プレーンシェード

1月はカーテンマイスターのお宅訪問月間

年末になると、修理依頼の電話・メールが多いのです。

年末は納品やらでバタバタで忙しいので、もう少し早く言ってくれるか、

1月にしてよと思っているのですが、お客様の立場になるとそんなわけにも

いかず、お伺いをしています。

当店でお買い上げいただいたお客様は、毎年年賀状でご案内していますように

1月は「カーテンマイスターのお宅訪問月間」となっていまして、

些細な修理依頼にもひじょうに良心的な価格でお伺いしております。

カーテンマイスターって誰よ? てか

ボクです。

ボクはカーテン屋の大 棟 梁 です。

こうりゃん(Korean)、違ったかな?

 

年末の12月25日26日で4件修理依頼に対応しました。

他店で購入されたヨコタのコード式のシェードでヨコタの、ストッパー不良に

よりとまらないとのことでした。

他店購入分は当店にはリストがないので、どこのメーカーのどんな

商品かわからないので、一度現場調査に行って部材を注文して

もう一度伺わなければならないのでけっこう高くつくのです。

普通はメールで写真を送ってもらったりして、事前にやり取りをして

部材を用意して1回で済むようにしていきますが、今回は

写真ではメーカーがわからなかったのです。

訪問するとブラケットの形状からヨコタのものだとわかりました。

すでに倒産したメーカーですが部材は手に入りますが、今回は持ち合わせて

いませんでした。

トーソーのパティナのストッパーは持っていたので、それで代用して

1回で納めました。

 2015-12-26 10.10.58

操作部分のストッパーの形状では、どこのメーカーかは

わからなかったのですが、ブラケットは昔から変わっておらず、

これをみて、ヨコタ製とわかりました。

ヨコタのものは、ストッパーと第一コードガイドが兼用されていて、

コロコロがついています。

それに対してトーソーのパティナのストッパーはコードガイドと別々で

コロコロがついていません。

トーソーパティナは少しゆるゆるですが、ヨコタのレールにはまります。

そこで、パティナのストッパーをひとつ分解をして、コロコロを現場で

つくりました。

ヨコタのコロコロ付ストッパー(下の写真)

2015-12-26 10.48.03

私の手作りコードガイド

2015-12-26 10.47.34 2015-12-26 10.47.27

これをストッパーのすぐ近くに入れました。

2015-12-26 11.00.03

コードも交換して完成です。

2015-12-26 11.11.52

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遮光のプレーンシェードは針穴が目立ちます。

カーテン夢工房は祝日が定休日になっていまして、

本日、7月20日海の日はお休みをいただいています。

このブログは5時に自動的にアップできるように設定したものです。

尚、来年からは8月11日も「山の日」で祝日となりますが、流行を

先取りする当店としましては、今年から8月11日は休みとしまして

夏季休暇は8月11日(火曜)〜 14日(金曜)です。

8月15日()16日()は営業致します。

 

さて、本題です。

 

遮光1級の生地でプレーンシェードをつくりました。

そうするとどうなるか

DSC06297

DSC06301

遮光1級の生地なので生地の部分からは光漏れは少ないのですが、

隙間や針穴(ピンホール)からの光漏れがすごく目立つようになります。

上の方の写真で正面のプレーンシェードでタテに白い線がみえるのは、

リング付きテープをミシンで縫い付けている針の穴なんです。

生地はアスワンE4333

これが一般的なシェードの縫製です。

 

これが気になる方にはリングの手縫い縫製で対応もしています。

DSC06345

遮光2級の裏地をつけています。

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裏地を無双縫製(袋縫いにして糸目がでないようにしている)にして、

リングは手縫いしています。

こうすると、表側に糸目がでるのは、ピンポイント的にリングを縫って

いるところだけです。

価格は10%ほどアップしますが、光漏れがなくきれいです。

 

 

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配慮をしたプレーンシェードの耳立て

人間ドッグに行ってきました。

 毎年誕生月に申し込みをして7月頭に行ってまして20年ぐらいのデータが

残っています。 
  
 昨年に比べて体重が3キロ減り、身長が1ミリ短くなり、視力が左目だけが

0.1以下で大きく落ちました。(右目は1.0で、老眼鏡は必要としてません。)   
  
 正確なデータは未だですが受診後の医師による結果報告では、

すべて正常範囲で問題がないとのことです。

健康優良大人です。

 

 

さて、本題です。

 

ブログにはいいことばかり書かないで失敗した話も書かねばと思っています。

実は失敗話もそこそこありますが、そんな話ばかりになると「この店、

大丈夫かな?」と思われるので、工夫した話も書いておきます。

 

タワーマンションのコーナーの窓で大きな変形台形窓になっています。

カーブレールが初めからダブルで、天付ブラケットを使ってついて

います。

レースはそのレールを使って1.5倍使いの両開き、ドレープ(厚手カーテン)は

台形の斜めの辺はカーテンで、正面はプレーンシェードにしたいという

要望でした。

そのレールをうまく使うため、ダブルブラケットは残して、手前の

レールの正面部分をカットしました。

DSC06151

引っ越し日で荷物がいっぱいあります。

DSC06146

プレーンシェードがあるところも天付のダブルブラケットが残っていて、

それをかわすためにブラケットスペーサー(樹脂製のかまぼこ板のようなもの)を

入れて、カーテンボックスの天とシェード本体との間に隙間があくように

つけています。

DSC06136

 

そこで、シェードの幕体にマジックテープをつける位置を従来より

下にして、上部がメカより上ににでるようにして隙間が見えないように

しています。

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(画像はクリックすると別のページに飛びまして、そこでもう一度

クリックすると拡大します。)

DSC06148 DSC06141

台形窓は右と左の斜めの辺の長さは違うのですが、レースの巾を

変えて、真ん中の面のど真ん中で両開きがわかれるようにしています。

DSC06150

 

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配慮をしたレースのプレーンシェードウエイトバー隠し

私がよくコーヒー豆を購入するのは会社近くにある関根コーヒーさんですが、

ここは毎週水曜日だけが20%引きになります。

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これってどうよ?

 

こうなると水曜日しか買いに行かなくなると思うです。

私がそういう考えなので、当店ではある期間だけのセールというのは

やらないのです。

その期間は売れても、その後が売れなくなる心配をするのです。

 

当店は毎日がお買い得セール日です。

関根コーヒーさんは100g単位で買えるし、けっこうおいしいですよ。

 

さて、本題です。

昨日のブログで少し配慮が足らなかった話を書きましたが、今日は

配慮した話です。

透け感のあるレース生地でプレーンシェードを作った場合、ボトムバー袋の

ところも透けていて、鉄のボトムバーが表から丸見えになります。

そのため、不透明なドレープでボトムだけ生地を変えました。

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DSC06111

今はレースのシェードだけなのですが、このあと、ドレープのシェードを

手前に取り付けます。

DSC06113

お客様にこの生地ならば、裾のバー袋のところから白の鉄のバーが

見えますけどいかがいたしましょうかというと、大概の人が、それは

きれいでないからなんとかしてとおっしゃいます。

 

商品をよく知っているお店が提案をするかしないか

ですね。

 

 

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お客様のブログに紹介していただきました。

 今やネットの時代ですから、仕事以外でエンドユーザーの方でブログを

書いておられる方がいっぱいおられます。

当店でカーテンをお買い上げいただいたお客様でも、今まで何人かおられて、

リンクを貼っていただいていると、こちらはアクセス解析をしていますのでわかります。

先日、私が納品したお客様もこちらは全く知らなかったのですが、ブログを書いておられて、

ご連絡をいただきました。

お客様のブログ「La Vie en Rose…? 」

 http://laver.hateblo.jp/entry/20150415/1429108985

まずはこちらをお読みください。

施工した現場の写真はこちらです。

DSC05054

左側が寝室、右側がリビングです。

レース手前で2倍使い、窓側が遮光のプレーンシェード

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レースは左の寝室がマナのジュシカ32、リビングがマナのパピヨン2

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シェードは寝室がマナのエトワール4で、リビングがエトワール3

DSC05063

 お客様のブログを拝見するとご満足いただいたようでほんとにうれしいです。

こういうお客様の生の声を大切にしたいです。

最後に私について書かれていたこと

ブログの感じから、コテコテの関西人を想像しておりました社長さんですが、採寸・取り付けの際にお目にかかったご本人さまは、私の目からは、優しそうで穏やかで、とてもシャイなかたに見えました!(笑)」

 ありがとうございます。

ブログのイメージからすると強気な大阪人と思われるかもしれませんが、実は

人前にでるとすごく緊張しまして、しゃべるのが苦手で恥ずかしがり屋なんです。

特に夏はよく緊張します。

      金鳥の夏

いつもダジャレを言っていて、おもしろい人のように思われるのですが、

日常生活ではほとんど言いません。

ブログは営業用で、ネタとして考えておもしろく書いているだけです。

家では焼酎飲んで寝るだけです。

妻はけっしてダジャレー夫人ではありません。

 

 

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進化しているプレーンシェード

 インテリアの業界は繁忙期と閑散期の差が大きいのです。

3月は1年のうちで一番忙しくて、1月は最も暇な時期です。

当店はオーダーカーテンと窓周り品が中心で、新築と吊り替えの比率は半々ぐらいなので

1月は特に暇です。

3月は企業の決算月のところも多く、また年度末で引っ越しシーズンでもあるため、

マンションや住宅メーカーの戸建物件の引き渡しも集中しています。

カーテン屋は3月末に引き渡された物件の工事が4月になることもあり、

3月4月はめちゃくちゃ忙しいのです。

その反動で5月6月は暇になります。

また、インテリア業界では、職人さん不足というのも深刻な問題です。

昨年は消費税増税前のにわか需要で職人さん不足が顕著だったため、今年は

この時期の受注をわざと控えている内装業者もあるぐらいです。

オーダーカーテンの縫製においても縫い手さんの不足のため、この時期は需要拡大に

より納期がひじょうにかかるようになります。

 

職人さん不足は若い人のなり手が少ないのと、高齢化により廃業される方が多く

なってきていることが挙げられます。その要因として、たいへんな割に

賃金が低いという問題があります。

これは、日本の建築業界にとっても深刻な問題となってきています。

魅力ある仕事と賃金がないと、この業界もダメになりますので何卒

ご理解くださいませ。

また、仕事が集中する時期が決まっていて、その時期になると

職人さん不足になります。これもある程度、平準化できればうまく回転すると思うのです。

よって、吊り替え等で特に緊急を要しない場合は4月中旬以降のご注文でお願い

します。

その時期になると落ち着いてきますので、お客様にとってもメリットがあります。

 

 さて、本題です。

 

20年前に当店で買っていただいたお客様の吊り替えです。

その時、私が伺ったようで、ちゃんと私のことを覚えていただいていました。

 

20年前に取り付けたシェード

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ナショナルトレーディング(現ナショナルインテリア)のフランス製の生地。

当時よく売れました。

当時は、操作はコード式。

何度かクリーニング屋さんにクリーニングを出されたとのことですが、綿の

生地で横方向に少し縮んでいます。

シェードのクリーニングは気をつけてください。

日本インテリアファブリックス協会のウォッシャブルの基準はタテ方向に

1%、横方向には2%以内の縮みならばウォッシャブル表示になっています。

カーテンとして吊ることを前提としていますので、タテ方向のの縮みは

気にしていますが、ヨコ方向の縮みはあまり気にしていません。

混紡の生地で、綿のような縮む組成はヨコ糸に使われていることが多いのです。

そのため、ドライクリーニングをしてもヨコ方向に縮む生地もあります。

 

今回取り付けたシェードは

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メカはドラム式で裏地付きです。

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遮光裏地なので、リング付きテープを縫い付けるとミシンの針穴が

目立つので、リングは1点止めの手縫いしています。(これは有償のオプション)

リング付きテープを使わないプレーンシェードです。

 

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↑ 裏地の縫製は無双縫製 ↓ リング付きテープは使っていませんので針穴は

ありません。

DSC04230

リングも洗濯のために簡単に着脱が可能なリングを使っていて、そのピッチも

均等になるようにしています。

DSC04231

カーテンも裏地付きのリターン仕様です。

DSC04220

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生地はドレープがスミノエU6129  レースがスミノエU6088

 

 

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「4月10日はインテリアを考える日」

 

 

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最近の修理物件(2)

中国の春節の影響で、10日程前ぐらいから中国語圏からの多くの観光客が

来日され、日本で爆買いをしていました。

大阪の街もすごくて心斎橋商店街や免税対応の店は人で溢れかえっており、

中国語が飛び交っていました。

大阪の庶民の台所、黒門市場も年末同様に歩けないぐらい中国人でいっぱいでした。

黒門市場はいち早く中国人観光客を取り込む体制をつくっています。

空き店舗を無料の休憩所(店で買ったものをそこで食べられるようにしている)にし、

無料のWi-Fiを設置し、仮設トイレを新設し、そこには中国人・韓国人の風習に

合うようにトイレットペーパーを捨てるバケツまで置いてあるのです。

(紙にはうんちくが・・・)

 

案内板も英語、中国語併記でどんな店かわかるようにしています。

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中国語のガイドブックにも黒門市場が紹介されていて、本の写真を指差して「トロ」

といっていた観光客もいました。

 

私がよく行く魚屋の83才のおばちゃんも外国人には英語で対応されます。

「英語しゃべったら中国人か香港人がすぐわかるな。

香港人の方が英語がうまいわ。」とゆうてはります。

 

商売をやっていると「ニッパチ」と言って2月8月は売り上げがひじょうに

厳しいのです。

その中で、ビジネスモデルを変えて、この時期に中国の富裕の層(冬の層)を

取り込んだやり方は見習うべきものがあります。

 

当店も店内表示を英語、中国語、韓国語併記をして、

 グローバル店舗を目指さなければならないと思いました。

 

 

さて、本題です。

 

昨日のブログの続きで今年になって依頼のあった修理物件です。

 

4)プレーンシェードが止まらない

このクレームはよく起こりまして、ほとんどはトーソーのパティナというメカの

コード式です。

お客様から依頼があったときは、それだと思って修理部材を持っていったら

川島織物のメーカースタイルで15年程前の商品でした。(他店購入分)

メカは倒産したエスエム工業のものでした。

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生地も汚かったので新規で新しく作り直すことになりました。

 

5)プレーンシェードのコードのもつれ

これもよく起こるクレームです。

昇降コードは切れていなくて、コードは外れて、ドラムにからまるという現象。

14年ほど前に当店が取り付けた物件で、メカはフェデポリマーブルの

ドラム式(エスエム工業のメカで、倒産後引き継いでいて、このメカは

なかなか優れものでした。)

分解して修理。修理の部分の写真は撮り忘れました。

当時流行っていたフラットバルーンのスタイルです。

1年に1回は洗濯していただいていて、生地は比較的きれいです。

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(画像はクリックすると別のページに飛びまして、そこでもう一度クリックすると

拡大します。)

 

修理代は当店施工のもので5400円です。

 

6)木製ブラインドが滑る。

3年半前に取り付けたタチカワの木製ブラインドが一番上に上げた時にピタッと

止まらずに少しずれ落ちます。

これは当店では2回目で、コントローラーの部分を取り替えです。

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(画像はクリックすると別のページに飛びまして、そこでもう一度クリックすると

拡大します。)

施工後3年半ですが、スラットが意外と反っていました。

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鉄の部分が、樹脂の部分と接しているところが回転することによって

すり減って隙間ができます。

そのために滑ります。

構造的な問題だと思います。このメカはリニューアルされて今は廃番になっています。

3台取り替えましたが、当店の販売で5年保証なので無料です。

 

 続く

 

 

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