今日は、東京にいまして、朝からビッグサイトでおこなわれているJAPANTEX2004を見学しまして、夜、新橋でサラリーマン当時勤めていましたサンゲツのOB会に参加しました。

JAPANTEXは今年で23回目で日本最大のインテリア国際見本市で、私は第1回目からずっとかかわってきています。2年前までは、毎年1月に開催されていましたが、昨年から東京国際家具見本市と同時開催となりこの時期に行われるようになりました。

以前に比べ、年々出展者が少なくなってきているように感じますし、今年は昨年に比べて、入場者数もかなり少ないようです。ファブリック、ブラインドメーカーの出店ブースを中心にほとんど見てまわりましたが、今年は得るものがありませんでした。今までは、小さな会社が隠れた逸品を展示しており、それをみつけて満足できたものですが、今年はそれもありませんでした。

第一に大手メーカーが熱心でありません。展示にブースに入ってもハングリーな気持ちで一生懸命説明しようという姿勢がみられません。業界にお付き合いで参加しているという感じです。
主催者側の日本インテリアファブリック協会の努力も足りません。入場者数が落ちていく中で、活路を見い出すために、昨年より東京家具見本市が行われているこの時期に開催を移し、同時開催にして、他力本願で入場者数をアップしようとする姿勢に自助努力が感じられません。
その結果、1月はインテリアの業界が一番暇な時期で、業界の人にとっては見学しやすかったのですが、この時期は忙しく行き難くなりました。
当店でも、1月なら社員も見学させることができたのですが、この時期はちょっと厳しいですね。

皮肉にも同時開催されていた東京国際家具見本市に出店していた、日本ハンターダグラス東京ブラインドのブースの方が、見るべき新商品があり、熱心に説明してくれて、勉強になりました。

サンゲツOB会は、昨年よりJAPANTEXと同時開催で昨年から東京店勤務のメンバーが中心で行われています。もちろん公式のものではなくOBといえども、Old boyという意味ではなく、 Out of boundsの意味で、はみ出た人達の会です。今回は参加者15名で、業界で活躍する女性も3名参加していました。参加者の中では、私が一番最初にドロップアウトしまして、在籍が同じ人は少ないのですが、それは、同じ釜の飯を食った仲間であり、サンゲツの日比イズムを叩き込まれた同志でありますので、それはそれは盛り上がり楽しい会でした。

私もそうですが、みんなサンゲツが大好きなんです。サンゲツの日比社長に教えていただいたことは、自分でするようになってよくわかるのですが、ほんとに役に立つことばかりで、たいへん感謝しております。
来年は、サンゲツの日比東京店長をお迎えして開催したいものです。