マンションの機能性レールを両開きから片開きにする

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最近は新築マンションでレールが初めから付いていない物件がでてきましたが、

ほとんどの場合は付いています。

そのレールが、カーテン専門店ではめったに使うことのない、一番

リーズナブルなC型レールといわれているレールなのです。

C型レールというのは、形状がアルファベットのCの形をしているレールで

日本で最初のカーテンレールです。

億ションといわれる高級物件でも、C型レールがついていますし、

メカものを取り付けるために取り外して捨てなければならないことも

よくあり、カーテン専門店からすればもったいないなと思っています。

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↑ このようなレールです。

たまに予算の都合で、真ん中にマグネットランナーがついていないのも

ありますが、一般的に両開き用のマグネットランナーがついています。

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 これに、片開きのカーテンを取り付けて、マグネットランナーを

端に付けてほしいと言われるのですが、これが簡単ではないのです。

マグネットランナーを端に入れ替えることは簡単にできるのですが、

キャップの方に受けの金具がついていないケースが多いのです。

 

そのため、キャップに受け金具をつけなければなりません。

下の写真の右側は最初から付いていたキャップで樹脂のため、マグネットが

つきません。

左側は、こちらで金具を用意して入れました。

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このC型レールのメーカーはたくさんあるのですが、ほとんどの

メーカーのキャップには金具の受けがありません。(価格の関係上)

トーソーだけが、最初からキャップに金具の受けがついています。

しかし、価格が優先されるマンションの現場では、一流メーカーの

トーソーのC型レールをみることはほとんどありません。

C型レールは、どこのメーカーのものでも、キャップは互換性があり、

使うことができますので、片開きにされる場合は、キャップだけトーソーの

ものを買われるといいかと思います。

 

両端に、片開き用のマグネットランナーを入れて、キャップに受けを

つけて、片開きのレースを吊りました。(窓側のみ)

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フラットレースの片開きで、生地はクリエーションバウマンの

シンフォニアCSブロック(0742)です。

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この生地は300㎝巾の横使いで横のリピートが透けない部分と

透けている部分で1つの柄になっていて55㎝あります。

この柄出しを両端同じようにするために、柄出しを優先して製作巾を

決めていますので、フラットカーテンで1.18倍になっています。

レールの長さが158㎝でヨコリピート3.5柄とって、左右の柄出しを

揃えています。

 

 

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