縫製

ツートン(痛恨)のミスを回避できた「切り替え」カーテン

先日、納品した現場で上をレースで下をドレープの切り替えをして、

ドレープ(厚手カーテン)の裾の折返しを10㎝にしたところ、

その10㎝のところと他で濃淡ができました。

ツートンにしたつもりがスリートンになってしまいました。

それをツートン(痛恨)のミスと呼んでいます。

そのため、今回は裾は本縫いウエイト巻きロックにしました。

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生地はマナのキララで色番1が上で2が下です。

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裾の仕様が本縫いウエイト巻きロックです。

タテ使いの生地ですが、巾継ぎのところもきれいにできます。

裾の部分は折り返していませんので、重なりはなくきれいです。

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「切り替え」のご注文の際は、裾は折り返さないで「本縫いウエイト

巻きロック」という指定をすればきれいにできます。

 

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タイマー付き電動カーテンレール

先日のブログで告知しましたように、今朝6時からの朝日放送系列の

番組「日本のチカラ」で南三陸ミシン工房さんのことが取り上げられて

いたのでみました。

当店ではハギレの売上金を寄付することによって支援しており、私も

現地に2回行っています。

テレビを拝見していて、現地でお会いしたお母さん方ががんばっておられる様子が

映っていてうれしく思いました。

NPO法人にもなり、テレビではひじょうに順調のように捉えていましたが、

縫製業でそんなに儲かるものでもなく、現実はまだまだ厳しいものが

あります。

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上はテレビの画像。 下は当店の店内。南三陸ミシン工房さんの商品も

販売しています。

DSC06187

 

さて、本題です。

 

タイマー付きのナスノスの電動カーテンレールを5台取り付けました。

 

どうでもいいが動画です。

 今回ご依頼のあったお客様は、最近高層マンションに引っ越しを

されたのですが、それ以前にお住いの方がシルエットシェードを

そのまま残されておられました。

大きな窓は西面で、シルエットシェードだけならば暑くてたまらない

とのことで遮光のカーテンをつけることになりました。

 

同じやるならば、電動レールでタイマー付きがいいということに

なったのですが、レールをつけられるところ、すなわち、カーテンボックスで

端からシルエットまでの間が5㎝しかなく、ここに電動レールを取り付ける

のはけっこうハードルが高いのです。

シルエットを窓側に2㎝ずらすことができ、7㎝確保できたので

電動カーテンレールを取り付けました。

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来店時のお見積もりでは、遮光2級の裏地付きで2倍使いの

見積で了解をいただいて、実測にいきました。

現場を拝見したところ、2倍にするとこのスペースならばもたつくので、

敢えて1.5倍使いにすることを提案しました。

1.5倍でも2倍使いでもこちらの手間は同じで、2倍の方が

売り上げが大きく儲けも大きいのですが、お客さんのために1.5倍を

勧めました。それによって7万安くなったのですが、こちらの立場で

いくと売り上げが7万円減ったことになります。

すべてはお客様のためです。

1.5倍使いは下の画像です。ウエーブ感は少しなくなりますが、裏地付き

なので問題はないと思います。

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裏地付きで、2級だとかなり明るいとのことで1級にしました。

カウンターの上にカーテンがきますので、表地と裏地の長さに

差をつけると、そこからの光漏れがありますので裏地も長くしています。

通常ならば2〜3㎝差をつけますが、今回はそこに配慮しました。

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生地はPASAYAのSERENADE TOFFEE 裏地は五洋インテックスSM073-02

 

タイマー時計で、開ける時間と閉める時間をセットすることができます。

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これがプラス8800円(税抜)です。

電動カーテンレールをお求めの場合は、絶対にタイマー付きをおススメ

します。

朝は少し早めに開くように設定して、目覚まし時計ではなく、太陽の

明るさで自然に目が覚めるようにするのが脳の活性化のために

すごくいいのです。

留守がちな家では、夕方になると勝手に閉まる設定にすれば防犯上も

いいです。

また、冬場は5時ぐらいに閉まる設定にすれば省エネにもなります。

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配線は露出になり、既存のコンセントを使いますが、カーテンレールの場合は

カーテンで隠れるところが多いのであまり気にならないと思います。

 

電動カーテンレールは、これからは老人社会になり、寝たきり生活も

考えられますし、そういうことに備えることも必要ですし、

防犯上や省エネという点でもいいです。

今ついているレールを電動カーテンレールに取り替えることも簡単にできます。

 

ナスノスの電動カーテンレールのいいところは

1)他メーカーに比べてリーズナブルです。特にタイマーはひじょうに

安くて使いやすいです。

2)レール幅が25.5㎜でカーテンボックスが150㎜巾でもダブルで

電動カーテンレールが取り付けられます。

3)天井直付けするとカン下までのサイズが38ミリで、既存のレールに

付いていたカーテンをそのまま使うことができます。

4)取り付け簡単で電源さえあれば素人でもできます。設定されて

出荷されるのでなんの設定も不要です。

5)操作はリモコンで電気工事が不要です。

6)リモコンがなくてもカーテンを少し引っ張るだけでで動かすこともできます。

(種類によってできないものもあります。今回の現場の分はできます。)

7)スピード調整ができます。(できないタイプもあります。)

8)わかないことがあって電話すると営業員が即答してくれます。

こんなの当たり前でしょうと思われるかもしれませんが、

インテリア業界のメーカーの営業で、私が現場から質問することに

対して即答できる人はいなくて、必ず折返し電話しますとなります。

 

 

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配慮が足りなかった裏面樹脂コーティングの生地の縫製

 国交樹立で急場をしのいだアメリカ、

ギリギリのせめぎ合いで、ギリシャ危機で窮地にたったヨーロッパ。

セ界は恐慌に!!

(ちゃうちゃう、これは日本のプロ野球の話。)

 

日本は?

先日の日本経済新聞のアンケートに寄りますと

「景気回復を実感しない人」が75%

「景気回復を実感している人」が18%

となっていました。

 

私、個人的には景気は回復したとは思っていないのですが、

お店のお客様をみていると、ミニバブルじゃないかと思うぐらい

景気のいい人が多いのです。

日経平均株価が2万円を超えてからはカーテンの吊り替えのお客さまが

増えましたし、新築でも高価な商品がよくでます。

おかげさまで5月6月はひじょうに忙しかったです。

多分、当店だけではなく吊り替え需要に対応できるお店は、今はかなり

忙しいと思います。

新築需要を狙っている店はかなり厳しいかもしれません。

吊り替え需要は莫大にあるのですが、ピンポイントにアプローチ

することができないのです。

メーカー筋の話では、今、好調な店としてネットで販売している店、

ホームページが充実して情報発信を常々している店、地域密着でチラシを

ずっと続けているところ、ネット広告に投資をしているところ、

顧客管理がきちっとして定期的にフォローしているところはいいみたいです。

 

さて、本題です。

裏面がアクリル樹脂コーティングをしている完全遮光1級の

カーテンを納品しました。

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遮光1級のドレープが窓側でレース手前で昼間にフラッシュをたいて

撮影をしています。

そのカーテンの巾継ぎのところをうっかりミスでかぶせ縫いの

指示をしなかったのです。

そうすると昼間、フラッシュをたかないで撮影をすると、

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両開きの真ん中のところは、少し隙間を開けて撮っているのですが、

生地からの光漏れがない完全遮光の商品なので、少しでも

光が漏れるところは目立つのです。

真ん中は仕方がないとしても生地を幅継いでいるところの針穴から

光が漏れています。(オレンジのライン)

これは普通のインターロックミシンで縫っているためで、光が

漏れにくいかぶせ縫いをすべきだったのです。

こういう場合、補修テープというのがありまして、針穴にテープを

貼ると完全に光漏れを防ぎます。

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裾の折返しのショートヘム

この1週間でマリメッコのボッツナ(BOTTNA)を3現場納品しました。

3現場は全く絡みは無く、当店にも展示している生地ではなく偶然の出来事です。

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生地150巾のものを片引き1巾ずつ使ったフラットカーテンなので約

1.2〜3倍ぐらいになっています。

最近1週間に書いたブログはこちらこちらです。

単なる施工写真をアップしてもつまらないので、少し解説をします。

こちらは住宅メーカーの仕事です。

住宅メーカーのインテリアアドバイザーはファブリックメーカーの影響力が強く、

私どもは指示された通りにするだけです。

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↑ 柄がわかりやすいようにシャッターを閉めて撮った写真です。

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当店の縫製ですが、裾は3センチの折返しにしています。

これはフジエテキスタイルが名付けている「ショートヘム」です。

フジエの展示会で展示されていたショートヘム(大阪のショールーム)

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 本来ならば裾は折り返さないでウエイトロックにした方がすっきりすると

思うのです。

当店ではこちらでも紹介していますが、このような柄のあるレースは

タテ使いの商品でも裾は本縫いウエイト巻きロックにしています。

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裾は折り返していません。

当店の縫製加工所は専用のアタッチメントをつけたミシンがありますので、

ごく普通にやっていますが、これはどこでもできるわけではないのです。

横使いのレースならば、耳の部分にかけてウエイトロックをすれば、洗濯しても

裾の部分が落ちてくることはあまりないのですが、タテ使いの生地に

ウエイトロックをすると、数回の洗濯でその部分が落ちてくるのです。

裾をインターロックして、ウエイトロックをするというひと手間加えれば

マシだと思うのですがそこまでやっているところはあまりないようです。

当店では生地を巻き込んでウエイトをつけてますので大丈夫なのです。

そしたらなぜ3センチの折返しのショートヘムにするのかというと、

10㎝の折返しよりマシだからと思います。それと5ミリの折返しができるものや、

本縫いウエイト巻きロックをするアタッチメントを持っていないからだと思います。

メーカー縫製でこれをやっているところはあまりないと思います。

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これは裾10㎝の折返しです。

残布で説明用に撮ったものです。

裾の折返しをどのようにするのが美しく感じるかはエンドユーザーの

感性です。

当店では10㎝折返し、3㎝のショートヘム、本縫いウエイト巻きロック、5㎜の折返し

いずれもお客様の要望にこたえることができます。

 

 

 

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オーダーカーテンと既製カーテン

「オーダーカーテンって高いですよね」とよく言われます。

高いと感じるには、たぶん何かと比較されてのことだと思うのですが、

それをお尋ねしても人それぞれです。

テレビに比べて?、服に比べて?、家具や照明に比べて?

たぶん、既製カーテンと比べてじゃないかなと思っています。

 

さて、本題です。

新築マンションの納品施工写真です。

リビングは

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 裾にトリムをつけています。

生地はフジエテキスタイルFA2620PB 裏地FA2090SB

トリムは五洋インテックスBN6659F レースはオリジナルの

トルコの刺繍レースです。

寝室はカラーレースをつけました。

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ドレープは川島織物セルコンPD1086 レースは産元の商品です。

 

洋室は、当店はドレープ(厚手カーテン)のみ納品で、レースは

お客様が既製のミラーレースを購入されていました。

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ここで、当店のオーダーカーテンと既製カーテンの違いについて

説明します。

ドレープ(厚手カーテン)とレースの比較になりますので、

完全な対比ではないです。

 

オーダーと既製・・・・・

価格でいうと最低2倍以上はしますし、5倍以上は当たり前で

10倍以上するのもたくさんあります。

オーダーカーテンは高いというイメージはこの価格差だと思うのです。

既製カーテンは、今はほとんどが中国製で同じサイズのものを

大量につくりますし、縫製も雑なので安いのですが、否定するものでは

ありません。

オーダーカーテンと組み合わせてうまく活用するのもいいですし、

価格が安いのでしょっちゅう新しくするのもいいと思います。

 

(下の写真)まず、一般的にですがオーダーは2倍使いで3つ山、

既製は1.5倍使いで2つ山です。(最近はオーダーで1.5倍使いとかも

多いです。)

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(画像はすべてクリックすると別のページに飛び、そこでもう一度

クリックすると拡大します。)

オーダーは一般的2倍の生地を使いますので山の部分が3つ山になり

ヒダ間隔も短くなります。

 

(下の写真)裾の縫製はオーダーは10㎝の折返しで中に裾まで生地をいれますので、

この部分は3重になります。耳をあとから縫製します。

既製は8〜10㎝ぐらいの折返しですが、折返し部分の中にいれるのは

ほんの少しです。耳を先に縫ってあとから折返し部分を縫います。

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(下の写真)当店の場合はドレープは裾は2本糸のミシンで掬い縫いです。

糸が表にみえません。

既製カーテンは本縫いです。

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(下の写真)上部の芯地の部分は当店のオーダーカーテンは縫込みアジャスターフックで

90㎜の芯地で表側には糸の縫い目をださない縫製です。

耳の部分を後から縫う耳勝ち縫製です。(当店でも一部加工所によっては耳の部分を先に縫う場合があります。リーズナブルタイプの
メーカー縫製は耳が先に縫っています。)

既製カーテンは75㎜の芯地で差し込みのアジャスターフックが多いです。

DSC04402 DSC04403

 当店のオーダーカーテンは簡易型形態安定加工が標準仕様です。

既製カーテンはそうでないものが多いのですが、最近は逆に

形状記憶加工をして、縫製のまずさを誤魔化すためにプリーツを

きれいに出しているものも多くなってきています。

 

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今どきのカーテンで金属フック

熊本を旅行中の知人から八代市の名産「晩白柚(ばんぺいゆ)」を

送っていただきました。

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こんな大きな柑橘類は初めてでしたですが、おいしかったです。

 

さて、本題です。

十数年経ってリフォームをされた家のカーテンの取り付けをしました。

レールもタッセル金具もついていて、吊りこむだけの現場です。

お客様からの依頼で、フックは金属にしてほしいといわれました。

最近は既製カーテンでも樹脂製のアジャスターフックを使いますので

金属フックはめったに使わないのです。

今は金属フックは不特定多数の人が触ったりする病院の間仕切りカーテン

ぐらいしか使いません。

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上の写真が金属フックです。

ついていたレールは

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ブラケットでレールを挟むタイプのもので、今でもよく使われていて

典型的なものはC型レールで、トーソーではウインピアや

ニューデラックもこのタイプのレールなんです。

このタイプのレールには金属フックの方がいいのです。

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正面付け仕様(Bフック)の場合、フックがブラケットに引っかからないのです。

樹脂のアジャスターフックで正面付けの場合は、樹脂フックとレールのブラケットの

挟んでいる部分が干渉します。

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上の写真のレールはトーソーのエリートで、ブラケットのツメは

中に隠れるようになっていて表には出ません。

レールとフックは同じように進化していっています。

 

トーソーのネクスティも同じです。

昔ながらのC型レールを使っている場合や、ウインピアやニューデラックの

正面付けと、樹脂のアジャスターフックは相性がよくないのです。

金属フックは錆びてくることがありますが、最初にぴったり

サイズで納めれば、伸び縮みがあまりしないポリエステル100%の生地では、

そんなに問題はありません。

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縫製のこだわり(2)

  2月17日は28年目の創業記念日。 
 
28
年前のこの日は、当時の事務所近くの大坂城の梅が咲き始めていました。

「遅かりし花にも咲くときがある。」と思って、
 
ちゃう。 
 
これは婚約した時の案内文で、創業以来、ロシアの格言である

「ゆっくり歩けば遠くに行ける。」を信条にしてやってきました。

事業は大きくはできませんでしたが、楽しく仕事をしています。
 
こんな日に、西日本室内装飾厚生年金基金の解散に向けての説明会に行ってきました。 

個人の「年金問題」は自分の老後は自分で面倒をみなければと思っているので

あまり興味がなかったのですが、社員のことは事業主の責任で年金基金にも入っていました。

それが、資金不足が社会問題となり、法も改正され、すべての厚生年金基金が

解散されることになり、事業主は不足分を拠出しなければならないのです。 
  
誰の責任なんですか?

国に騙されたで終わっていいんですか? 

社員は余分にもらえるのが無くなっただけで、損はないのですが、零細企業である

私ども事業主の負担は大きいのです。

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 さて、本題です。

 

先月、縫製加工所に行ってきましたので、当店の縫製のこだわりを紹介しています。

前回の続き です。

カーテンの芯の部分です。

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今は、ほとんどのところがコンピューターで自動制御されるミシンを使って

おられます。これが主流ですが、巾継ぎ位置とヒダ山の関係できれいにもってくる

ためにあえて手動でされているところもあります。

当店の加工所は併用してます。

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私がこの商売を始めた28年前はこのヒダ取りミシンを使っていた加工所は

少なかったのです。

当時、ムーラントータリアさんが、このミシンの特許を持っておられ、天王寺の

稲垣ミシンが製造されていました。(その後、特許がきれて広くつかわれる

ようになりました。)

このミシンを導入されていた加工所はレベルの高い縫製をしていました。

創業をして7年目の時に事業を拡大するにあたって、カーテン屋にとってきれいな

縫製のできる加工所を見つけることが大きな課題でした。

そこで、このミシンを持っておられるところは、きっといい縫製をされているに

違いないと思って、電話帳で稲垣ミシンさんを調べて訪ねて行き、いきなり

御社のミシンを使っておられる加工所を紹介してほしいといいました。

 

あの頃は若かった〜

 

そこで紹介をしてもらったのが大分県の加工所で、21年のお付き合いになって

います。

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 当店の縫製加工は芯地の部分は表側にミシンの糸目がでないようにしています。

これもいろんな考え方があって、これが「絶対いい」と言わない方も

おられますが、私は糸はできるだけ表に見えない方がきれいと考えています。

フックは縫込みアジャスターフックを標準としています。

ヒダ山がきれいになるためです。

ヒダが開かないように留めるのをカン止めといいますが、これも2点で留めた方が

いいというところもあります。

フィスバや川島織物セルコンは2点留めです。

2点で留めるとヒダがまっすぐにならなくて少しうねるので私は好きではないのです。

 

他社の縫製では芯地の下の部分をミシンで縫っているところも多いです。

これもそれぞれの考え方があると思います。

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芯地にもこだわっていまして、当店の加工所でも当店だけ別の高いものを

使っていまして、簡易型の形態安定加工をすればひじょうにヒダ山がきれいに

なるものを使っています。

裾は2本糸の掬い縫い(すくいぬい)です。

掬い縫いとは、スカートやスラックスの裾の折返し部分のように

が表にでないようにすくうように縫うやり方です。

普通、1本の糸でするのですが、これだと1か所切れると全部抜けてしまって

弱いのでカーテンでは2本糸ですくっています。

フィスバの縫製はそうなっています。

この2本糸の掬い縫いミシンをもっている加工所も少ないのです。

聞くところによると需要が少なくて、もう製造されていないようです。

 

 どうでもいいが動画です。

2本糸の掬い縫い自走式ミシン

 

 

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