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「送料無料」がキーワード

ネット販売する中で、キーワードは「送料無料」だそうです。
先日、ホームページを作成する会社の営業が来ていまして、雑談で話していたことですが、大阪の得意先が楽天に出店していて「送料無料」にしたら急激に売り上げアップしたとのことです。

私もネットで購入する時は送料がいくらになるかがチェックポイントになりまして、送料込みの価格でどちらが安いかをみます。店頭で購入するよりネットで購入する場合のデメリットのひとつに送料がかかるというのがありますが、これがクリアされればネットで買うメリットは大きいのです。

価格ドットコムで比較する場合でも、同じ価格なら送料の安い方にします。価格が100円200円安くても送料をプラスした総額で安い方にします。
その中で、買う側にとっては「送料無料」はうれしいことです。

大阪の人は特に敏感のように思います。
当店では30000円以上購入のお客様でお届けの場合は送料無料にしていますが、30000円未満の場合は一律630円いただいています。
本日、ご来店いただいた若いカップルはセルフ実測で25400円のご購入だったので、送料が630円かかりますというと引き取りにくるとおっしゃるのです。お住まいは2駅離れていて、電車賃は往復400円ですがたぶん2人で来られ、時間のことを考えると送料630円かけても安いと思われるのですが、その630円がもったいないのです。

私もその気持ちはよくわかります。

オーダーカーテンは相見積もりをとりましょう

寒い日が続いています。
年始は仕事の方も暇なんで、気分の方も今ひとつ乗りません。

今日は、年末のポスティングでご注文いただいたお客さまのプレーンシェード3台の実測に行ってきました。
すでに、神戸の百貨店で見積もり、実測までされていてほぼ決まりかけていたところ、当店のポスティングチラシをみて、百貨店があまりに高かったので試しに当店に問い合わせがありました。その結果、価格に差がありすぎてびっくりされ、百貨店の方をすぐにキャンセルして当店に注文をいただきました。

私共も価格の差にびっくりしました。
からくりはフジエテキスタイルのFA6777という生地で、これでW970×H2420、W1370×H2420、W1410×H2420のサイズのプレーンシェード3台つくるというものです。
生地巾は154センチで9000円/mの生地です。フジエのメーカーの価格表によれば、プレーンシェードの価格表は生地巾がいくらであっても100cm巾として計算しており、すべての生地がプレーンシェードの製作巾40、90、145,190センチで価格がかわるようになっています。

このサイズの場合は、生地巾154センチのためすべて1巾で製作できるのですが、フジエテキスタイルの価格表では2巾計算になっています。例えばコード式でW900×H2420ならば、定価55600円で、同じ生地メーター数でできるW970×H2420ならば、定価97500円(ドラム式はさらに5000円アップ)になっています。

百貨店の見積もりは、メーカーの価格表に基づいて定価販売で、さらに取り付け工事費がかかっていまして32万円ぐらいになっています。

当店はブレーキ機能付き(自走式)のドラム式にグレードアップして、洗濯のために取り外し簡単なEフック【10月7日のブログをお読みください】を使い、この生地の特性と取り付け高さから判断してリングピッチを25cmに変更して、百貨店の見積もりの半額以下になるのです。
(フジエテキスタイルのメーカー縫製では、15センチピッチの普通のリングを使っており、取り外し取り付けがたいへんめんどうで、このサイズで15センチピッチならば上げた時にたたみウエーブがきれいにでないと思います。)

オーダーカーテンを購入するときは、ぜひ相見積もりをとって、なにが違うのかをよく確認しましょう。価格が安いことだけがいいのではありませんが・・・。

ホテルのカーテン(3)

050105_1602~0001.jpg昨日も北海道ニセコで、温泉につかりながらのんびりスキーを楽しんでいます。お店の方は7日より営業します。

どこにいても会社のパソコンに入ってくるメールはリモメメールを利用して携帯で読めるようにしているのですが、年末に仕入先・メーカー・同業者にメールで送りました年末挨拶の開封通知が昨日の朝からいっぱいくるのです。世間では5日から始動しているようで、早いところは4日から会社にでてメールを読んでいただいているようで、なにか取り残されたような感じがします。

寒い地方の冬場では、カーテンで仕切られた窓際は寒暖の差が激しく、空気がまわり、カーテンの隙間から冷気がもれてきます。隙間風のようになりまして、ひじょうに寒く感じます。

一般家庭においても同じで、当店ではそれを防ぐためにリターン仕様を【10月16日のブログをお読みください。】お勧めしています。
東北地方の同業者に聞いた話によれば、東北地方ではリターン仕様のことを省エネカーテンと言うらしく、広く一般に使われているとのことです。当店では無料のオプションです。

こちらのホテルでも隙間風が漏れないように工夫してあり、写真のように壁にマジックテープ(オス)付きのレールをつけ、カーテンにマジックテープのメスが縫い付けてあります。これをつけることによって隙間風を防ぐことができます。

2年前の正月に広島のホテルに宿泊した時、その時はプレーンシェードがついていて、壁とシェードとの隙間からの冷気で寒くて目が覚めた思い出があります。こちらのホテルはうまく考えているなぁと思いました。

私共のお客様でも、たまにこのような要望があります。この場合は隙間風より、光の漏れがないことを望まれるケースが多いです。
お客様が意匠的に納得いただければどのようなこともできます。

カーテン選び常識のウソ

今日は、取付け工事としては年内最後の仕事です。
7年前に取り付けたお客様から3日前にニチベイの浴室ブラインドのヒモが切れたとの電話があり、昇降コードを用意して、コードを取替えにいきました。伺ったところ、テンションタイプの旧タイプのブラインドをつけており、テンションをゆるめる専用のスパナをもっていくのを忘れ、取り外すことができないのです。工具で大きいスパナをもっていたので、それでしてもはずせないのです。

あ~あ、年を越すことになってしまったのですが、7年間一度も洗っておられなくて、かなり汚れていたので、新しくされた方がお得ですよとお話をしたところ、ご注文いただきました。

171ddbd1.jpg「カーテン選びの常識のウソ」という小冊子が出来上がりました。これは全国のこだわりのオーダーカーテンショップのオヤジが7社集まりまして、2年前からオリジナルなカーテンをつくったり、織物の勉強をしたり、情報交換したりしていました。その会合で、お客様との中で、こんな話があったとか、それはちょっとおかしいのではないかとか、業界にいる人にとっては当たり前のように使っていることでも一般の消費者は知らないことなどの話がいっぱいでてきました。それをまとめて、こそっと教える小冊子をつくってみました。
オヤジ7名の顔がでてきて、ちょっとキモイですが、カーテン屋のオヤジの発想で本音が書いています。

明日からポスティングで配ります。

カーテン吊り方いろいろ

なんかバタバタしますね。細かい仕事が多かったり、予定通りいかなかったりで、年の瀬が押迫っているという感じがします。からだの方もガタがきています。あ~これは年のせいでした。

今朝は、先週引き取ったカーテンのクリーニングの納品に行きました。レースだけでしたが、とても綺麗になり、私共は形態安定加工をして、プリーツたたみで納品しますので、ほんとに喜んでいただけます。カーテンも引き上げた時に比べて、軽くなっているのが実感としてわかるんです。
レースを形態安定加工すると、ウエーブが美しいですよ。

レース手前2夕方納品したお客様は、レースを部屋側に吊り、ドレープ(厚手)をガラス側に吊りました。最近このような吊り方をするケースがひじょうに増えてます。いいレースを使う傾向があり、透明感のあるレースにプリントしてあるものを使い、ドレープは無地系のものをフラットに使います。当店ではドレープは一つ山のあっさりめのペンタックスタイルにすることをお勧めしています。こうした方が両端に開けた時のたまりが綺麗にいくのです。

携帯からみられるHPをつくりました

携帯QRコードカーテン夢工房のホームページを携帯でもみられるようにしました。

http://www.curtainkyaku.com/mb/

QRコードもつけましたので、バーコード読み取り機能付きの携帯をお持ちの方はパソコンのが画面に携帯カメラを向け、撮っていただければ当店のホームページをみることができます。

設計士さんにカーテン屋からのお願い

昨日もDMを見てご来店いただいたお客様の現場実測に行ってきました。
現場近くで、場所がわからず、うろうろしていると、こちらですよと声をかけていただけたのです。私は一度もお会いしていない人なんですが、お客様の方は顔みたらわかったとおしゃるのです。

たぶん、インターネットでチェックされていたのか、DMのイラストで分かったのか知りませんが、なんだか照れますね。

お店での打ち合わせでは、アイアンのレールをつけることになっていたのですが、実際現場に実測に行くと、窓が左側面の壁際にあり、その側面は天井からのクローゼットでV字型のドアがついているのです。

そうすると、そこにレールをつけるとクローゼットのドアと干渉することになり、ドアが完全に開けることができないのです。

お客様はもし、ドアに傷をつけるようなことになるとイヤだからとのことで、カーテンレールをあきらめて、ローマンシェードに変更することになりました。

このようなことはよくあります。住宅メーカーの仕事もしておりますが、自社物件にもかかわらず、その住宅メーカーのコーディネーターすらこのような無理な提案をされることがたまにあります。

設計される方にぜひお願いしたいのは、窓掛け工事のことも考えていただきたいのです。

よくある問題は
1)お客様は木製などの装飾レールを取り付けたいと思っておられるにもかかわらず、下地補強がされていないこと。
2)エアコンの取り付け位置とレールの取り付け位置が干渉してエアコンをつけるとレールが付けられないケース
3)クローゼットとの絡み。
4)小さな窓で網戸が内開きになり、そこにブラインドやロールスクリーンなどを内付けすることができない。

カーテン屋のお願いこうした問題が戸建住宅ではよくありまして、当店ではこのようなチラシをつくってお願いしております。
チラシをクリックすると大きくなり、プリントアウトすることができますが、同業者の方は無断転載しないでください。ご連絡いただければインテリア業界が主導権を握るために活用していただくのは問題はありません。

当店がつくりましたチラシのイラストが無断で同業者のホームページに使われているのもみつけております。勝手に使ってもネットだけに網にかかりますよ。