ホテルのカーテン

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上海で宿泊したのは、ザ・ロンジモントホテル上海です。
一応5つ星のホテルですが、海外旅行の仕組みはよくわかっていないのですが、日本でエアーチケットともにツーリストで申し込みをすれば1泊8000円ぐらいです。
よく「ホテル カーテン」というフレーズで検索されて私のブログに入ってこられることが多いので、カーテン屋の立場で書いておきます。
たまに「○ ○ ○ ホテルの部屋のイメージにしてください」というお客様がおられます。今は、ネットで客室の写真もありますので雰囲気はわかるのですが、カーテンだけ同じにしても、他の調度品も同じにしないとそのイメージにはならないのです。
ハード部分だけならば同じにすることはできます。
まずは、ドレープ(厚地)に関しては裏地付が100%で真っ暗になることが求められます。
レールも交差するようになっており、真ん中からの光漏れがないように工夫されています。
こちらのホテルは床も引きづるようにつくられています。日本の場合は床にカーテンが擦るとクレームになりますが、ヨーロッパでは、カーテンは床に引きづるようにつくるのがいい一般的です。これは寒さ対策のひとつで冷気漏れを防ぐためです。
カーテンの取り付け高さが高いため、このようなバトンがついていまして、これをもって開閉します。
そうするとカーテンも傷めなくていいのです。
当店でも、タッセルを工夫してバトンタッセルというものを用意しています。
こちらをご覧ください。
レースはシャープシェードになっていました。
こうしたメカものは密室で不特定多数の人が使うところではお勧めできません。
必ず、無理に操作したりして壊れるのです。
この部屋もシャープバーがはみ出ていました。

 

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