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デジタルの断熱実験装置

佐川急便の配送基地が店の前に引っ越してきました。
CIMG7352この辺は、都会の中心街で車を駐車させることが困難なため、サービスセンターという名の店があり、そこを中継地点として、そこからカートに入れて運んで来てくれます。

店の前の佐川急便は、新町サービスセンターというのですが、そこ止めにしておくと朝一番で引き取る事ができるのです
(写真はクリックで拡大。奥のブルーのテントの店が佐川急便。店内からの写真。)

これは、意外と便利なんです。

さて、本題です。

以前から手作りで遮熱実験装置をつくって、遮熱効果の実験をしておりましたが、この度、デジタルの温度計をつけた少し性能のいいものを用意しました。

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 5センチ離れたところからレフ球を照射して、中の温度を比較するものです。
中は密封されたようになり、条件的には自然ではないのですが、素人の実験で時間もかけていられないので、単なる同じ条件での比較でどちらが効果があるのかを知るためのものです。

まずは、この夏、ひじょうに効果があるということで話題になりましたニチベイのシルバースクリーンの実験です。

シルバースクリーンは裏面をアルミ蒸着加工をしており、高い日射反射率で、日射熱をカットします。また、メッシュ構造で、透過性もよく昼間は暗くなりません。(遮光のロールスクリーンは暗くなります。)
欠点は夜、外から丸見えです。
おすすめは高層マンションの高層階のリビングです。

この商品はロールスクリーンとして断熱効果はひじょうに高いというのはよく知っているのです。

そしたら、各社が今売り出し中の遮熱ブラインドと比較して、どちらが効果があるのかという疑問がおこりました。

タチカワもニチベイもトーソーも、その比較はしないのです。

なぜか。

両方の商品をもっているからです。一方は効果が薄いとは書けないのです。

ブラインドやロールスクリーンと遮熱レースやカーテンとの比較もないのです。

トーソーの遮熱ブラインドとタチカワの遮熱ブラインドの比較もないです。

木製ブラインドと遮熱ブラインドはどうなのか?

そうしたものを実験していきます。今、各社にサンプルの提供をお願いしています。

これとこれの比較をしてほしいとというリクエストがあればコメント欄にかいてください。

まずは、ニチベイのシルバースクリーン

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最初の温度を同じにして15分後の温度の差を調べました。
何度上昇するかで、同じ条件のもとならば比較できると思います。

写真の右はシルバースクリーンの生地。左は同じ生地で何も加工をしていないもの。

CIMG7358

(画像はクリックで拡大します。)

15分後の温度が右のシルバースクリーンが29℃、左の加工なしの商品が32.3℃です。3.3℃の差がでます。

これは、密封状態での数字で、実際の室内ではこれほど差はないですが、効果の違いはわかっていただけると思います。

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