スミノエ

カーテン吊り替え

当店の場合は吊り替えのお客様がひじょうに多いのです。

こちらのお客様は25年ほど前に他店で購入されたカーテンでドレープ

レースともフラットカーテンでした。

 

先月、ご両親のご自宅のカーテンをさせていただいて、こちらの家も

させていただくことになりました。

Before

レースはフラットで、裂けてきました。

 

After

レースは2倍使い

生地はスミノエのU-9065

 

ドレープは1.5倍使い

生地は東リのTKF30414

 

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1.5倍使い2つ山のカーテン

昔は と言っても30年ほど前ですが、オーダーカーテンと

いうのは2倍以上のボリュームのあるのをいいまして、

1,5倍使いは既製カーテンの代名詞のようになっていました。

 

2倍とか、1,5倍というのは幅のボリュームのことで、レールの幅に

対して横に生地のボリュームを1,5倍とか2倍にすることを

いいます。

例えば2mのレールがあれば、1,5倍使いというのはカーテンの

幅が3mあり、それをヒダをとって2mちょいにするのです。

生地に余裕がないので2つの山でヒダをとります。

2倍使いというのは2mのレールならばカーテンの幅が4mあり、

それをヒダをとって2mちょいにします。

この場合、生地に余裕があるのでヒダをとる山で3つ山にします。

 

ドレープ(厚手カーテン)、レースとも1.5倍使いのカーテン施工例

 

 

ドレープはアスワンE9015   レースはスミノエU-9083

ヒダのところの山が2つなので2つ山といいます。

カーテンにはウエーブがきれいに出る形態安定加工をしています。

カーテンが広がりませんので1,5倍使いでもきれいです。

 

 

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カーテンの吊り替えが増えています。

秋になって急にカーテンの吊り替えとクリーニング依頼が増えているんです。

カーテン夢工房は来年で開店30周年(創立は今年36年)になります。

お客様のデータはすべてハードディスクに保管しており、瞬時に出すことが

できます。

 

今日も24年前に当店でお買い上げいただいたお客さんの吊り替えに行ってきました。

 

今までは当店だけのデータでカーテンの吊り替え需要は11年~15年ぐらい

だったのですが、それは吊り替えていない人や他店で購入された人のデータは

含まれていなかったのです。

 

それがここ1~2年で、当店でお買い上げいただいて20年以上経った人の

吊り替えが増えてきたのです。

 

オーダーカーテンって長持ちするんですね。

販売する側としては、もう少し短い周期で吊り替えしてくれると嬉しいのです。

 

吊り替えに行くと、お客様は「またあと20年持ちますね」とか

「これが人生最後の吊り替えですね」とおっしゃいます。

 

カーテンは何回も吊り替えて新しくしてもいいですよ。

 

カーテンを替えると部屋が明るくなります。

部屋が明るくなると気分も明るくなります。

明るくなると幸せを感じます。

カーテンは人を幸せにします。

        カーテン屋のおやじより

 

24年前のカーテン

3つ窓があって真ん中は両開きの2倍使いのカーテン、

両端の掃き出しの小窓はプレーンシェードでドレープとは同じ柄の

色違いをつけていました。

レースの裾はウーリー糸でウエイトロックしていたのですが、

ウエイトが欠落していました。

 

新しく取り付けたのは

同じパターンでフジエテキスタイルのFA6805でドレープがGNで

シェードはPNの色違いです。

レースはスミノエU9005で裾は本縫いのウエイト巻きロックをしていますので

欠落することはないのです。

24年前はこういうやり方がまだできていなかったのです。

 

 

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ウエーブスタイルのフラットカーテンが流行ってきました。

最近、ウエーブスタイルのフラットカーテンの依頼が多くなってきました。

2023年2月にサンゲツが2倍使いのフラットカーテンとして「SAウエーブ」という

スタイルをだしました。

その時に今年流行る予感と思ったら6月にカーテンレールメーカーのトーソーが

ウエーブスタイル用のレールを発表しました。

展示会のブログはこちら

ウエーブスタイルというのは、ヒダをとらないフラットカーテンで1.5倍以上の

生地を使ってウエーブを出すスタイルで、トーソーのウエーブスタイル用のレールを

使うといいですよというものなんです。

 

トーソーが力を入れており、ウエーブスタイルのカタログ「fabreco(ファブレコ)」を

出しました。

ウエーブカタログはこちらです。

ファブリックメーカー9社が協力しており、各メーカーがおススメの生地で

自社で縫製して提案をしています。

これからウエーブスタイルをお考えの方は、ぜひトーソーの「fabreco(ファブレコ)」を

参考にしてください。

 

ファブリックメーカーが載せている施工写真は皆きれいなウエーブが

でているのです。

実際はトーソーのウエーブスタイルのレールを使うだけで何も手を

加えなかったらこんなにきれいなウエーブはでないと私は思っているので

各ファブリックメーカーに施工写真についてどのようにされているかを

当社担当者に聞いてみました。

そうしたら、全メーカーとも 写真撮影用に現場で少し手を加えていると

いうのです。

各社の施工写真を見ていただいて私なりの説明をします。

まずはトーソーが載せている写真です。

カタログの3,4ページをご覧ください。

 

画像をクリックすると拡大します。

下は拡大した画像です。

トーソーがレガートユニというレールを使ってウエーブスタイルを

提案しています。

裾に注目してください。

吊元の上部はきれいにウエーブが出ていても裾はきれいなウエーブが出ない

のです。(レースの裾はウエイトロック)

 

トーソーはウエーブスタイルのレールを使うとすべてきれいなウエーブが

でるという過度の期待をさせないために一番最初にこの写真を載せたのだと

思います。

現実はこんな感じです。

 

川島織物セルコン

カタログの8,9ページをご覧ください。

 

画像はクリックすると拡大します。

ウエーブページの方がみやすければそちらをご覧ください。

きれいなウエーブがでています。

これはドレープ(手前の厚手カーテン)には形態安定加工(ウエーブを

きれいに出す加工)をしているということです。

9社の中では唯一形態安定加工をしていました。

レースもきれいで、真ん中の納まりがきれいすぎます。

たぶん現場でピン止めとかして写真を撮っていると思います。

 

アスワン、フジエテキスタイル、シンコール、サンゲツ、スミノエは

トーソーが用意した同じスタジオ(現場)で写真撮影をしています。

この5社の写真を比較すると、どのように吊るとフラットカーテンが

きれいに見えるかを考えている違いがわかります。

(取り付けるレールの高さや壁につけるか天井につけるか、どのような

長さのブラケットを使うか)

 

アスワン

ウエーブカタログはこちら

 

画像はクリックすると拡大します。

 

アスワンは窓上の壁の天井までの半分より少し上ぐらいにレールをつけています。

レールがLTエキストラシングルレール壁からの出幅が45㎜)の為、

谷側(フックとフックの間)が壁に触れているようです。

 

フジエテキスタイル

 

ウエーブカタログはこちら

フジエはレールを天井付けでシングルにつけていて、壁から少し離して

つけているようです。一窓に対して片開できれいにみえる工夫が見られます。

 

シンコール

ウエーブカタログはこちら

 

シンコールはレールを窓上から天井までの壁の半分より少し下目に

つけています。エキストラダブルブラケットを使っています。

ドレープもレースもフラット1.5倍ならば、エキストラダブルブラケットでも

干渉します。

 

サンゲツ

 

ウエーブページはこちら

サンゲツは天井際にLTダブルブラケットを使って正面付けしています。

天際につけているので良く見えますが、普通の出幅のブラケットなので

開閉には干渉します。

トーソーが28ページのカーテンの納まりの通常ブラケットダブルを

みてねと注意書きをしています。

 

通常ブラケットの場合、

メリットは 部屋内側への出幅が少なく、スペースを圧迫しない。

デメリットは①カーテンと壁、カーテン同士がぶつかる

②全開時にはウエーブが当たり綺麗に見えないことがある

ということです。

 

 

 

スミノエ

 

ウエーブページはこちら

スミノエはレールにレガードユニ(新商品)を使って天際に正面付けを

しています。

天際につけるには、このレールがいいのかなぁと思ったし、お客様に見せる

施工例として使えます。

 

リリカラ

 

ウエーブページはこちら

 

 

マナトレーディング

 

ウエーブページはこちら

 

東リ

 

ウエーブページはこちら

 

このウエーブスタイルは、どの業者に頼んで、メーカーで縫製してもらったら

綺麗になるというものではないのです。

現場で少し工夫が必要で販売店によると思います。

 

2023/10/20追記

ウエーブスタイルのフラットカーテンに形状記憶加工をしたブログは

こちらです。

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Googleレンズでカーテンを見つける

世の中のスピードにまったくついていけていないです。

得意先の住宅メーカーのインテリアアドバイザーからメールで写真が

送られてきて、お客様がこの写真のレースを気に入っておられるのですが、

どこの商品かわかりますかとのことでした。

送られてきた写真

 

 

このレースは「どこのメーカーの何番かご存じですか」と各メーカーの

担当者に写真を転送しようかと思ったのですが、返ってくる返事は

「当社のものではありません」ぐらいなのです。

 

そしたら当店の若いスタッフがそんなのグーグルレンズで調べたら一発や」

というので、Googleアプリをダウンロードして、Googleレンズを

立ち上げて調べたら一発ではなかったですが2発でわかりました。

 

スマホの写真ホルダーに入れたものをGoogleレンズでかざすと

類似品がいっぱい出てくるのです。

スミノエのモードエスという見本帳にあるのかなぁと調べたら同じものが

ありました。

モードエスの見本帳を開けたら

どうもですと言いてでてきたのが D-4183

Googleの画像検索 便利です。

お花の名前がわからないときには、それを写真に撮ってGoogleレンズで

みればすぐにわかります。

自分の顔写真をGoogleレンズでみれば似た人の写真がいっぱいでてきます。

私の写真でやってみたところ、Webに載っている私の顔写真がいっぱい

でてきたのです。ピンポイントでした。

 

 

 

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大きなサイズの形態安定加工

カーテンのプリーツをきれいに出す加工のことを形態安定加工や

形状記憶加工といいます。

インテリア業界のメーカーの団体である日本インテリア協会(略称NIF)の

インテリア用語辞典によりますと

形態安定加工とは

カーテンの型崩れを防ぎ、ひだの形をキープする加工。カーテンのひだに沿わせて

熱を加える。形状記憶加工より効果が弱い。

形状記憶加工とは

カーテンの型崩れを防ぎ、ひだの形をキープする加工。ひだが寄った状態の

カーテンをそのまま専用の真空釜にセットし、真空状態で生地に熱を加える。

 

業界関係者が言うには

形態安定加工とは、簡易型の加工で4~5回ぐらい洗濯すると型がくずれます。

私は、4,5回洗濯されるには数年かかると思いますので、その頃にはタタミ癖も

ついていて、型がくずれる心配はしていません。

形状記憶加工は、真空釜で加工するタイプで、何度洗っても型崩れはせず、きれいな

丸みのあるウエーブがでます。

形態安定加工の機械は1台4~500万円ぐらいですが、形状記憶加工の

釜は設備投資に結構な費用がかかり、場所もとりますので、最近の主流は

形態安定加工になっています。

素材はポリエステル100%のものしかできません。

 

この加工自体はかなり浸透しているのですが、カーテンメーカーはこのやり方を

自社独自の固有名詞で呼んでおり、この業界一筋42年の私ですら

よくわからないのです。

各社とも自社の名称がどこにでも通じると思っておられるので困ったものです。

9年前のこちらのブログをお読みください。

窓装飾プランナーBOOK 〜呼称②について〜

以前はこの加工は片開で3mまでしかできませんと言っていたメーカーが

多かったのですが、最近は多くのメーカー縫製で片開きで6mぐらいまでは

できるようになりました。

 

当店では、15年以上前から片開きで無限大で形態安定加工ができることを

アピールしていました。

大きなサイズこそ、形態安定加工をすべきだと思っています。

 

多くのメーカー縫製で、大きなサイズでもできるようになったので

当店の優位性はなくなったのですが、自社縫製の施工例を紹介します。

8m強ある大きな窓で、片開で右は560㎝、左280㎝で分割しています。

分割位置がわかるように手前のドレープの分かれ目のところをわざと

開けている写真です。(下)

 

生地はドレープがフジエテキスタイルFA6908BR

(フジエテキスタイルは片開で45山、2倍使いでぐら540㎝ぐらいまで形態安定加工ができます。)

レースはスミノエのD4463

(スミノエは片開で27山、2倍使いで320㎝ぐらいまで形態安定加工ができます。)

 

実はここの現場は1回で納まらなかったのです。

カーテンボックスに下地が入っていなくて、窓際にしか下地がなかったのです。

そのため、持ち出し金具を用意して取り付けています。

 

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メーカーの規格外のモノを製作(プレーンシェード)

こだわりのお客様のニーズにお応えします。

スミノエのUー9023はメーカーの規格ではプレーンシェードの製作が

できません。

メーカーのデジタルカタログより。クリックすると拡大します。

この生地は300㎝巾で横使いする生地で普通のレースとして

使うのに人気があります。

しかし、プレーンシェードは製作不可にスミノエはしていて

メーカー縫製では作ってくれません。

その理由として、裾の刺繍の花柄の出る位置が生地のボトムの

部分から3㎝上がったところからでているのです。

プレーンシェードを作ろうとすると、裾にボトムバーを入れる

袋を作らなければならないので、裾の折り返し分の生地が約10㎝

必要なのです。

それを取ると、裾の位置が柄の途中から出るような感じになります。

普通のレースならば裾を折り返しではなく、ウエイトロックすれば

3㎝あればきれいに柄がでます。

 

プレーンシェードで、裾の柄出しが途中から出ているときれいでないと

お客様はおっしゃいます。

確かにそうです。

 

そのため、柄出しを優先して、裾の裏側にくる見えない部分に上の余っている

生地を胴つなぎして見える部分の柄がきれいに見えるようにしました。

ドレープ生地はフジエテキスタイルFA-2620 LA

 

 

別の部屋は川島織物セルコンのウイリアムモリスの生地でMM5914

(ケルムスコットツリー)でカーテンを作りました。

この生地は幅が140㎝でタテのリピートは69.3㎝です。

木の柄出しをどのようにするかによって見え方が大きく違ってきます。

お客様と相談の上、窓のタテの長さが134㎝のところ、柄だしを優先して

3柄取れる210㎝プラス1リピート余分に発注して丈を170㎝で作って

います。

裾の柄だしが木の下から出ているように見えるようにして、上は

柄が切れないサイズにしました。

 

現場に行ったスタッフが写真を撮っていて、わかる写真がないのですが、

柄出しを優先していますので、窓下のカーテンの長さは34㎝あり、

幅は片開1巾ずつつくって1,8倍の2つ山にしています。

 

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