カーテンレール

レールの継ぎ足し

 

お子様の部屋のカーテンのご注文をいただいたお客様からレールを長く

したいと相談を受けました。

リビングにカーブレールがついていて、窓の端よりレールの長さが

短いのです。

キャップをみると「ヨコタ」と書いてあるのです。

ヨコタのカーブレール「セオリー」です。

ヨコタというメーカーは2010年に倒産したメーカーで今は部材は

取り寄せることができないのです。

本来、同じレールがあれば簡単にジョイントして先延ばしすることが

出来るのですができなかったのです。

 

15年前にリフォームされた時にリフォーム業者が取り付けたようなんですが

よくまぁこれで引き渡したなぁというレベルです。

 

それで、いまあるメーカーのよく似たものを継ぎ足しました。

カーテンは幸い少し長かったので端まで隠すことは出来ましたが

全部のカーテンを端まで寄せることはできません。

 

事前によく説明をしてお客様は納得済みです。

 

 

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TOSOの木製カーテンレール ノルディ25

最近は木製のカーテンレールを使うことが少なくなりました。

普通のレールのことを機能性レールといい、リングのあるような

レールのことを装飾レールと言います。

装飾レールの代表が木製レールで、30年前ぐらいは大人気でした。

当店でも台湾製やインドネシア製のものを仲間が直輸入していたものを

わけてもらって在庫していた時期もありました。

 

今回取り付けたのはトーソーのノルディ25というレール

コンセプトは家具に使われる木材の色からレール色が考えられた

カーテンレールなんです。

 

色はオークで、キャップEです。

 

こちらの現場でカーテンに焦点を当てたブログはこちら

https://curtainkyaku.com/archives/1546

 

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2か所カーブのあるリビングの窓に電動カーテンレール取付

9月29日は中秋の名月であり、満月です。

 

私にとってはブログ記念日であります。

2004年9月29日からブログを書き始めて今日が19年目になります。

3719件目の投稿になります。

2004年9月29日のブログはこれです。

十六夜(いざよい)

私はサンゲツ出身なので月にはこだわりがあり、十六夜から始めて、今日が十五夜です。

 

最近はブログのアクセス数が大きく落ち込んでいます。

19年前はSNSと言われるInstagramやYouTubeやfacebookがなくて、ブログの

読者も多かったのですが今は流れはインスタやユーチューブになっています。

 

発信する側も、文章を書くより画像をアップした方が早くて楽なので、

インスタやユーチューブに特化してきています。

 

その中で、インテリア関係でもブログを継続的に書いている人が少なくなって

きていますし、読む人も少ないのですが、そこに価値を求めてもう少し

情報発信をしていきたいと思っています。

 

アメブロの開設は2004年9月15日なんです。

当時は、私はライブドアでブログを始めたのですが、ほぼアメブロの

歴史と一緒なんです。

これもひとえに読んでいただける人がいるから書けるのであって、

皆様に感謝しております。

 

まずはこの1年頑張ってブログ投稿20年を目指します。

 

 

 

19年経てば、ブログの内容も大きく変わってきます。

インテリア業界も変わってきて、今は電動商品もかなり普及してきました。

インテリア業界でも「IoT」が進んでいます。

IoTは”Internet of Things”の略でモノのインターネットと訳されています。

読み方はアイオーティーです。

モノがインターネット経由で通信することを意味します。

英語でINTERIORを書くとIoTも含まれているのです。

インテリア業界はIoTに強いはずなんです

でも、「NO」も含まれていますので拒否反応する人も多いのです。

 

時代が大きく変わってきていますが、日本のインテリア業界は遅れているように

感じます。

二十世紀の発想はなし(にしてもらいたいです。

 

I o T対応の赤外線リモコンのトーソーの電動カーテンレール

「プログレス25」をタワーマンションの台形コーナー窓に長さ720cmを

1本で取り付けました。

 

 

吊り替えで今まで調光スクリーンが付いていました。

 

当店では、こうした現場でもメーカーの手を借りることもなく、自社

スタッフで実測・施工をします。

今や、インテリア販売店はメーカーにおんぶにだっこですが、これを

自社ですべてできるのが当店の強みです。

商品をよく知っていますので、メンテナンスにも強いのです。

 

実測も古いやり方ですが、クリアファイルを4枚用意して角度をとります。

これで角度とサイズをだせば、メーカーは指示通り作ってくれます。

今回の現場では、レールの両端が壁でスペースに余裕がないのと、

本来はレールの溝を上向きにして組み立てるのですが、大きな台形窓で

それができなかったのでたいへんでした。

施工するには3人いないとできないのです。

メーカーに依頼すると施工費がいくらぐらいするのかを聞いたら

9~10万円ぐらいかかると言われました。

当店では自社スタッフでしますので、施工費はメーカーよりはるかに

安いです。

 

 

当店縫製のカーテンは特殊な芯地を使っていますので、ヒダとヒダの

間の部分(谷)はなにもしなくても窓側にいきます。

巾750cmの両開きで形態安定加工をしています。

 

生地はシンコールのAZ2063です。

どうでもいいが動画です。

真ん中の赤い三角をクリックしてください。

 

お客様からGoogleに口コミ評価を書いていただいています。

画像をクリックすると拡大して読めます。

良い評価をいただきましてありがとうございます。

こうしたお客様の声が一番うれしいです。

 

 

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規格外のロールスクリーンを作りました。

昨日書いた現場の話の続きです。

壁の正面の天井際にフラットカーテン1,5倍使いのウェーブスタイルを

取り付けて、窓枠内側に遮光2級のロールスクリーンを取り付けました。

商品はニチベイのラフィー遮光のN9I80 (ボトム袋縫いタイプ)を

取り付けました。

大きい窓の内サイズはW2550㎜×H2200㎜

小さい窓の内サイズはW255㎜×H2200㎜です。

大きい窓の方は何ら問題はないのですが、小さい窓はチェーン式でも

製作可能サイズの巾1に対して長さ8の1:8の比率を超えるため

製作不可で作れないのです。

小窓用のスリット窓タイプというメカもあるのですが、遮光の生地で

厚めのため、この生地では対応していないのです。

当たり前ですが、規格外はメーカーは対応してくれないのです。

他社の生地でも同じような遮光2級程度で白っぽいものでないかを

調べたのですがこの2つの窓に対応しているのはなかったのです。

小窓タイプで巾255㎜×長さ2200㎜はできるけど、逆に巾2555㎜の大きいサイズが

1台ではできないというのはあります。(最大製作巾2000㎜)

 

そこで、このようなサイズでもできるメーカーを探したところ、

調光ロールスクリーンでスリット窓ができるメーカーがあったので

取り替え生地セットをニチベイから購入して製作してもらいました。

 

操作はチェーン式ではなく、ループ式になりましたが、問題なく

製作でき納まりました。

別注製作したのは、巾255㎜高さ2200㎜の窓です。

操作はループ式ですが、安全対策のコード止めが一体としてあります。

 

お客様にはこちらの方がいいわと言って喜んでいただきました。

 

エンドユーザーにとっては

「あ そう?」で終わる内容なんですが、施工業者にとっては

メーカーの規格外のものを別注で作るに至るまではけっこう考えたのです。

 

「でけへん」「あきまへん」で何も考えないでいると、専門店として

生き残れないのです。

すべてはエンドユーザーのために何ができるのかを考えなければならないの

です。

 

 

別の部屋ではトーソーが今年(2023年)の7月にネクスティの新色「グレー」を

だしたのでそれを使いました。

 

壁がグレー色でフィットしたので、こちらも喜んでいただきました。

 

 

 

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吹き抜けの電動カーテンレール取り替え

大阪では夏季休暇期間中に台風7号が直撃しました。

ずっと自宅にいましたので、私のところは風は強かったですが被害は

ありませんでした。

皆様のところは大丈夫だったでしょうか?

テレビを観ていると、盛んに「カーテン」という言葉がでてくるのですが、

内容としては暴風で窓ガラスが割れるかもしれないので飛散防止のために

カーテンを閉めましょうということでした。

確かにそれも重要ですが、カーテン屋としてはインテリアとしてカーテンにも

注目してほしいものです。

 

吹き抜けの大きな窓のあるリビングの電動カーテンレールを取り替えました。

 

今までは松下電工のリニアカーテンレールがドレープ用(厚手カーテン)と

レース用に片開きずつ4台付いていました。

我々世代にとっては、松下電工=ナショナルという懐かしい響きなんですが、

ナショナルがリニアの電動カーテンレールを作っていたとは知りませんでした。

もうすでに廃番になり無くなったトーソーのリニアモーターのカーテンレール

「べステック21」はトヨタ車体との共同開発だったのです。

 

かつては大企業もインテリア業界に参入しようとしていたのでしょうか?

 

今までついていたレール

これが動かなくなったとのことで新しくドレープ(厚手カーテン)用は

電動カーテンレール、窓側のレースは手動のカーテンレール「ネクスティ」を

取り付けました。

電動カーテンレールはFM送信のナスノスのCR1040を使いました。

 

高さ530㎝ 巾400㎝なので足場を組んで取り付けました。

お客様は近くのカーテン屋に行って吹き抜けにカーテンを取り付けてほしい

と言われたそうですが、そこはとてもできないと断られたそうです。

そこで、ネット検索で当店を見つけていただき、遠方よりご来店

いただきました。

 

当店はこうした高所取り付けや、電動商品の取り付けは得意としています。

 

どうでもいいが動画です。

真ん中の赤い三角をクリックすると動画になります。

生地はドレープ フジエテキスタイルFA6520BR(遮光1級)

レースは サンゲツSC8687

 

 

今回工夫したことは レースはほとんど開閉しないということで

手動の機能性レール・トーソー「ネクスティ」を使っています。

カーテンの長さが530㎝で、生地を持って開閉するとやりにくいのと

生地を傷めるので、長さ480㎝のバトンタッセルを私が作りました。

 

このコードの先端はレールの中の先頭のマグネットランナーと繋がって

いるので、操作がしやすいのです。

高さ調整機能がつけていますので、短くすることができます。

 

当店では、ずっと以前から「バトンタッセル」として販売していますが、

2023年7月のカーテンレールメーカーの最大手のトーソーが

カーテンバトン グレーロープタイプ」という名前で同じものを

販売しました。

トーソーが販売したことによって、この商品が浸透していくと

うれしいです。

でも、トーソーのはグレー一色で、長さが70㎝と90㎝しかないのです。

 

当店のものは、現場にあわせて作っていますので、ネットでの販売や

この商品だけの販売はしていません。

 

もう一つ工夫したことは、カーテンの丈が530㎝でプリーツをきれいに

出す方法です。

 

ドレープは遮光1級の生地でハリがあり、何もしなければ裾が広がるのです。

(カーテン業界では袴をはくといいます)

 

丈が300㎝ぐらいまでならば形態安定加工ができるのですが、さすがに

530㎝はかけることができません。

 

カーテン縫製業界で、よくつかわれているのはラポージュ社の「プリーツフォーマー」で、

この商品は裾でピン止めしますので丈には限界があります。

当店の縫製加工所にはこの機械もあるのですが、クリーニング工場に

極東産機(2023年10月に社名を「KLASS(クラス)」に変更)の

パーマネントフィニッシャー」という形態安定加工機があって、この

機械は上部で固定して裾フリーなんです。

これを使いまして、カーテンの上部から300㎝ぐらいまで形態安定加工を

しました。

裾の部分200㎝はなにもかかっていませんが案外きれいに納まりました。

 

 

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電動カーテンレール取り替え その後

2023年7月12日のブログに書きましたトーソーの電動カーテンレール

プログレス25のモーターが見える件のその後の対応の報告です。

そのブログは

電動カーテンレールの取り替え

 

レースを部屋側に取りつけで、透け感のあるレースだったので

モーターの部分が丸見えになり、これは不細工なのでなんとかしてほしい

と言われていました。

 

結局、モーターの部分を隠すためのきんちゃく袋みたいなのを作って

カバーしました。

レースは透け感があり、共生地で作ってもあまり効果がなく見えるのです。

白っぽい布がいいのかと思ってそちらも用意しました。

ドレープと同じ生地でも目立たないかもと思って、厚手の生地のものを

2つ用意していきました。

ドレープ(厚手カーテン)は20年ほど前に他社でつくられたもので、

同じものがなく似たような生地で作りました。

ドレープと似たような生地の方が目立たなかったのでそちらを

採用しました。

 

 

何事も経験でいろいろ失敗を重ねてきて、満足を提供できるように

なるのだと思います。

 

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電動カーテンレールの取り替え

他社が取り付けた電動カーテンレールを新しいものに取り替えと

レースの吊り替えをしました。

ドレープ(厚手カーテン)はそのままです。

 

今までついていたのが、トーソーのリニアカーテンレールのべステック21です。

これはトーソーとトヨタ車体との共同開発の商品でリニアで動き、スピードも

早くて一世を風靡したのですが、基盤が劣化してメンテナンスがたいへんで

いつの間にか廃番になりました。

今回はレースも部分的に破れてきており、電動カーテンレールも、途中で

止まったりするため交換することになりました。

 

手前にアスワンの遮光カーテン、窓側にレースがついていました。

新しくしたのはドレープ用とレース用の2本で、2本ともトーソーの

プログレス25という電動カーテンレールです。

今回はレースを部屋側に吊ることになり、クリスチャンフィッシュバッハ

(フィスバ)のラ プリマヴェール 108です。

このレースはすごくきれいです。

ほれぼれする美しさで、癒されます。

 

縫製は当店でしていて形態安定加工をしていますのできれいなウエーブが

出ています。

トーソーの電動カーテンレールプログレスは使い慣れたレールなので、

なんの問題もなくきれいにいったと思ったのですがお客さまから2つの

大きな指摘がありました。

 

 

どうでもいいが動画です。

真ん中の三角をクリックしてください。

 

 

1つはスピードが遅いという指摘です。

今までついていたのがリニアのカーテンレールで最速に設定されていて

1,7秒/mでした。

1mに1,7秒で行けるスピードです。

動画のプログレスは8.5秒/mで標準設定していました。

スピードが遅いと言われて、現場で最速の5秒/mに後から設定しなおしました。

これは1m行くのに5秒かかるスピードです。

私はこれでも早いと思ったのですが、お客さまがお求めなのはもっと

早いスピードでした。

帰社後いろいろ調べたのですが、住宅用はゆっくり目で、コントラクト用で

トーソーのパワフル4pで大型レールを使うと最速で2.5秒/mというのが

あったのですが、これは体育館につけるようなレールなのでその旨

説明をして納得してもらえました。

 

もうひとつはレース越しにモーターが見えるのが不細工という指摘でした。

これは私にとっても盲点でした。

 

リニアモーターのカーテンレールはモーターの部分が下についていないのです。

今のほとんどの商品がレールの下にモーターがついているのですが、今までの

仕事ではドレープが手前でドレープの生地でモーター部分がまったくみえないので

気にもしなかったのです。

モーターの前にレース地がきているのですが、透け感があるため

丸見えなんです。

線の処理もコンセントに持っていくのにビニールテープでとめていたのが

きれいでないと言われました。

 

 

確かに~

 

お客さまとは10年ぐらいのお付き合いでいつもいい仕事をいただいて

ハードなものも期待に応えてきたのですが、、今回は

 

「しゃちょう~ 今までで一番雑やで~ こんなんで通そうと思ってんの?」

とお叱りをうけました。

 

レールはトーソーでも、仕事はこれで通そうと思っていません。

 

時間をいただいてモーターカバーを生地でつくることになりました。

 

 

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