プレーンシェード縫製へのこだわり④

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プレーンシェード縫製へのこだわりで遮光の生地を使ったときのプリエフ加工というものがあります。


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上の写真は川島織物セルコンが縫製した遮光のプレーンシェードです。どこで誰が縫製しても、遮光の生地で室内が暗くて外が明るいとこのようにピンホール(針穴)が目立ちます。
但し、当店では目立ちにくくするために1本針ですが、川島織物セルコンは2本針。縫い目の蛇行は技術力です。


せっかく遮光の生地を使っても、これじゃ針穴から光が漏れて気になる人は気になるかと思います。


その場合は、オプションでプリエフ加工ができます。
これは超音波ミシンを使いまして、リング付きテープを先に縫い付けた裏地を圧着します。そのため、表側にピンホール(針穴)がでません。


当店の展示サンプルの写真です。


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ボーダー使いに2つの生地を合わせていますが、針を使っていません。


別の展示サンプルです。


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両端も折り返しがありませんのできれいなウエーブがでます。


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裏側です。先にリング付きテープを縫い付けた裏地を圧着しています。


遮光の裏地もありまして、普通の生地を遮光のシェードにすることもできます。


 


 


 


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縫い目が見えるのは上部だけです。(上左の写真。クリックすると拡大します。)
上右の写真は下部のウエイトバーのところ。遮光の生地を使っていますが縫い目はありません。)


このような加工は大手メーカーでは独自の名前をつけて対応していますが、自社商品しかしません。当店ではどこのメーカーの生地でも可能です。


よく似た加工を川島織物セルコンではソフトライニングシステムと呼んでいます。


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 織物研究会  私はチーム・マイナス6%です


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コメント

  1. ジュピター より:

    素人の質問です。
    細い目の針で縫っても針穴は目立ちますか?

  2. 小嶋@カーテン屋の奮闘記 より:

    ジュピターさん、コメントありがとうございます。
    多分、目立つと思います。
    むしろ、目立つかどうかは生地の遮光度によるところの方が大きいと思います。

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