大阪の千里住宅展示場のモデルハウスのカーテン工事をしました。
千里住宅展示場は思い出の現場で、創業した昭和62年9月にこの展示場ができまして、私にとって初めての大きな現場の受注でした。
62年の2月に独立してこの商売を始めたのですが、それまでは東京でサラリーマンをしていたため大阪にはなんのツテもありませんでした。
そこで考えたのがメーカー的営業をしながら工事を請け負うというやり方で、住宅メーカーのカーテン工事を受注するがために住宅メーカー一本に絞って片っ端から営業しました。
「千里の道も一歩から」「小さなことからコツコツと」と思いながら営業した結果52棟あるなかで7棟のカーテン工事を請けることに成功しました。
それが独立して自分で営業して受注した初めての仕事で、2日間で900万円の売り上げがありました。
そのことは後ほど記事になりました。
(画像はクリックしてもう一度クリックすると大きくなります。)
当時、サラリーマンの時はカーテンも販売していたのですが、レールに関してはまったく知識がなく、レールメーカーのトーソーの代表的なレールである「エリート」と言われても「誰が」と思ったぐらいです。
カーテンとレールと言えば近そうなんですが、実は遠そう。(TOSO)
取付ける前は下地のこともよくわからなかったので毎日千里まで行っていました。当時の私の会社は千里まではちょうど16キロありました。昔のいい方でいうと四里です。
その四里(よんり)の道も遠くに感じましたが、終わってみれば四里(しり)は近くて手が届きました。
さて、本題です。
住宅展示場のモデルハウスのカーテン工事をしました。
写真もいっぱいとりましたが、洗いが終わったあとで、家具もなんにもない状態でしたので窓周りの写真をアップしただけではつまらないのです。
柄選びも住宅メーカーのコーディネーターがされています。
そのため、当店としても見せ場はあまりないのですが、縫製・取付面で気を遣った所だけ説明いたします。
フジエのPF1416BLでフラットカーテンウエーブスタイルです。
これは、セントレジスホテル大阪の客室のカーテンと同じスタイルで縫製はフラットにしてウエーブを出す方法です。
レールはトーソーのルーフィットを使っていますが、縫製はフラットで形態安定加工をして、ピッチキープコードとして、ニチベイのバーチカルブラインドの裾のスペーサーコードを使っています。
裾の折返しはシングルにして円がちょうど重なるように柄合わせをしています。
折返しの部分は2重になっていますが、柄は1つにみえるようにしています。
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