先日、インテリアの業界紙から専門店向けにメールでアンケートがきました。その中で、
Q5.
今後取り扱いを強化する(強化している)商材をお聞かせください。(複数回答可)
1)オーダーカーテン
2)メカモノ関連
3)エコ内窓
4)壁紙(国内ブランド)
5)輸入壁紙
6)デジタルプリント壁紙
7)化粧フィルム
8)ガラスフィルム
9)ペイント
10)カーペット(敷き込み)
11)ラグ・マット類
12)タイルカーペット(住宅用)
13)フローリング
14)照明器具
15) 家具関連
16)インテリア雑貨
17)DIY雑貨
18)その他
というのがありました。
先月行われたインテリア業界最大のイベントであるJAPANTEX2016では
業界唯一の評論家であるインテリア文化研究所の本田榮二さんは、セミナーで
拡大が予想される商材として下の6点を挙げておられて、これらの商品に力を入れる
ように話されていました。
1)住宅用タイルカーペット
2)遮熱ブラインド&ロールスクリーン
3)飛散防止フィルム
4)エコ商材
5)壁紙用フリース
6)デジタルプリント壁紙
業界紙の選択項目は、主催者側が意図するものが優先されていると思うのです。
業界の2人の論客がおっしゃっているのは、遮熱ブラインド&ロールスクリーンを除いては
重なっていると思います。
私も、遮熱ブラインド&ロールスクリーンは過去の商品で、これから力を入れる商材とは
思いません。
数年前は、業界あげてリフォーム、リフォームと言っておられたのですが、
これはもう十分浸透したということなんでしょうか?
私はアンケートには18)のその他にして、電動商品、ホームオートメション化商品と
書いて回答しました。
当店としては、今後はインテリア関連の電動商品に力を入れていきたいのです。
電動商品といっても、そんなに難しいものではなく近くにコンセントさえあれば
簡単にとりつけることができます。
後から付ける場合は、配線の問題がありますので、きれいかそうでないという問題があり、
事前に十分な打ち合わせが必要です。
マンションのリビングに電動の開閉式調光型ロールスクリーンFUGAを取り付けました。
新築のマンションで実測に行った時に、エアコン用のコンセントが
あって、200V用と100V用の差し込み口があったのです。
エアコンには200V用を使われるので、FUGA 電動には100Vが使えるので
ラッキーと思いました。
でもよく見ると、エアコンのホースの壁からの出口とコンセントの位置関係を
みると、FUGA電動の線はカーテンボックスから出すと、エアコンのホースを
またぐことになるのです。
そこで、事前でコンセントに差し込む線を用意してお客様に渡して、エアコン屋さんが
工事されるときに電線をエアコンのホースの後ろを通しておいてもらえるように
お願いしました。
バッチリうまいことしておいてくれました。
その結果、きれいに納まりました。
電動商品は簡単なのですが、きれいに納めるというセンスは専門店ならではの
経験がものをいうと思っています。
今まであまり意識はしていなかったのですが、エアコン用のコンセントが200v用と100v用の
2つの差し込み口があるのは窓周りに電動商品を取り付ける時に応用が効きますので
便利です。
最近の新築物件は皆そうなっているのかは知りませんが、インテリア業界としては、
ハウスメーカーやマンションデベロッパーに対して、建築時にこのようにしてもらうように
啓蒙していく必要があります。
そうすると、インテリア関連の電動商品がもっと浸透していくと思います。
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