先週はインテリア業界において、大きな話題が3つありました。
1つはサンゲツの株価が11月10日にストップ高(最終的には502円高)で3205円になったこと、
2つ目は14日に国土交通省が「住宅エコポイントの復活」を検討しているという話が
新聞に大きく取りあげたこと、
3つ目はインテリア業界の最大のイベントであるジャパンテックスがヤフーニュースで
とりあげられたということです。
サンゲツは11月7日に中期経営計画を発表し、株主優遇策を打ち出したため、
それが好感されたようです。主要5紙に大きく取り上げられていました。
「住宅エコポイント」は2年前まで実施されていて、当店にとっても
内窓の需要開拓ができましていい成果をあげました。
消費税増税後の住宅建築の低迷を打開するため、復活させる動きがあります。
次回は外壁の断熱材まで拡大するようなことが主要紙一面に書かれていました。
窓周りの遮熱商品はどうなるのでしょうか?
これが住宅エコポイントの対象となれば、この業界も活気づくと
思います。
日本インテリアファブリックス協会(NIF)も1年半かけて遮熱基準をつくったので、
エコポイントの対象になるように一生懸命活動をしてくれることでしょう。
ジャパンテックスは、インテリア業界の最大のイベントで今年33回目を迎える
合同の展示会です。
今まで一般紙でニュースになったことはないと思いますが、今年は
ヤフーニュースが取り上げてくれました。
これが大きなニュースです。
さて、ジャパンテックスに私も行ってきました。
JAPANTEXに関しましては、多くの人が「行ってきました。」ということで、
写真を載せて主催者側のニュースリリース的に書いておられますので、私は
斜めから書きます。
今年のジャパンテックスは、ここ数年入場者減少傾向に歯止めががかかり、
数字的には前年に対して10%弱の増加です。
内容的には、主催者側の企画としてはよく頑張っていて、見どころ
たくさんでひじょうにいいです。
しかし、プロモーション活動が下手というか、まったくなっていないため
動員力がありません。
大阪に居てると、参加企業の営業が自社の展示会でもあるにもかかわらず、
まったく広報、勧誘に来ないのです。
特にひどいのが、副委員長を輩出しているサンゲツ、東リ、川島織物セルコン、
住江織物の大手メーカーで、営業は案内すらしません。(東リに関しては代理店である
リックが案内を持ってきてくれました。)
これらの企業が集客マシンとして、機能しないと来場者が増えないのです。
会場でも、ジャパンテックスの出展企業は元気がないのです。
営業員を一人も配置していないで、企画・開発系のスタッフのみのブースもありました。
隣接していたJapan Home&Build Show2014の方はブースからの呼び込みや
パンフレット配布が熱心で活気がありました。
出展企業のブースとしては、「サンゲツが変わった」ということを印象づけるものが
ありました。
昨年までは四面を囲って、サンゲツの名前を前面にだしていましたが、
今年はサンゲツの名前があまり見当たらなくて、天井もなくして
開放的なブースになっていました。
今までの酸欠(サンケツ)から風通しのいいサンゲツになったような感じです。
上の写真の左はサンゲツの展示ブース。
ここに展示してある生地を使って別のブースで、デザイナーが洋服を作って
おられました。
続く
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