縫製

プレーンシェード縫製へのこだわり④

プレーンシェード縫製へのこだわりで遮光の生地を使ったときのプリエフ加工というものがあります。


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上の写真は川島織物セルコンが縫製した遮光のプレーンシェードです。どこで誰が縫製しても、遮光の生地で室内が暗くて外が明るいとこのようにピンホール(針穴)が目立ちます。
但し、当店では目立ちにくくするために1本針ですが、川島織物セルコンは2本針。縫い目の蛇行は技術力です。


せっかく遮光の生地を使っても、これじゃ針穴から光が漏れて気になる人は気になるかと思います。


その場合は、オプションでプリエフ加工ができます。
これは超音波ミシンを使いまして、リング付きテープを先に縫い付けた裏地を圧着します。そのため、表側にピンホール(針穴)がでません。


当店の展示サンプルの写真です。


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ボーダー使いに2つの生地を合わせていますが、針を使っていません。


別の展示サンプルです。


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両端も折り返しがありませんのできれいなウエーブがでます。


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裏側です。先にリング付きテープを縫い付けた裏地を圧着しています。


遮光の裏地もありまして、普通の生地を遮光のシェードにすることもできます。


 


 


 


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縫い目が見えるのは上部だけです。(上左の写真。クリックすると拡大します。)
上右の写真は下部のウエイトバーのところ。遮光の生地を使っていますが縫い目はありません。)


このような加工は大手メーカーでは独自の名前をつけて対応していますが、自社商品しかしません。当店ではどこのメーカーの生地でも可能です。


よく似た加工を川島織物セルコンではソフトライニングシステムと呼んでいます。


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プレーンシェード縫製へのこだわり③

プレーンシェード縫製へのこだわりで、リングにも工夫しています。


e当店では取り外しが便利な着脱しやすいeフックを使っています。eフックとは私が名付けたものでフックがeの字ににているからです。


このフックは当店では5年前から使っていまして、取り外しが便利ということをアピールしていたのですが、2年前にトーソーが、昨年タチカワがこの仕様にに変えましたので、今はあまりアピールできなくなりました。


これは洗濯して、取り外して取り付けるときにコードの調整をしなくても簡単にできますので便利です。


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川島織物セルコンは、このタイプではなく、円のものを使っています。私どもはカーテンクリーニングも請けており、シェードのクリーニング依頼の時は取り外し取り付けもいたします。eフックでないものがついていると時間がかかるのです。


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左の写真は川島織物セルコンのリング


 


 


 


 


 


 


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プレーンシェード縫製へのこだわり②

プレーンシェードの縫製で、当店のものとメーカー縫製のものとの大きな違いはリングのピッチです。
このことは、このブログで何回か書いていまして、まずはここここここここを読んでください。


ちょうど、取り付け前の商品で川島織物セルコンのメーカー縫製と当店のものがありましたので写真を撮って説明します。


川島織物セルコンの商品は住宅メーカー用に以前のセルコンが中国で縫製組み立てをしていたのがずっと続いており、生地はフジエテキスタイル、メカはトーソー、縫製は川島織物セルコンが中国でしています。


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箱には中国製と書かれていますが、商品には何も書かれていません。


日本の仕様と違うのかもしれません。


 


この商品は、丈は159センチで川島織物セルコンは20センチ間隔にリングのついているテープを下から縫い付けていってます。(写真をクリックすると拡大します。)


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そうすると、一番上だけがリングの間隔が違ってきます。


上げるとこんな感じになります。


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一番上のウエーブだけが他と異なります。


当店のものは以下で同じサイズではなく、当店のものは丈160センチです。


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当店ではテープを先に縫い付けて後からサイズに合わせて均等割してリングをつけています。


そうすると一番上に上げても均等のきれいなウエーブがでます。


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この場合は丈160センチで、上下のバー袋とマジックテープの部分7センチと一番下のリングの取り付ける位置の1センチの8センチを引いた152センチを均等に割り19センチ間隔にリングを付けています。


川島織物セルコンも、自分たちのやり方がベストだと思ってやっているはずです。私どもも当店のやり方がきれいと思ってやっています。どちらが好むかはお客様の判断です。


当店はお客様の希望により、メーカーにも依頼してメーカー縫製することもしますが、川島織物セルコンは中国で縫製をしていても、当店のグローバル仕様はやってくれないと思います。


注)当店の会社名は株式会社グローバルテン、店舗名がカーテン夢工房



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プレーンシェード縫製へのこだわり①

先月は当店のオーダーカーテンの縫製へのこだわりについてお話をしました。
今回はプレーンシェードの縫製へのこだわりについて3回にわたって書きます。


その前にオーダーカーテンの縫製へのこだわりをお読みください。


オーダーカーテンの縫製へのこだわり①
オーダーカーテンの縫製へのこだわり②
オーダーカーテンの縫製へのこだわり③
オーダーカーテンの縫製へのこだわり④
オーダーカーテンの縫製へのこだわり⑤

オーダーカーテンの縫製へのこだわり⑥
オーダーカーテンの縫製へのこだわり⑦


最近はブログを読んでご来店いただける方がひじょうに多くなってきています。先日は「オーダーカーテンを買うならばここしかないと思って」と言ってきていただいた方がおられました。


ブロガー冥利につきます。
今回はプレーンシェードの縫製で、メーカー縫製でないこだわりについて述べます。その違いについては何回かブログで書いてきていますが、プレーンシェードに関してはカーテン夢工房で買うのが絶対にお買い得です。自信を持ってお勧めします。


そう書くと、プレーンシェードだけ当店でお買い上げいただいて、他のカーテンは他社で買われたお客様がおられましたが、それはやめてやぁ。オーダーカーテンも頼みまっせ。


リングのピッチに関しては、今まで何回も書いてきました。これはメーカー縫製との大きな違いですので明日また書きます。
今日は横のピッチについてです。
こんな話は誰もしません。


たいしたことではないのです。


商品を知りつくした男のちょっとしたこだわりなんです。


ほとんどのメーカー縫製は両端8センチのところにリング付きテープが縫い付けられ、あとは均等に割られます。


シェードの端8㎝


これは川島織物セルコンのメーカー縫製です。


私どもはほとんど自社縫製なので、他メーカー、他社の縫製をみる機会が少ないのです。川島織物セルコンは住宅メーカーの縫製を直接請けており、川島織物セルコンの縫製だけよく目にします。


川島織物セルコンはシェードの住宅メーカー向けは中国で縫製しており、この仕様が純正か住宅メーカー用の特別仕様かどうかはわかりません。


プレーンシェードの幅は43センチです。


 


当店は両端から6センチのところにリング付きテープを縫い付けて、あとは均等です。


シェードの端6㎝


 


商品の幅は上と同じく43センチです。


 


 


 


 


 


 


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川島織物セルコンはトーソーのメカを使っており、トーソーのメカでは両端から8センチところにしかぬいつけられないのです。ほとんどのファブリックのメーカーはトーソーのメカをつかっていますので8センチです。ちなみにタチカワは7センチです。当店は6センチです。


これは、両端からテープの位置が離れていると、たくしあげて行った時に両端の生地がおじぎするのです。そのため、できるだけ端の方にリング付きテープを縫い付けたいのですが、メカの関係で好きな位置にはできないのです。


当店は6センチ。これはお辞儀をするのを嫌った小嶋のこだわりです。ちゃうちゃう。


あと、メーカー縫製では幅50センチ以下はリング付きテープを2本にしていますが、当店では幅50センチ以下でも丈が長い場合はリング付きテープを3本にしています。こうした方がきれいにあがります。これもマニュアル化されたメーカーにはない当店のこだわりです。
 


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オーダーカーテンの縫製へのこだわり⑦ おまけ

スタイルカーテン((スカラップ)の縫製は、一般的には型紙をつくりますが、当店の加工所では型紙をつくらず壁にコードを張リめぐらして曲線をだし,生地に直接あらかたの線を描き、そのままはさみをいれます。生地を半分に折って、最後に広げて左右対称になるようにしています。


どんなサイズでも簡単にすぐにできます。


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オーダーカーテンの縫製へのこだわり①
オーダーカーテンの縫製へのこだわり②
オーダーカーテンの縫製へのこだわり③
オーダーカーテンの縫製へのこだわり④
オーダーカーテンの縫製へのこだわり⑤
オーダーカーテンの縫製へのこだわり⑥
オーダーカーテンの縫製へのこだわり⑦


 


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オーダーカーテンの縫製へのこだわり⑥

当店では、レギュラー縫製(リーズナブル価格商品は除く)は無料のオプションで簡易型形態安定加工をしています。無料です。オプションとしているのはポリエステル100%の商品のみ対象としているからです。


簡易型形態安定加工は過去のブログを読んでいただければわかりますが、縫製後プリーツをきれいに出すためにする加工で、吊った状態でアイロン掛けするようなものと理解していただければいいです。
簡易的な加工なので洗濯を4~5回すればとれるといわれてますが、4~5回するのに4,5年はかかりますので、時間がたてば何もしてなくてもカーテンにクセがつきますので大きな問題ではありません。
川島織物セルコンではソフトウエーブ加工という名称になっています。



この加工ができる商品は加工した方がはるかにきれいになります。


当店では真空釜できちっとする加工を形状記憶加工と称して区別しています。


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上の左の写真は簡易型形態安定加工をする前の写真。右はセットしてこれからかけるところ。


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下から熱を与えますので、熱が漏れないように覆います。


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この機械(ラポージュ:プリーツフォーマー)における簡易型形態安定加工の問題点はウエーブが鋭角になることと、下からの熱が強く下の部分がよくかかるため、両開きの真ん中が逆V字に開く傾向があります。それを避けるために独自の工夫もしています。


オーダーカーテンの縫製へのこだわり①
オーダーカーテンの縫製へのこだわり②
オーダーカーテンの縫製へのこだわり③
オーダーカーテンの縫製へのこだわり④
オーダーカーテンの縫製へのこだわり⑤

オーダーカーテンの縫製へのこだわり⑥
オーダーカーテンの縫製へのこだわり⑦



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スワッグバランスはバイアス取りで

昨日のブログで川島織物セルコンのおかしな自社名表示について書いたところ、4時前に川島織物セルコンの大阪のえらいさんから電話があり、「今、商品部から電話があり、ブログでの指摘ありがとうございます。これから早速作りなおします」とのことでした。昨日の5時からのセミナーには間に合わせるそうで、川島織物セルコンにも希望がありました。


スワッグバランスの施工例です。


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最近はこうしたクラッシックな雰囲気のバランスを付ける機会が少なくなりました。住宅メーカーの依頼で生地は川島織物セルコンSA8230です。


このようなバランスを業界ではスワッグバランスといいまして、ウエーブの部分はバイアスにとるときれいな仕上がりになるのです。
バイアスとりとは生地を斜めにとることをいいまして、代表的なものはネクタイで、そうすることによってきれいに曲がるのです。縁取りする場合はバイアステープというものを使います。


私はこの業界に入った時から、このスワッグバランスの生地はバイアスにとると教えられていたので、それが普通だと思っていたら、昨年、川島織物セルコンの営業員にフィーロの説明を受けた時に「フィーロ縫製では、スワッグバランスはバイアスに生地をとるようになったんです」と言われてびっくりしたんです。


ということは、川島織物セルコンのメーカー縫製では、今までスワッグバランスでは生地のバイアス取りをしていなかったことになるんです。


今回は住宅メーカーの仕事で、住宅メーカーは川島織物セルコンが大好きなので、川島織物セルコンに、生地はバイアス取りにしてということで見積もりをとりました。


CIMG0957そうしたところ、バイアス取りは不可と書いて、この生地の横取りでこのサイズで7万いくらの見積もりのファックスが流れてきました。


この生地ならば、バイアスにとらなければきれいなウエーブが出ないと私が判断しまして、当店の縫製工場で生地をバイアス取りしてつくりました。写真をクリックして拡大していただければ生地を斜めにとっているのがわかると思います。
バイアスにとると生地もたくさんいるのですが、当店の縫製の方が、川島織物セルコンのバイアス取り不可の縫製よりもはるかに安くできました。


あとで、川島織物セルコンの営業員に聞いた話によると、15~6年前までは川島織物もバイアスに生地を取っていたそうです。そうしたところ、あまりにも金額が高くなるので、ニーズにこたえるべく、生地代を少なくし、縫製代を安くし、バイアスにとらないやり方を標準仕様にしたそうです。
一昨年発売した今のフィーロだけは、縫製にもこだわるのがコンセプトなので美しく仕上がるバイアス取りにしたそうです。


川島織物セルコンには、日本のインテリア発展のために、少々金額が高くなっても妥協せず、一流の、本物の、美しい商品を世に出していただきたいものです。   ふぅ~


 


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