修理

最近の修理物件(13)

 今までお世話になっていた税理士事務所が廃業されることになり、

そちらから新しい事務所を紹介していただきました。

まったく知らなかったところなんですが、そこの所長が実は3年前に

ここでカーテンを買っているんですよとおっしゃるのです。

びっくりして、すぐにデータをだすと新築建てで納品していることが

わかり、即お願いをしました。

ちょうど5年前にも、ここの新しい店舗に引っ越しするときも

オーナー側の不動産屋も、以前当店でカーテンを買いましたと

おっしゃるので、調べるとこちらも新築戸建でカーテンを納品していました。

即、今の店舗を決めました。

どんだけ〜、大阪でカーテンを売ってんねん〜

というちょっとした自慢話です。

失礼しました。

 

さて、本題です。

最近の修理物件(12)の続きです。

 

37)ニチベイのタテ型ブラインドの操作コードのねじれ

今月頭に納品したニチベイのタテ型ブラインドの操作コードが

ねじれるというので調整しました。

CIMG0144

CIMG0143 CIMG0141

これは商品出荷時の製作に問題があり、コードがねじれた状態で

つくられているためです。

これを戻すのは簡単そうでけっこうたいへんなんです。

コードを抜いてまっすぐにして入れなおさなければならないのです。

CIMG0150 CIMG0151

 

 当店では、このぐらいのことは現場で簡単に分解して修理しますが、

販売店では意外にできないところが多くて、メーカーにおんぶにだっこの

体質の業界です。

 

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最近の修理物件(12)

「ウォーターサーバーを置いてください」 という営業が来ました。

2週間無料で24ℓの水を置いておきますので、必要なければ

その後に笑顔で返却してくださいとのことだったので、店内に置いて

お客様が自由に飲めるようにしました。

IMG_3230_R私は、今の大阪の水はおいしいと思っていますので、いつも水道水を

飲んでいます。

以前、事務費を「なんとか還元水」に使っているとか言って帳簿を

誤魔かしていて自殺した農林水産大臣がいましたが、そのときに

「今どき水道の水を飲んでいる人なんかいないでしょう」と

言われた時はショックでした。

当店の場合は、接客の時はお茶をだしていないのです。

机の上にカタログや資料を広げたりするためですが、今回店内に置いて

セルフでよく利用していただけるのならば設置してみようかなと

思っています。

 

 さて、本題です。

 

最近の修理物件(11)の続きです。

36)トーソーのハニカムスクリーンの幕体が裂ける

2年前に取り付けたトーソーのハニカムスクリーン「エコシア」の幕体がさけて

2つに割れました。

CIMG0136

CIMG0137 CIMG0131

お客様からメールが送られてきたときは、一瞬トップダウン型かなと

思って、問題ないのにと思ったのですが、トーソーにはトップダウン型が

なく、よく見ると、幕体の部分が裂けて剥離していたのです。

こうなると、新しいものに取り替えるしかなく、手配をしたところ、

この工場が常総市の水海道工場のもので、工場が3m浸水して、商品も

完全に水につかって当分出荷できないことがわかりました。

 

いつ出荷されるかの目途はたっていないのですが、とりあえずの

応急処置はしました。

CIMG0139

 

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最近の修理物件(11)

 最近の修理物件(10)の続きです。

一番修理依頼が多いのがシェード類です。

しかし、シェードの場合は部品を用意していって現場で交換すれば

ほとんど解決します。

シェードのトップメーカーのトーソーのホームページはオンライン

ショップで部品のみの販売もしており、エンドユーザーの方でも

取り替えることができるものもあります。(メーカーの説明ページ

 

32)トーソーのコード式のシェードが止まらない

今は廃番になっているトーソーのパティナというコード式のシェードの

ストッパーに問題があって止まらないというのがあります。

10年ぐらい前の商品で、インテリア業界では大きな問題になっており、

私はインテリア業界のTPP問題といっています。

トーソーパティナぴったり止まらない。

 エンドユーザーもブログに自分で修理した話を書かれています。

そのタイトルが

「カーテン界のTPP問題に挑む! ローマンシェードカーテン不具合対策

以前は当店での販売では、トーソーメカを使っていなかったので、当店の

お客さまではこの問題は発生していないのですが、圧倒的シェアがありますので、

住宅メーカーや他店で購入されたものでは、トーソーが多くて、

当店でも部品を箱単位購入して在庫しています。

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 部品が1個700円(税別)で修理代が12000円(税別)

 

33)シェードのコードガイド割れ

お客様は7年前にオーダーカーテン低価格均一ショップ(インテリア業界で

いう1万円ショップ【万均ショップ】で購入されたシェードが

斜めになるとのことで伺ったところ、ツインコード式のコードガイドが

割れていました。

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(画像はクリックすると別のページに飛びまして、そこでクリックすると

拡大します。)

このメカは使ったこともないし、みたこともないので、お客様に

購入店にきいてもらったところ、廃番になっていて部品はないとのこと

でした。

この部品がないと全部取り替えしなければならず、どうにか代用できるものは

ないかと思ったところ、使われているブラケットに覚えがあり、タチカワ

だろうと思いました。

タチカワに写真を送っても古いものははっきりわからないというのですが、

今のものを取り寄せると互換性があり無事交換できました。

いろんなところに歪がでていて、クリーニングも請けて縫製の修理も

させていただき、新品同様によみがえられました。

シェードの修理は、当店にクリーニングとともに依頼されると

安くなります。

別の窓では、上がりきって降りないというのがありました。

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これも、どこのメカかはわかりませんでしたが、ストッパーを

外してほこりをとると、動くようになりました。

 

34)シェードの樹脂製のコードガイドが擦り切れでコードがはずれる。

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シェードのストッパーの部分ですが、コードとの摩擦で樹脂が

削れて割れています。

これはどこのメーカーかわかりませんでしたが、購入店から思うと

中国製だと思います。

安いのには、それなりの理由があるのです。

購入時はわかりませんが、何年か経つと壊れます。

同じものが2台あったので、右と左のストッパーを入れ替えました。

クリーニングも依頼を請けましたので、これは他店購入分ですがサービスで

させていただきました。

 

35)ヨコタのコード式のシェードのメカが止まらない

お客様からサンゲツのシェードが止まらないから修理できますかと

メールがきました。

お客様はミドリ電化にあったカーテン専門店で購入されたのですが、

その店はもうなくて、近くの業者にみてもらってもどこの

商品かわからないとのことで、インターネットで探して当店に行きつき

ました。

サンゲツのシェードと書いてあったので、トーソーかと思ったのですが、

念のため、ストッパーの部分の画像を送ってもらったらヨコタでした。

ヨコタは数年前になくなったのですが、部品は当店の加工所に

ありましたので、それを取り寄せて現場で1回で交換できました。

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 修理代15000円(税別)と部品代。

お客様は気に入っておられるレースで、部品交換で修理できなかったら

全部取り替えなければならないかと諦めておられたので、たいへん喜んで

頂きました。

こういうブログを書くと、けっこう全国から問い合わせがありまして、

遠くから修理に来られますかとメールがきます。

当店は、小さな商いで支店もありませんので、動ける範囲の営業テリトリーで

しか承っていません。

現場主義で、必ず現場に行くことを基本としています。

 

 

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最近の修理物件(8)

先日、沖縄に取り付けに行ったお客様から、お礼のメールと写真を

送っていただきました。

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伺った日はあまり天気がよくなかったので、部屋からの景色が

よくみえなかったのですが、普段は素敵なところです。

高層階の部屋からは慶良間(ケラマ)諸島がみえます。

 

さて、本題です。

 

5月26日に書いた最近の修理物件(7)の続きです。

けっこう修理依頼が多いのです。

ここ3か月ぐらいに修理した物件の報告になります。

何回かに渡って書きます。

どのメーカーのどういった商品が修理依頼が多くて、どのように対処

したかということを知っていただきたいのです。

 

24)ハンターダグラスのデュエットシェードのコード切れ

4年ほど前に他店で購入されたハンターダグラスのデュエット・シェードの

プライバシービューのコードが切れ、斜めになってきれいに上がらないと

いうことで修理依頼がありました。

これはよく依頼のある修理です。

メーカーの保証は1年です。

購入された店は廃業されたとのことでした。修理代は28000円(税抜)

 

25)ニチベイの50ミリ幅のブラインドのコード切れ

13年前に当店でお買い上げいただいたニチベイの50ミリ幅ブラインド

B-FIFTYの昇降コード切れ。

DSC07124

お客様が当店に持ってきていただき、引取りにも来ていただきました。

当店で、メーカーに昇降コードのみ発注して、コードの取り替えで

3日で納品。

幅2300×高さ1600㎜で修理代5000円税別

 

同じく10年前に取り付けた別の現場のB-FIFTYも昇降コード切れ

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当店のお客様で、きちんと顧客管理をしていますので、何月何日発注の

このサイズのこの商品とメーカーのニチベイに伝え、修理の部材を

送ってほしいというとなぜか黒色の昇降コードが送られてきました。

DSC06126 DSC06127

交換する前にお客様にその旨を伝えると、黒でもいいとおっしゃって

いただいたので、黒でつけて値引きさせていただきました。

ニチベイに現場から黒色の昇降コードが届いていると電話すると

「ほんとに黒ですか」というので

画像をアップしておきます。(画像はクリックすると別のページに

飛びまして、そこでもう一度クリックすると拡大します。)

修理代を値引きして4000円(税別)

ブラインドのコード切れは、私どもは経年劣化と捉えています。

国内メーカーの保証は今はほとんど3年になりました。

当店は独自に5年保証しています。

国内メーカーの商品は初期不良がない限り、正常な使い方を

していれば10年以上は持ちます。

経理上の減価償却はブラインド関係は5年です。

正常でない使い方というのは、ブラインドのスラット(はね)を閉じた

状態で昇降した場合にコードが切れやすいのです。

DSC07127

閉じた状態で昇降すると、スラットにあいている穴とコードが

干渉して擦れて消耗しやすいのです。

ブラインドは開いた状態(水平にした状態)で昇降すると

長持ちします。

 

 続く

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ルーセントホームのメンテナンスセミナーで台北に行ってきました。

 最近、よく売れだしたルーセントホーム(キューセント株式会社)の

ハニカムスクリーンのシェルシェードとファブリックブラインドの修理の

やり方を勉強するために、台湾・台北市に行ってきました。

ブランド名がルーセントホームで会社名がキューセント株式会社で、

商品名が「シェルシェード」「ファブリックブラインド」です。

キューセント株式会社は34歳のチェン・ダニー氏が7年前に日本で

創業した会社です。

カリフォルニアの大学を卒業後、早稲田大学大学院で経営学を学び、

日本でサラリーマンを経て起業されまして、商品の工場は台湾に

あります。

 

商品を売るには、商品を知らないとできない。

 

私は、そう思っていまして、メカものに関しては

分解してメンテナンスができるぐらいでないとダメと思っています。

 

台北に行くといっても大阪市内に住んでいると、そんなに大げさなものでは

なく、朝の6時に家を出れば台北に10時20分に着きます。(時差1時間)

運賃もピーチで片道7800円でした。

LCCのピーチは早く予約をすればもっと安く2年前に行った時は

片道4380円でした。

関西空港からは毎日2便出ていまして、朝8時30分でいくと10時20分に

台北に着きます。

帰りは台北18時30分に乗って関西空港に22時10分に着きます。

1泊2日でもけっこう楽しめます。

8月8日からは羽田-台北間でピーチが就航しまして、片道運賃が

7700円ぐらいからです。

朝5時55分羽田発で帰りは台北0時30分発で0泊で24時間で帰るという

弾丸ツアーは往復で12000円です。

 

そんなわけで1泊2日でメンテナンスセミナーに行ってきました。

機内で読んだ雑誌には、ある企業の社長が今年の入社式で新入社員に

話された言葉として

「どんな小さな商売、どんな小さな世界でもいい、その道のプロを

目指してください。なぜならプロになりその道を極めることを通してしか、

仕事の肝や勘所を学ぶことができないからです」と書いてありました。

その社長は、飛行機の中で読んだ雑誌に書いてあって、まさに

雲の上の人なんですが、その通りだと思いました。

私は、この分野でのプロなんだろうか?

 

窓装飾プロっなー   ・・・?

 

さて、本題です。

 

工場では13時30分から17時まで休みなく、商品の組み立て方をおしえてもらい

自分でも実際やってみました。

今日中に終わらなければ、明日の午前中もやりますからと言われていまして、

明日はちょっとマッサージをして美味いものを食いたいと思って

いたので

必死に勉強してその日に終わりました。

私は、ハンターダグラスのデュエットの修理で慣れているので、

要領がわかっています。

おかげで台北まで来たかいがありましてメンテナンスはばっちりできます。

IMG_2835_R

写真は自分のためにたくさん撮っているのですが、アップは差し控えます。

次回は、仕事とは別の台北旅行記みたいな内容になります。

あらかじめ了解ください。

続く

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最近の修理物件(5)

南三陸ミシン工房さんから「つくもがに」と「蒸しホヤ」を送って

頂きました。

毎月、ハギレの売上金を東日本大震災復興支援のためにずっと寄付させて

いただいているので気を遣っていただきました。

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スタッフで分けてありがたくいただきます。

 

さて、本題です。

 

2015年3月11日の「最近の修理物件(4)」の続きで、私どもで修理した

物件をアップしていきます。

 

15)タチカワのラインドレープ(タテ型ブラインド)のフックの割れ

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タチカワのタテ型ブラインド(バーチカルブラインド)でレールの中に

入っているランナー(引っ掛けるところ)が割れて、スラット(ルーバー)が

落ちてきました。

これは、この部分を交換すればいいのですが、外して分解しなければならず、

けっこう厄介のです。

当店でお買い上げで購入後3年半でメーカーの3年保証は切れていますが、

当店では5年保証していますので、部品を取り寄せて私が直しました。

無料。

昨年も同じ問題が起こりました。

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上の写真は開いてすぐにスラットが落ちるフック

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新しいフック (画像はクリックすると拡大して別のページに飛び、

そちらでもう一度クリックすると拡大します。)

この時は、ランナーが開いてきて、開閉操作すると、スラットが数枚落ちました。

購入後2年11か月で、タチカワの3年保証でメーカーの職人さんに来ていただいて

無償で交換してくれました。

タチカワはチャイルドセーフティーに熱心な会社なので、3年程前の

タチカワの商品は強く引っ張るとスラットが外れるように引っ掛ける

ところが下向きになっていました。

それが、逆に割れたり、落ちたりして問題を起していたので、2年前ぐらいに、

元のやり方に戻して、Jの形にしてひっぱても落ちないようになりました。

昨年、タチカワが取り替えてくれたのは、こちらが指示をしていないのに、

すべてのフックとスラットの上部を落ちないものに交換になりました。

 

16)ハンターダグラスのデュエットシェードのコード切れ

7年前に当店でお買い上げいただいたハンターダグラスのデュエット

シェードのコード式のコード切れ

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分解をして原因を調べると、

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ヘッドレールの中にコードが通っているのですが、その中で樹脂の部分と

摩擦でコードが切れるのが早いか、樹脂が切れるのが早いかの

状態になっています。

 

この仕組みからいくと、絶対に切れるようになっていて、何年もつか

だけの問題です。

メーカーもわかっていて、今は廃番になっていますが昔取り付けた分の

この修理がひじょうに多いのです。

廃番後5年で部品がなくなるのでたいへんです。

当店でお買い上げいただいた商品ですが保証期間の5年を過ぎていますので

修理代は5400円です。

 

17)ヨコタの木製ブラインドの空回り

当店ではヨコタの木製ブラインドを販売したことがないのですが、

なくなったメーカーの部品を手に入れることができたので、修理して

ブログにアップしたところ、多くの修理依頼をいただくことに

なりました。

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これは、中の部品でギアのかみ合わせのところが折れていまして、

部品を交換するしか直りません。

部品があれば、現場で30分ほどで修理することができます。

大阪市内のお客様で、事前にメールのやりとりで写真を送っていただいて

いたので1回で済みました。

部品代込みで修理代21600円。

新しいものを購入しなければならないかと思っていたけど、修理で

直ったのでたいへん喜んでいただきました。

 

修理して直ると、お客さんはひじょうに喜んでいただけるのでこちらも

うれしいのです。

 

当店でお買い上げの商品は5年間無料保証

 

 

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最近の修理物件(3)

 

店の近くにあるタワーマンション「大阪ひびきの街 ザ サンクタスタワー」が

今月の下旬から始まります。(オプション販売業者はすでに納品をしています。)

おかげさまでたくさんのご注文をいただいています。

この部屋の1つのタイプで巾が7910㎜の全面ガラスの大きな窓があります。

そちらにタテ型ブラインドを均等2分割で納品するのが2件あり、エレベーターに

乗るかどうかの調査をしてきました。

実測時に部屋の玄関からリビングへの搬入は可能なのは確認済みで、エレベーターも

メジャーで測る限り微妙なところでした。

もし、エレベーターに乗らなければ、395㎝のレールを担いで階段で48階まで

登らなければならないので、実際の長さのものをつくって調べました。

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ギリギリ乗ることがわかり一安心です。

 

昨年の第一回窓装飾プランナーの資格試験の記述式問題に「巾270㎝の

窓のあるマンションでの注意事項を述べよ」というようなのがありましたが

「搬入経路を調べる」というのも回答文のキーワードのひとつです。

事前にこういうチェックをするのも窓装飾プランナーの仕事です。

 

さて、本題です。

 

前に書きました最近の修理物件(2)の続きです。

今年に入って当店で修理した物件を紹介しています。

 

7)ハンターダグラスのデュエットシェードトップダウンボトムアップの

紐切れ

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これはよく起こります。

修理は当店でやっていまして、

事務所の天井にはハンターダグラスのデュエットとシルエットの歴代のブラケットが

つけてあって、すぐに修理できるようにしてあります。

すべてハンターのブラケットです。

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こちらは当店でお買い上げいただいたものですが平成21年4月の発注分で

5年間の無料保証期間が過ぎていますので2台修理で1台あたり5400円の

修理代です。

 

 

8)浴室ブラインドの塗装はがれ

お客様のところに別件で伺ったら他店で取り付けの浴室のブラインドの塗装が

はがれてきているのですが、こんなもんでしょうかと相談を受けました。

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浴室用のブラインドなのにヘッドレールとボトムバーの塗装がはげてきているのです。

これは初めての経験でした。ご購入されているところもはっきりわかっているとのことで

そちらに言ったほうがいいですよというアドバイスをさせていただきました。

インテリアの業界は、メーカーに話をするときは購入店を通じてするのが

一般的なんです。

ここで、気づいたのは浴室ブラインドが縮んでいるのです。

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画像はクリックすると別のページに飛びまして、そこでもう一度

クリックすると拡大します。

発注サイズは丈は95㎝になっていますが、実際は92.5㎝に縮んでいました。

私は浴室のブラインドは縮むということを知っていまして、2005年にも

ブログに書いています。

たぶん、施工された業者もそのことをご存じで長めに発注されているんだと

思いますが、実際ここまで縮むとは思ってもいませんでした。

いいデータがとれました。

 

9)モルザのプリーツスクリーンが斜めにあがる。

7年前に当店で取り付けたモルザのプリーツスクリーンが斜めになり、

昇降できないとのこと。

DSC04133

昇降コードがシャフトに絡まっていました。

現場で分解してその場で修理。

当店の販売で7年前のため、修理代3240円

 

10)ヨコタの木製ブラインドの開閉がぴったりいかない

中の部品が割れていました。

ヨコタは倒産して、部品の入手が困難なんですが、製造メーカーに部品が

あったので分けてもらって修理。他店購入分で修理代12000円

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11)ブラインドのコードが団子になり昇降不能

10年前に他店で購入されたブラインドでコードが切れそうになっていて

昇降できないとのこと。

 

これは掃出しの窓で、出入りをよくされる窓でブラインドの羽根(スラット)を

閉じた状態で昇降されるとよく起こります。

コードを通す穴の金属の部分とコードが触れると消耗しやすいのです。

私のデータでいくと、夜ベランダでたばこを吸われるホタル族のご家庭で

その出入り窓がブラインドの場合に一番起こりやすいのです。

夜なので、ブラインドを閉めた状態で昇降されるためです。

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他店購入分で修理代は21600円。

 

当店で購入いただいた分はすべてデータがありまして、5年間は無料保証して

いまして、その後も比較的安く修理をさせていただいています。

他店でご購入分はデータがないので、一度現場調査に行って、部品を

発注して取り替えに行くという2度手間になりますので修理代が高くなります。

 

お客様にとっては、購入されたお店に修理依頼されるのがメリットです。

他店購入分で当店に修理依頼がくるのは、買った店が無くなったというケースと

どこで買ったかわからないというケースと、買った店に聞いたらメーカーに

丸投げするとのことでひじょうに高かったというケースです。

 

購入時にはメンテナンスのことも考えてお店を選ぶようにしましょう。

 

 続く

 

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「4月10日はインテリアを考える日」

 

 

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