安全に使っていただくために説明確認書をつくりました。

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2020年10月29日のブログで「操作コードに首がひっかかり女児死亡」の話を

書きました。

毎日新聞には大きく取り上げられていましたので、インテリア専門店の間でも

話題になり、各社で対策案を話し合っていました。

記事はこちらです。

こちらは網戸の操作コードが首にひっかりお子様がお亡くなりになりました。

 

他メーカーのものですが、こういう商品です。

 

ロール網戸になっている商品で、操作コードで昇降する商品です。

こちらの現場では、コードは短くなっていて、取り扱い説明書もついて

いました。

たくし上げるクリップはついていなくて、本体側に引っ掛けるところが

ついています。

 

今回は網戸の操作コードが原因でしたが、インテリア商品にも同じような

ものがいっぱいあります。

操作コードは、ワンチェーンタイプでないものは、ジョイントが

あり、操作コードの長さもギアの回転数の関係で簡単に短くできない

のです。

そのため、クリップと説明書がコードについていて、これを用いて

お子さまの手が届かないところまでたくしあげてくださいとなっています。

 

 

今回ニュースになっている事故では、

「リフォーム業者もクリップを袋にいれたまま放置し、使い方を説明を

しなかった責任がある」

ということで施工業者も訴えられています。

 

こうした痛ましい事故が起これば、説明責任ということで施工業者・販売店も

訴えられることがあるのです。

 

当店では、今までもこうした説明はしてきましたが、何一つ形が残って

いないので説明したということでお客様からサインをいただくことに

しています。

 

先月から実施していますが、お客さんはよく理解をしてサインを

していただけます。

 

 

この確認書をつくるにあたって、日本ブラインド工業会が

作成したイラストを使わさせていただこうと思って、ニチベイを

通じて「使用許可願い」を出したところ、日本ブラインド工業会で

意匠登録をしているため、会員企業4社以外では使ってはいけないと

言われました。

やはり、インテリア業界において意匠権は重要で大切なため、

日本ブラインド工業会のものを使わず、イラストは当店で作っています。

 

私は、お子様の命にかかわる問題で、業界あげて安全のための

啓もう活動をしていかなければならないと思っています。

当店のイラストはスタッフが描いたもので、意匠登録はしませんので

自由に使ってください。

同業者で原本が必要な方はご連絡ください。

 

直接販売の場合はお客さんに説明ができるのですが、住宅メーカーや

工務店の下請けでお施主さまと接しない場合の説明が困るのです。

 

動画をつくって、QRコードで読み取れるようにして、引き渡し時に

事業主から説明をしてもらってサインをいただくようにするなど

何かしなければならないと思っています。

日本ブラインド工業会には、著作権フリーの共有できる動画をつくってと

お願いをしています。

 

 

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