片開き

マンションの機能性レールを両開きから片開きにする

最近は新築マンションでレールが初めから付いていない物件がでてきましたが、

ほとんどの場合は付いています。

そのレールが、カーテン専門店ではめったに使うことのない、一番

リーズナブルなC型レールといわれているレールなのです。

C型レールというのは、形状がアルファベットのCの形をしているレールで

日本で最初のカーテンレールです。

億ションといわれる高級物件でも、C型レールがついていますし、

メカものを取り付けるために取り外して捨てなければならないことも

よくあり、カーテン専門店からすればもったいないなと思っています。

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↑ このようなレールです。

たまに予算の都合で、真ん中にマグネットランナーがついていないのも

ありますが、一般的に両開き用のマグネットランナーがついています。

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 これに、片開きのカーテンを取り付けて、マグネットランナーを

端に付けてほしいと言われるのですが、これが簡単ではないのです。

マグネットランナーを端に入れ替えることは簡単にできるのですが、

キャップの方に受けの金具がついていないケースが多いのです。

 

そのため、キャップに受け金具をつけなければなりません。

下の写真の右側は最初から付いていたキャップで樹脂のため、マグネットが

つきません。

左側は、こちらで金具を用意して入れました。

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このC型レールのメーカーはたくさんあるのですが、ほとんどの

メーカーのキャップには金具の受けがありません。(価格の関係上)

トーソーだけが、最初からキャップに金具の受けがついています。

しかし、価格が優先されるマンションの現場では、一流メーカーの

トーソーのC型レールをみることはほとんどありません。

C型レールは、どこのメーカーのものでも、キャップは互換性があり、

使うことができますので、片開きにされる場合は、キャップだけトーソーの

ものを買われるといいかと思います。

 

両端に、片開き用のマグネットランナーを入れて、キャップに受けを

つけて、片開きのレースを吊りました。(窓側のみ)

DSC01471

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フラットレースの片開きで、生地はクリエーションバウマンの

シンフォニアCSブロック(0742)です。

DSC01473

この生地は300㎝巾の横使いで横のリピートが透けない部分と

透けている部分で1つの柄になっていて55㎝あります。

この柄出しを両端同じようにするために、柄出しを優先して製作巾を

決めていますので、フラットカーテンで1.18倍になっています。

レールの長さが158㎝でヨコリピート3.5柄とって、左右の柄出しを

揃えています。

 

 

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マンションについているC型レールを片開きにするには

6月1日に道路交通法が改正されます。今回の大きなポイントは自転車の

取締りです。

自転車は道路交通法上では軽車両、免許証を持っていなくても

取締りの対象です。

今回では、今まで赤切符(罰金)しか適用されていなかったのが、青切符

(反則金)が適用されるようになります。

その結果どうなるかといいますと、今までは大目にみていた違反に

対して、取締りが厳しくなるということです。

自転車での信号無視や一時停止違反、それに通行区分違反といって、

歩道をを自転車で走っても違反になります。

これで警官に見つかると簡単につかまるのです。

「私、警察官。あなた、ケイソツかん?」

初回に捕まっても即反則金納付にはならず、3年間のうち2回目の摘発を

された場合に、警察が実施する「安全講習」を受講しなくては

ならなくなります(手数料5700円を徴収)

講習は1回3時間で最後にテストがあり、1日棒にふることになります。

自転車に乗るときは違反に気を付けてください。

詳しくはこちらのサイトに書かれていますのでご参考に。

 

さて、本題です。

 

たまに、他店で購入されてご自身でカーテンを取り付けられたお客さんが

店に来られて、「小さい窓で片開きにして、マグネットランナーは

真ん中についていたのを端に持ってきたのですが、ウケ(金属)がなくて

マグネットの機能が果たしていないのだけどどうしたらいいですか」と

言われます。DSC05612

上の画像の上のキャップが両開き用のC型レールのキャップです。

下のキャップはマグネットの受けがある片開き用のキャップです。

実際の現場

DSC05599

こういうキャップになっていると、キャップの手前に片開き用の

マグネットランナーをいれもくっつきません。(マグネットの機能が

働きません。)

その場合は、何かウケの金属を入れてやらなければなりません。

DSC05600

こちらは、トーソーのキャップ一体型リターン金具というもので

代用しています。

そうすると片開きの商品でもキャップにピタッとくっつきます。

それで納品したのがタックアップレース

DSC05602

DSC05603

バルーンシェードのようにリング付きテープを縫い付けてたくし

あげるようにできますが、操作コードはなく手動の固定です。

普通のレールに引っ掛けるだけで、くし刺ししているもの(結束バンド)を

はずせば、普通のレースになり、高さも自由に変えることができ、

洗濯簡単でリーズナブルです。

 

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