木)の夜に

銀座のホテルで開催します。

詳しくは以前のブログをご覧ください。

今年は6回目で、今までは幹事として携わっていましたが今年は

なにもしていません。

事前申し込み・前金制になっていまして、私は先ほどネットで

申込みしました。

61番目でしたが、今回は今までよりも申込み者が早くて多いようです。

参加を考えておられる方は早めに申し込まないと定員になり次第締め切りと

なります。当日の受付も一切なく、参加はできません。

当日はボジョレーヌーボー解禁日ですので、何か楽しいことがあるかも

しれません。

 

【インテリア専門店向け】

ジャパンテックス期間中、会場内でWTP(ウインドウトリートメント

活性化プロジェクト)主催で専門店向けのセミナーもあります。

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業界紙のインテリアビジネスニュース主幹の善明氏による

「インテリア専門店の課題解決策の提案」も役に立ちそうです。

私は11月19日の11時の部で拝聴しますので楽しみです。

 

 

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認定窓装飾プランナーのいる店

 

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裏からみたジャパンテックス2014(2)

昨日のブログ、裏からみたジャパンテックス2014(1)の続きでです。

別に裏側をみているわけではないのですが、ブログではタイトルが重要で

「ジャパンテックスに行ってきました」的のタイトルならばあまり興味を

示されないと思いまして、敢えて過激なタイトルにしています。

読者にとって、まずタイトルをみて、写真をみて読むかどうかの判断を

されていると思っていまして、書き手としては、せっかく書いたならば

最後まで読んでいただきたいのです。

「斜めからみたジャパンテックス」にすればよかったかなと思っています。

 

さて、ジャパンテックス2014ですが、主催者側のセミナーやイベントは

ひじょうによかったと思っています。

大手メーカーのブースが元気がなかったのが残念です。

セミナーをきちっと聴いて、ブースをじっくりみてまわろうとすると2日間でも

時間が足らないぐらいです。

WTP(ウインドウトリートメント需要活性化プロジェクト)のセミナー会場に

あったコーディネート例の展示は、専門店の私どもにとりましてはひじょうに

参考になりました。

JAPANTEXに行かれた方でも、ほとんどご覧になっておられないと思いますので、

ここにアップしておきます。

作品は今年のトーソー主催のWith Curtain 2014のプレゼンテーターでもあり、

窓装飾プランナー養成講座の講師でもある木村さちこさんによるものです。

コーディネートのポイントと使用生地まで説明してありました。

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14日の夜、帰社したら茨城県のエンドユーザーの方からメールがきていました。

この方もブログを書いておられて、新築中で私のブログをよく読んでいただいています。

 

メール

>御世話になります。

>サンゲツショールームとJapanTEXに行ってきました。

>あいにくサンゲツの「Mine」には該当の生地色がなく、また今月末に「SOLEIL

>が切り替えになるということでした。

>来月頭にSOLEILの新しい生地を確認してから、最終的に決定したいと思います。

>もうちょっと待ってください。

>ところで、小嶋さんはJapanTEXに行かれましたでしょうか?

>会場で面白いものを見つけました。

>WISFUGAという商品です。

>これはシルエットシェードなのですが、ニチベイやトーソーの商品と違って

>シェードを上げた状態でも調光が出来るのだそうです。

>http://www.wis-interior.co.jp/cgi-bin/wis-interior/siteup.cgi?category=

>もし、実物をご覧になられたのならプロの目にはどう写るのかな~とちょっとお

>聞きしたいです(^o^)

 

それに対して、私の返信

 

>小嶋です。

>お世話になります。

>ジャパンテックスはいきました。

>fuga取扱のWISさんとは親しくしており、fugaは当店店内展示しております。

>当日会場でも社長といろいろと話しました。

>上の方まで巻き上げた状態で上昇すると逆回転させていますので

>巻き径が大きくなるため、クレームの原因になりますが、1m以内ぐらいならば

>問題ないと思います。

この商品です。ちゃんと会場で写真も撮っていました。

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これに対して返信をいただきました。

 

カーテン夢工房 小嶋様

 

御世話になります。

fugaの感想をありがとうございます。

さすがプロのカーテン屋さんですね。なんでも知ってる!

 うちは手動のもの(高さ 1mくらい)を採用しようかと思っているので、

大丈夫かな?と思っています。

 小規模なところの商品は採用するのに勇気が要るので、小嶋さん

の話は大変為になりました。

 ありがとうございました。

 

ここに書いていただいている「さすがプロのカーテン屋さんですね」という

言葉です。

たぶん、カーテン屋はそれで生計をたててるので、皆、プロですがエンドユーザーの

目には商品知識のない素人的なカーテン屋も多いと映っているんだと

思います。

商品知識のあるカーテン屋とそうでないカーテン屋がはっきりわかるように

しないといけない、

そんなエンドユーザーの声にこたえるために、創設されたのが

「窓装飾プランナー」の資格制度なんです。

続く

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裏からみたジャパンテックス2014(1)

先週はインテリア業界において、大きな話題が3つありました。

1つはサンゲツの株価が11月10日にストップ高(最終的には502円高)で3205円になったこと、

2つ目は14日に国土交通省が「住宅エコポイントの復活」を検討しているという話が

新聞に大きく取りあげたこと、

3つ目はインテリア業界の最大のイベントであるジャパンテックスがヤフーニュース

とりあげられたということです。

 

サンゲツは11月7日に中期経営計画を発表し、株主優遇策を打ち出したため、

それが好感されたようです。主要5紙に大きく取り上げられていました。

 

「住宅エコポイント」は2年前まで実施されていて、当店にとっても

内窓の需要開拓ができましていい成果をあげました。

消費税増税後の住宅建築の低迷を打開するため、復活させる動きがあります。

次回は外壁の断熱材まで拡大するようなことが主要紙一面に書かれていました。

窓周りの遮熱商品はどうなるのでしょうか?

これが住宅エコポイントの対象となれば、この業界も活気づくと

思います。

日本インテリアファブリックス協会(NIF)も1年半かけて遮熱基準をつくったので、

エコポイントの対象になるように一生懸命活動をしてくれることでしょう。

 

 

ジャパンテックスは、インテリア業界の最大のイベントで今年33回目を迎える

合同の展示会です。

今まで一般紙でニュースになったことはないと思いますが、今年は

ヤフーニュースが取り上げてくれました。

これが大きなニュースです。

 

さて、ジャパンテックスに私も行ってきました。

JAPANTEXに関しましては、多くの人が「行ってきました。」ということで、

写真を載せて主催者側のニュースリリース的に書いておられますので、私は

斜めから書きます。

 

今年のジャパンテックスは、ここ数年入場者減少傾向に歯止めががかかり、

数字的には前年に対して10%弱の増加です。

内容的には、主催者側の企画としてはよく頑張っていて、見どころ

たくさんでひじょうにいいです。

しかし、プロモーション活動が下手というか、まったくなっていないため

動員力がありません。

大阪に居てると、参加企業の営業が自社の展示会でもあるにもかかわらず、

まったく広報、勧誘に来ないのです。

特にひどいのが、副委員長を輩出しているサンゲツ、東リ、川島織物セルコン、

住江織物の大手メーカーで、営業は案内すらしません。(東リに関しては代理店である

リックが案内を持ってきてくれました。)

これらの企業が集客マシンとして、機能しないと来場者が増えないのです。

会場でも、ジャパンテックスの出展企業は元気がないのです。

営業員を一人も配置していないで、企画・開発系のスタッフのみのブースもありました。

隣接していたJapan Home&Build Show2014の方はブースからの呼び込みや

パンフレット配布が熱心で活気がありました。

 

出展企業のブースとしては、「サンゲツが変わった」ということを印象づけるものが

ありました。

昨年までは四面を囲って、サンゲツの名前を前面にだしていましたが、

今年はサンゲツの名前があまり見当たらなくて、天井もなくして

開放的なブースになっていました。

 

今までの酸欠(サンケツ)から風通しのいいサンゲツになったような感じです。

 IMG_1835_R   ジャパンテックス2014_n_R

 

上の写真の左はサンゲツの展示ブース。

ここに展示してある生地を使って別のブースで、デザイナーが洋服を作って

おられました。

 

続く

②はイベント等

③は「窓装飾プランナーを祝う会」

④はオフ会

 

 

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JAPANTEX2013特集(4)遮熱基準とラベル

カレンダーをたくさんいただきます。

仕入れ先、メーカー、取引先、郵便局、銀行、保険会社や証券会社からいただきます。

実際に使うのは、ほんの少しであとは店頭のワゴンにいれて

「ご自由にお持ち帰りください」とするとアッという間になくなります。

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(画像はクリックすると拡大します。)

今年、サンゲツ本社から卓上カレンダーが送られてきました。

サンゲツのカレンダーといえば、50年近く同じパターンで続いている経師屋の

家屋の柱に貼るのにいい細長いカレンダーしかイメージがなかったのですが、

卓上のかわいいカレンダーでした。

ヤフーファイナンスの掲示板を読んでいたら、サンゲツのカレンダーはかわいいと

書かれていて、「うそでしょ」と思っていたら株主には別のカレンダーを

送っていたみたいです。

私が毎年使っているのはSHY(林口工業)からいただく、ひじょうに機能的な

カレンダーです。(下左写真)

CIMG9294 CIMG9293

でも、一番役に立つのは当店オリジナルの10年カレンダーです。(上右写真)

10年間の予定が書けて、昨年の予定はその下にくるようになっていて

比較できるようになっています。

 

さて、本題です。

 

ジャパンテックス特集となっていますが、今年のジャパンテックスが終わって

2か月以上経っていて今頃なによという感じですが、どうしても

書いておきたいことが残っています。

以前の話は(1)(2)(3)

ジャパンテックス主催の日本インテリアファブリックス協会(NIF)の

今年の大きな事業のひとつである遮熱基準とそのマークの広報活動があるはずですが、

今年のジャパンテックスで一切触れられなかったのです。

なぜ?

私は、震災後の遮熱ブームで各社が遮熱商品をいっぱい出してきたなかで

基準があいまいなので、業界として統一基準を作るべしということを

盛んに言ってきました。

同業者ともネット勉強会をしたりして、この問題には注視してきました。

その結果、1年半かかり、やっと基準が出来上がったのです。

今年の2月のことです。

NIFのホームページの遮熱基準の説明はこちらです。

この日付けは2013年9月20日になっています。

これを業界向けやエンドユーザー向けにもっと宣伝しなければならないはずなのに

一切触れませんでした。

おかしいでしょ。

どうやら、NIF加盟各社で意見の対立があり、せっかく1年半かけて

作った自らの基準に納得していないところがあるようで、このまま見捨てるようです。

私がインテリア業界向けに書いているブログ

勝手にしたらカーテン屋・粋に書いても没記」の

NIFより東リの自負」で書いていますが、どうやらNIFのこの問題の

責任ある立場である環境技術委員会の委員長を輩出している東リが反対

しているようです。

もうひとつのブログに東リの対応を書いたのが2月のことで、

それは全くの予想だったのですが、7月に新しく出した東リのカーテンの

見本帳にはNIFの遮熱基準は載せていませんでした。

東リより早くだしたメーカーも含めてNIF加盟各社は全部載せています。

東リのカーテン企画責任者に「どうして載せなかったのか」と

伺ったところ、間に合わなかったというのです。

そんなことはないはずで、やる気がなかっただけです。

来年出す「エルーア」という見本帳には必ず載せますとカーテンの責任者が

おっしゃっていましたが、たぶん宿題忘れたとなるんでしょう。

東リはなかなか芯の通った会社です。

遮熱計算基準のJIS化に向けて進んでいるので、今はNIFの基準は棚上げしていると

いうことになるんでしょう。

この遮熱計算基準のJIS化は来年の2月遅くとも秋には出来そうなのです。

しかし。このJISにはカーテンは含まれていません。

カーテンの場合は、縫製のやり方によって出てくる数字がバラバラになるためです。

2倍使いの場合とシェードやフラットカーテンの場合を同じに評価できないのです。

そのため、ブラインドメーカーの商品が中心になってきます。

カーテンの遮熱基準のJIS化する動きもありますが、

これが決まるとしても2年先ぐらいです。

インテリア業界はどうなるのでしょか

見せます、インテリアの底力を。

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JAPANTEX2013特集(2)展示ブース・セミナー

ジャパンテックスも最近は2〜3時間あれば十分みられるといわれていますが、

何かを得ようと思って真剣に見たり聞いたりすればけっこう時間がかかるものです。

私は2日間、真面目に勉強していました。

展示ブースではサンゲツが一番お金をかけていて、見ごたえがありました。

しかし、同時開催のジャパンホームショーやHOSPEX(ホスペックス)の方が

はるかに熱心で活気づいていました。

出展者の意気込みが全く違いました。

ジャパンテックスに出ないでホスペックスに出展していたアスワンなんかは

放射線対策カーテン「ファブリシールド」や光触媒カーテン

「スーパーチタンデオ」を熱心に説明をしてくれて、曖昧にしか知らなかったのが

大変勉強になりました。

ジャパンホームショー内にあったスマートハウスエコハウス展では、

エコナビスタ社の展示、情報はたいへん勉強になりました。

すでに、ニチベイがブラインド等で、トーソー、サイレントグリスが

レールでエコナビスタ社と提携してホームオートメーションシステムに

対応しているのです。

しかし、これらのメーカーからの情報は発信されていないのです。

 

セミナーはインテリア文化研究所の本田榮二代表の

「インテリア専門店の進むべき道」・・・業界の今を知り!明日を読む!  を

聴きました。

データに基づいての現状分析はすばらしいものがありましたが、

明日を読むで「大きな伸びが予想されるインテリア商材」で省エネカーテンなどを

挙げておられました。

私の感覚では、省エネ重視の遮熱レースは昨年でブームは終わっていました。

インテリア専門店対象のセミナー機能面をを訴える目先の売り上げよりも、

インテリアを楽しむという方向にもっていかないと市場が大きくならないと

いうようなお話をしていただきたかったのです。

明日を読むのに機能では???

また、パネルディスカッション「若手経営者が語るこれからの専門店」も

聴きました。

もうすぐアラカン世代の私は、若手経営者の発想に何かを学ぼうと

思っておりましたが、若手らしい話はあまりありませんでした。

司会者は東リの方で、東リはインターネットを得意としており、

事前に検索順位などを調べて若手らしい「インターネットの有効活用」の

話に持っていこうとされているのですが、パネラーの方が

あまり得意でなくてなんかちぐはぐでした。

その中で、アドバイザーとして同席されていたインテリアビジネスニュースの

善明さんが、よく発言をされていて、その話がデータに基づいていて

一番勉強になりました。

エンドユーザーがどのぐらいの頻度でカーテンを掛け替えたいと思っているかという

データです。

データは「カーテンを買うならこのお店」というウエブサイトでの

消費者アンケート調査からのものです。

カーテンに関心の高い人からのアンケート結果ですが、半年以内にカーテンを

買った人の7割の人が3年以内にカーテンを買いたいというのです。

また、10年以上カーテンを買っていない人は、今後もカーテンを買わないと

50%の人が言っているのです。

全顧客に毎年2回ダイレクトメールを送っている当店ではある程度この数字は

把握しておりますが、実際に10年カーテンを吊っている人の半分が

今後もカーテンを買い替える予定がないといわれるとちょっとショックです。

10年ぐらい経ったら、エンドユーザーはカーテンを吊り替えると思っているのは

カーテン屋のオヤジだけだということです。

 

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