ホテルのカーテン

台湾のカーテン事情(1)

5月の27日28日に1泊2日で妻と台湾に遊びに行ってきました。

前回は2009年9月に行っていまして、その時の話もブログに書いていますので

ここをお読みください。

私も、台湾に行くにあたって、行かれた人のブログを参考にして、

それがひじょうに役に立っていますので、今回も旅行記を書かせていただきます。

最近は「カーテン屋の奮闘記」としてのアクセス数がひじょうに多いので、

せっかくカーテンのことを知りたくてブログに来たのに「プライベートな

話かい?」という方もおられるので台湾のカーテン事情も少し書いておきます。

何回かに渡って書きますが、ほとんどが旅行記なので、嫌な人はスルー

してください。

もう少し、読みたいという方はここをクリックしてください。

励みになります。

今回はLCC(ローコストキャリア)のピーチで行きました。

昨年、2回ピーチでソウルに行きまして、その価格の安さに魅かれて

ます。

関西空港から台北までは片道4380円です。

来週はソウル日帰りしますが片道2980円です。

いつもこの価格というわけではなく、早めに申し込むと安いし、よく

キャンペーンをやっており、その時は安いのです。(これは最安値ぐらいです。)

関西空港の第2ターミナルはピーチ専用になっています。海外便は関空発しか

ありません。

今回は1泊2日の旅で、時間を有効に活用するために朝7時5分発の便で行きました。

(台北までは2時間半ほどで、1時間時差がありますので朝の9時頃に台北に

着きます。)

そうすると、大阪市内の家を4時30分に車で出かけなければなりません。

関西でも少し遠くならば前泊しなければならず、そうなるとあまりメリットは

ありません。

でも、ピーチで行く人は節約家が多いので、大概の人は空港の椅子で前泊されるそうです。

車は空港側ではなく、りんくうタウン側に24時間300円の駐車場が

あり、いつもそこに止めて電車で橋を渡ります。

ピーチや駐車場の話は前にソウルに行ったときに書いたブログに載っていますので

ここをお読みください。

 今回の旅は、1泊2日でしたが、ひじょうに充実していて楽しかったです。

食事の話や電車とバスで「千と千尋の神隠し」 の舞台になったとか

ならなかったとかといわれている九份(ジウフェン Jiufen)へ行った話は

次回に書きます。

すべて順調だったのですが、帰りの飛行機の出発が18時30分で17時頃に

空港に着いたところ、到着便が遅れていて出発が21時10分頃で2時間40分の

遅れというアナウンスがありました。

これがLCCなんです。

安さの代償として、飛行機はすぐに折り返すために1つ歯車が狂うと

大きく狂うのです。

安いチケットを買っているために文句も言えないないのです。

関空到着予定が22時30分だったのですが、そのため0時を回って

しまい、関空からの電車がなくなっていました。

関空からりんくうタウンの駐車場までタクシーを乗ったら深夜料金や

橋の通行料金やらで3450円かかってしまいました。

台北までは4380円なのに・・・・

 

さて、本題です。

台湾のカーテン事情ということで、泊まったホテルのカーテンについてです。

宿泊したのは4つ星のパークシティホテルです。

これもネットで予約しまして、1部屋2人で2860元 (日本円で10000円)

でした。1人5000円

このレベルのホテルにしては格安だと思っています。

 

 カーテンは

ドレープは遮光裏地付きの2倍に近いフラットカーテン

レースは三っ山の 2倍使いです。

 

このホテルのカーテンに関してはカーテン屋の立場で次回詳しく

説明します。

 

 続く

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韓国のカーテン その6  ホテル

その5からの続き

 仁川からソウルまでは地下鉄で1時間強ぐらいです。地下鉄といってもほとんど地上をはしっていました。

今回宿泊したのは5つ星のホテルで東大門にあるグランドアンバサダーソウルです。5つ星のホテルですがネットを通じて申し込みすると、1泊1部屋144000ウオン日本円にして10800円:1人1泊5400円でした。

このクラスのホテルとしては超格安だと思います。

 私はTravelzoo(トラベルズー)というサイトから申し込みました。このサイトは世界の旅行会社を紹介していて期間限定の格安ホテルなどお得な情報が満載です。国内向けの高いレベルでリーズナブル価格のツアーやホテル情報などもあります。

 

 

バスタブとシャワー室は別になっているし、エスプレッソのマシーンがおいてあり1日2個までは無料でミネラルウォーターも2本無料でおいてあります。

シャンプーや石鹸などのアメニティはロクシタンで優雅ないい香りです。

おまけに持ち帰り用にロクシタンのシャンプーセットもくれました。

    これで1泊5400円で すごくトクシタン 

韓国の電圧は220Vで日本の電気製品は使えません。
携帯やスマホ の充電程度は問題なくできますが、電源の差込口が合わないので変換プラグが必要です。

スマホを充電するのにその変換プラグをもっていくのを忘れたので、ホテルに借りようとフロントに電話したとき間違って「変圧器」を貸してほしいと言ってしまい、大層立派なものを持ってきてくれました。

 

 ネットは無料ではなく、1日20500ウオン(1500円ぐらい)かかります。

納得できなかったのは、歯ブラシがないから電話して持ってきてほしいというと、これは有料で、別の棚においてあるというのです。まさか5つ星ホテルに歯ブラシがないとは思いませんでした。

妻は持ち歩いているので必要なかったのですが、私は持っていないので買わざるえなくて1つ6000ウオン(480円)しました。

歯ブラシ1本が480円。今回の旅行でコスパ(コストパフォーマンス)で1番高い買い物でした。

韓国ウオンと日本円とのレートですが、この時点で1ウオンが0.075円ぐらいでした。
10000ウオンが750円ぐらいです。頭の中ですぐに計算するときは、一桁引いて0.8を掛けて、それよりちょっと安いぐらいかと計算していました。

円ウオンを交換するときは日本でやるより韓国でするほうがはるかにレートはいいです。

ホテルのカーテンですが特長のないもので、すごく汚いのです。何年も洗濯していない感じです。

 

 思わず、フロントに電話して

「そろそろカーテンを取り替えた方がいいですよ。汚いカーテンを吊っていると部屋が安っぽくみえますよ。」

と いいたくなりました。(#カーテン屋あるある)

続く。次は韓国で食べた食事です。カーテンネタではありませんがあしからず。

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ホテルのカーテン

2月3日は私どもの21回目の結婚記念日です。

我が家は「家族仲良く楽しく、ゆっくり歩けば遠くに行ける」をモットーにしておりますので、妻と近くのフランスレストラン「カランドリエ」で食事をして、会社に一番近いシティホテルである、「ホテル日航大阪」に宿泊しました。

カランドリエの食事はフェイスブックの私のアルバムに載せています。こちらをご覧ください。

ホテル日航大阪は、一休ドットコムで予約をしましたのでリーズナブルプランです。

ブログで「ホテルのカーテン」と書くとすごく検索に引っかかりますので、昨年の結婚20周年記念で宿泊したセントレジスホテル同様に書かせていただきます。

セントレジスホテルのカーテンのブログはこちら

ホテル日航大阪は古くからあるホテルで、セントレジスとはまったく違って、部屋のインテリアはシンプルです。

ドレープは完全遮光の無地の裏コーティングしている生地で、ガラス側に吊ってあり、レースは部屋側に吊ってありました。
レースはボイルで、腰窓ですが床まであります。

ホテルで求められるのは快適な睡眠で、光が漏れないようにレールも重なるようになっています。

 

手前はレース用で1本のレール奥2本が中央部で30~40㎝ほど重なっています。
光が中央部のところから漏れないようにしてあります。

しかし、完全遮光のドレープが数カ所穴があいており、そこから蛍の光みたいに朝方光が漏れていました。

ホテルのカーテンはもちろん防炎です。

仕事柄、すぐ防炎ラベルをみてどこの業者が取り付けたのかを見るの習慣になっています。

ここに書いてある、消防庁登録者番号で、どこの業者が取付けたか、もしくは縫製をしたのかがわかるようになっています。

30というのは和歌山の業者です。大阪は27で、東京は13です。
こちらはE-30-30041となっていましたので、和歌山のあそこが縫製したのだということがわかります。

ちなみに当店の消防庁登録者番号はE-27-26692です。
この番号の防炎ラベルがついていれば当店の施工です。

 

 

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ホテルのカーテン

上海で宿泊したのは、ザ・ロンジモントホテル上海です。
一応5つ星のホテルですが、海外旅行の仕組みはよくわかっていないのですが、日本でエアーチケットともにツーリストで申し込みをすれば1泊8000円ぐらいです。
よく「ホテル カーテン」というフレーズで検索されて私のブログに入ってこられることが多いので、カーテン屋の立場で書いておきます。
たまに「○ ○ ○ ホテルの部屋のイメージにしてください」というお客様がおられます。今は、ネットで客室の写真もありますので雰囲気はわかるのですが、カーテンだけ同じにしても、他の調度品も同じにしないとそのイメージにはならないのです。
ハード部分だけならば同じにすることはできます。
まずは、ドレープ(厚地)に関しては裏地付が100%で真っ暗になることが求められます。
レールも交差するようになっており、真ん中からの光漏れがないように工夫されています。
こちらのホテルは床も引きづるようにつくられています。日本の場合は床にカーテンが擦るとクレームになりますが、ヨーロッパでは、カーテンは床に引きづるようにつくるのがいい一般的です。これは寒さ対策のひとつで冷気漏れを防ぐためです。
カーテンの取り付け高さが高いため、このようなバトンがついていまして、これをもって開閉します。
そうするとカーテンも傷めなくていいのです。
当店でも、タッセルを工夫してバトンタッセルというものを用意しています。
こちらをご覧ください。
レースはシャープシェードになっていました。
こうしたメカものは密室で不特定多数の人が使うところではお勧めできません。
必ず、無理に操作したりして壊れるのです。
この部屋もシャープバーがはみ出ていました。

 

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ホテルのカーテン(1)

9f73c161.jpg昨晩は広島のホテルに宿泊しました。

年末年始の休暇でのんびりしてますがいつも仕事のことが気になります。
よく、看板で『〇〇ガーデン』と書いてあると「カーテン」に虫が止まっているのではないかと気になってよくみてしまうのです。違うことがわかると無視します。

 写真は昨晩泊まった広島のホテルの1階のレストランのカーテンです。

 バルーンシェードフリル付きと言います。高さ6mぐらいのところから取り付けてあります。 皆さんはこの写真をみてどう思われますか。きれいですか?

バルーンシェードは上下昇降できるのですが上にいく程、生地が内側に引っ張られます。このケースは取り付けるところにガラスの帆立があり、大きい幅で1台で取り付けることができません。細かく分割しているため、上げると生地と生地の隙間が余計大きくなりきれいとは思いません。

こういう窓にバルーンシェードを取り付けるのはどうかと思います。

ホテルのカーテン(3)

050105_1602~0001.jpg昨日も北海道ニセコで、温泉につかりながらのんびりスキーを楽しんでいます。お店の方は7日より営業します。

どこにいても会社のパソコンに入ってくるメールはリモメメールを利用して携帯で読めるようにしているのですが、年末に仕入先・メーカー・同業者にメールで送りました年末挨拶の開封通知が昨日の朝からいっぱいくるのです。世間では5日から始動しているようで、早いところは4日から会社にでてメールを読んでいただいているようで、なにか取り残されたような感じがします。

寒い地方の冬場では、カーテンで仕切られた窓際は寒暖の差が激しく、空気がまわり、カーテンの隙間から冷気がもれてきます。隙間風のようになりまして、ひじょうに寒く感じます。

一般家庭においても同じで、当店ではそれを防ぐためにリターン仕様を【10月16日のブログをお読みください。】お勧めしています。
東北地方の同業者に聞いた話によれば、東北地方ではリターン仕様のことを省エネカーテンと言うらしく、広く一般に使われているとのことです。当店では無料のオプションです。

こちらのホテルでも隙間風が漏れないように工夫してあり、写真のように壁にマジックテープ(オス)付きのレールをつけ、カーテンにマジックテープのメスが縫い付けてあります。これをつけることによって隙間風を防ぐことができます。

2年前の正月に広島のホテルに宿泊した時、その時はプレーンシェードがついていて、壁とシェードとの隙間からの冷気で寒くて目が覚めた思い出があります。こちらのホテルはうまく考えているなぁと思いました。

私共のお客様でも、たまにこのような要望があります。この場合は隙間風より、光の漏れがないことを望まれるケースが多いです。
お客様が意匠的に納得いただければどのようなこともできます。

ホテルのカーテン(2)

050104_1059~0001.jpg昨日は終日雪。気温はマイナス3℃で髭に雪がついてつららになっています。

ホテルのカーテンでは不特定多数の人が宿泊されますので、暗くないと眠れない人のために遮光性が要求されます。

ラブホテルやビジネスホテルでは、遮光カーテンを使われるケースがありますが、一般的には、遮光カーテンでは色、デザインが限られてくるため、ドレープ(厚手カーテン)に遮光裏地をつけることが多いです。
その場合、予算的な関係なのか、表側にくるドレープ(厚手カーテン)は2倍遣いなどヒダをたっぷりとっても、裏地は別々に縫製してフラットにしてあとからつけられるようにすることが多いです。
当店でも、一般住宅向きにメーカーが売り出す以前から1倍フラット裏地「うらだ」として販売していますが、あまり売れてません。

こちらのホテルでは裏地付きですが、完全一体縫製ではなく、表側のドレープ(厚手カーテン)は2倍遣いにして裏地は1.3倍ぐらいにしています。両端の耳の部分は一緒に縫い込んでいるのですが、引っ掛けるところは別々にフックがついていて、それぞれを両方向からひとつのレールのランナーにひっかけるようになっています。

写真はカーテンボックスについているレールです。(右側が室内側)手前のドレープ(厚手カーテン)用のレールは左右が別々になっていまして中央部分で少し曲げて交差するようになっています。
レースは1本のレールです。

中央部分を交差させることによってカーテンを閉じた時に光の漏れをなくします。このような交差レールは商品としてありますので簡単にすることができるのですが、カーテンボックスの幅が内寸で18センチ以上ないとできません。設計段階からの打ち合わせが必要になってきます。