インテリア業界の一大イベントでありますジャパンテックスが10月の
23日〜25日まで東京ビッグサイトで行われまして、私は24日25日と
行ってきました。
私は2日間ほとんど会場に居まして、セミナーに参加したり、ブースをじっくり
みたり、インテリア関係者のオフ会に参加したりで、大変勉強になり
有意義に過ごすことができました。
他の人のブログ、ツイッター、フェイスブックを読んだり「ジャパンテックス」で
検索してみると、大概の人はよかったように書いておられます。
でも、現実は入場者数はジャパンテックスだけでカウントすると、
3日間で10343名で前年の20%弱の減少です。
その前の2012年が12473名
2011年が14705名、2010年17837名で毎年2ケタ減です。
8年前の2005年は28103名で63%減です。
それ以前はもっと人数が多かったのですが数字を誤魔化して発表していましたので
定かではありません。
もし、経営者でこんなに数字を落としていたら、首をくくらなければ
ならないのですが、誰もなんの手も打たずにずるずるとやってきています。
これでいいのかインテリア業界!!
こういうことを書くとメーカーや業界関係者に睨まれて、自分の首を
締めるようなものなのですが敢えて5回に渡って書きます。
私はインテリア業界に32年いまして、ジャパンテックスが最初に開催
された時からずっと見てきています。
年々出展者である日本インテリアファブリックス協会(NIF)の会員企業が
やる気をなくしてきているのですが、特に今年はひどかったです。
32年前にジャパンテックスが開催に至った経緯は、各社が各自に
展示会をするといろんな面でたいへんなので、インテリア業界の合同
展示会として一緒に盛大にしましょうというのがあるのです。
それが、ここ近年はこの一大イベントに自社も参加しているにも
関わらず、その前に独自にやるようになってジャパンテックス軽視の傾向が
見られます。
業界ののトップ企業はこの2週間前に東京のショールームでタレントを
呼んで独自で新作カーテンのは発表会をいしていました。
また、同じ2週間前に400名収容の東京の会場で一大イベントをやっていた
メーカーもありました。
大阪でも会場を借りて新作発表会と同時にその様子を中継していましたが
大阪ではジャパンテックスの案内は一切ありませんでした。
9月12日13日に東京で床材の新製品発表会をしていたメーカーもありました。。
そこから代理店を通じていただいた招待状には、差出名が
「○○株式会社広告宣伝部」と書かれているのです。
わざわざ広告宣伝部と印刷する必要があるのかと思うのですが、会社として
一体となって取り組んでいないよということをアピールしたかったのだと
思います。
また、8月の時点で参加しないとごねていたところもあります。
理由はいつも11月開催が今年は10月に開催になったとかです。
日本インテリアファブリックス協会には核となる上場企業が6社あります。
上の4社はすべて核となる上場企業です。
あと2社のうち、もう1社はジャパンテックスには4〜5年前から出展してません。
残る1社は日本インテリアファブリックス協会の会長を輩出している企業です。
核となる企業の6社のうち5社が反旗を翻すというか協力的にないのですから
うまくいくはずがないのです。
また、正会員であるにもかかわらず、ジャパンテックスには出展しないで
隣でやっているホスペックスという展示会に出展している企業もありました。
主催も、ジャパンテックス実行委員長は昨年と同じで、会員企業からでなく、
事務局から委員長を出しています。
テーマも昨年と同じで、サブタイトルだけ変えているだだけです。
ジャパンテックスのホームページからバナーをダウンロードしようと
したらHTMLのソースのaltが”JAPANTEX2012″>となっているのです。
究極は開催前にジャパンテックスの実行委員長名でいただいた招待の案内状には
「インテリア業界、住宅・建築業界のチカラが終結し、
新しいビジネスの世界が広がります。」と