2009年 6月 の投稿一覧

やっぱり簡易型形態安定加工をすると違うよ。

私のブログを読んでいる方からご連絡をいただきまして、他店でサンゲツのCK117という商品をご購入されたところ、出来あがってきた商品をみてヒダがきれいにでていないことにがっかりされたとのことで、あとから簡易型形態安定加工をやってもらえないかということでした。


当店では2008年11月10日のブログ「カーテンのあとからの形態安定加工」のところにも書いたのですが、基本的には他店で購入された商品のあとからの形態安定加工は請けておりません。それはどんな商品かわからないので縮みとかの問題が発生する可能性もあり、当店も加工所に送ったりしなければならず、決して安くできないためです。


また、2009年5月2日のブログ「簡易型形態安定加工と形状記憶加工の比較サンプル」にも書いたのですが、ウエーブが少し鋭角にもなりますので期待値が高すぎると困るからです。


今回のお客さまは、私のブログを隅から隅まで読んでいただいて高く評価していただいていたことと、商品もよくわかっていたし、ちょっと前にサンゲツのCK117の色違いのCK123を施工していて写真があったので、事前にメールして「こんな感じになりますがいいですか」と確認できたためお請けしました。


CK123の簡易型形態安定加工をした施工写真です。


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ちょっと設定温度が高くて鋭角になってしまいました。


お客様から送られてきた商品は


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簡易型形態安定加工をすると


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こんな感じです。


ちょっと鋭角になることを気にされる方は真空釜でする形状記憶加工をお勧めしています。
その違いは、もう一度、2009年5月2日のブログ「簡易型形態安定加工と形状記憶加工の比較サンプル」をお読みください。


ちょっと数年前までは、こうした加工をしないのがごく普通だったのですが、今はこうした加工をするのがごく当たり前になってきています。


オーダーカーテンは吊って初めて商品ですので、価格に惑わされずに信頼のおける専門店で購入しましょう。


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カーテンの吊り替え需要を喚起するには④

今日のお客さまは11年前に当店でご購入いただいて、レースが破れたのでレースだけ吊り替えになりました。これが吊り替えの一般的なパターンで、この場合は最初のと同じような柄を選ばれます。


厚手カーテン(ドレープ)はご自宅で何回か洗濯をしていただいており、痛みもほとんどありません。厚手カーテンはスペイン製の280?巾の横使いの商品で、随分と気にいっていただいており、大事に使っていただけるのはうれしいです。


レールが梁に直付けされており、レールが見えるのが嫌だとの事で、横使いの生地のため残布で、ギャザーの目隠しバランスをつくっていて、これもたいへん気にいっていただいていました。(写真はクリックすると拡大します。)


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カーテンの吊り替えの需要は無限にあると思っています。
これを喚起するのは容易なことではありません。


10年ほど前に、インテリアの業界紙の主幹に聞いた話ですが、ある地区でカーテン屋が3社競合しているところがあり、その地区だけは争って新聞の折り込みチラシを入れたりしているため、カーテンの吊り替えをする人が多いとのことでした。


これぞ、まさしく需要を喚起していて、しょっちゅう、どこかのお店からカーテンはどうですかというチラシが入ってくればカーテンを新しくしようかという意識が働くものなのです。


ユニクロの柳井正会長兼社長もおっしゃっていました。


「需要をつくり出せないなら、売れないのは当然」


そうなんです。需要は売り手がつくらなければならないのです。


何もしなかったらカーテンの吊り替え需要なんて生まれません。破れるまで買え替える人はいません。


一業者の力ではなんともできなくて、ここはインテリア業界あげて、もっと消費者にカーテンの吊り替えを即すような広告宣伝をしなければなりません。日本インテリアファブリックス協会の新しく会長になられた住江織物の吉川新会長に期待したいものです。



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