3月8日のブログの続きです。
関西空港13時50分の中国国際航空で出発しました。上海までは2時間半ぐらいです。機内では、まず行く国のビールをいただくというのが私の海外旅行の流儀で最初にチンタオビアーを頂きましてテンションを高めました。
それにしても中国国際航空の客室乗務員の愛想のないこと。
もう少し微笑みかけられないか
ここは大阪じゃ、笑えよ~
とか、独り言をいいながら機内を観察していたらあっという間に上海に着きました。
飛行機から降りて、入国管理局で手続きをするまでに『仰天!上海3日間』という看板を持った若い男性が迎えに来ているのです。
まだ、入国手続きをしていないところなので、絶対に現地の人は入れないエリアなんです。こちらの方が思わず、仰天です。
その若い男性は現地旅行社の人なんですが、私共のグループ14名を手際よく見つけて、本来我々外国人が手続きするブースではなく、中国人が並ぶブースの方に案内するのです。こちらの方が窓口が多くてすいているのですが、私なんかなんとなく不安になってきたのです。
そこで、その男性にどうしてあなただけこちらに入ってこられるのかと聞いて親指と人差し指で○をつくり、「これか」というと「そうだ」というので安心しました。
そうなんです。中国は賄賂の国なんです。後で聞いた話ですが、当店の提携する縫製工場は保税区にあり、たまに見回りに来る保安官につけ届けをしないとあとで電気をとめられて意地悪されるとのことでした。
14名のツアーで初日はすべて予定が組まれていて、案内は女性ガイドに変わり、空港からバスで市内中心街に向かいました。100元ショップというお土産屋にいきなり行き、外難を見学して、記念撮影をして、夕食は麻婆豆腐と四川料理が用意されているのです。その後、若者でにぎわう飲食街である新天地で自由行動があり、夜10時ごろにホテルに到着しました。
夕食は麻婆料理と四川料理で、なにせ29800円のツアー料金に含まれているのであまり期待はしていなかったのですが結構美味しいのです。ビールは自前で1本25元(1元は15円で日本円で375円)で、チンタオビアーと、サントリイとの合弁会社のビールを飲みました。
外難で記念撮影の時は、そこらにいる人がおみやげにどうかということでコピー商品をいっぱい売り込みにくるのです。
最初、ルイ・ヴィトンの財布を8コで100元(1500円)でどうかと寄ってくるのです。
またまた 仰天!
まったく買う気はないのですが、そこは元はフランス租界地だったので、フランス語で「ノン、ノン、ノン、ノン、と優しく微笑むと、相手はこちらが買う気があると思ったのか、「ロレックス」を2個つけるから100元でどうかというのです。
またまたまた 仰天!
ノンノンノンといいながら歩き出すと「しゃちょ、しゃちょ、12個でどうか」「13個でどうか」ということで、最後バスに乗り込んだ時は「14個で100元でどうか」というのです。
「なに、ロレックスが2個とルイ・ヴィトンの財布が12個で1500円?」
一瞬買おうかと思いましたが、
「ブヨウ(不要)」といって立ち去りました。
続く
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