店の近くにあるタワーマンション「大阪ひびきの街 ザ サンクタスタワー」が
今月の下旬から始まります。(オプション販売業者はすでに納品をしています。)
おかげさまでたくさんのご注文をいただいています。
この部屋の1つのタイプで巾が7910㎜の全面ガラスの大きな窓があります。
そちらにタテ型ブラインドを均等2分割で納品するのが2件あり、エレベーターに
乗るかどうかの調査をしてきました。
実測時に部屋の玄関からリビングへの搬入は可能なのは確認済みで、エレベーターも
メジャーで測る限り微妙なところでした。
もし、エレベーターに乗らなければ、395㎝のレールを担いで階段で48階まで
登らなければならないので、実際の長さのものをつくって調べました。
ギリギリ乗ることがわかり一安心です。
昨年の第一回窓装飾プランナーの資格試験の記述式問題に「巾270㎝の
窓のあるマンションでの注意事項を述べよ」というようなのがありましたが
「搬入経路を調べる」というのも回答文のキーワードのひとつです。
事前にこういうチェックをするのも窓装飾プランナーの仕事です。
さて、本題です。
前に書きました最近の修理物件(2)の続きです。
今年に入って当店で修理した物件を紹介しています。
7)ハンターダグラスのデュエットシェードトップダウンボトムアップの
紐切れ
これはよく起こります。
修理は当店でやっていまして、
事務所の天井にはハンターダグラスのデュエットとシルエットの歴代のブラケットが
つけてあって、すぐに修理できるようにしてあります。
すべてハンターのブラケットです。
こちらは当店でお買い上げいただいたものですが平成21年4月の発注分で
5年間の無料保証期間が過ぎていますので2台修理で1台あたり5400円の
修理代です。
8)浴室ブラインドの塗装はがれ
お客様のところに別件で伺ったら他店で取り付けの浴室のブラインドの塗装が
はがれてきているのですが、こんなもんでしょうかと相談を受けました。
浴室用のブラインドなのにヘッドレールとボトムバーの塗装がはげてきているのです。
これは初めての経験でした。ご購入されているところもはっきりわかっているとのことで
そちらに言ったほうがいいですよというアドバイスをさせていただきました。
インテリアの業界は、メーカーに話をするときは購入店を通じてするのが
一般的なんです。
ここで、気づいたのは浴室ブラインドが縮んでいるのです。
画像はクリックすると別のページに飛びまして、そこでもう一度
クリックすると拡大します。
発注サイズは丈は95㎝になっていますが、実際は92.5㎝に縮んでいました。
私は浴室のブラインドは縮むということを知っていまして、2005年にも
ブログに書いています。
たぶん、施工された業者もそのことをご存じで長めに発注されているんだと
思いますが、実際ここまで縮むとは思ってもいませんでした。
いいデータがとれました。
9)モルザのプリーツスクリーンが斜めにあがる。
7年前に当店で取り付けたモルザのプリーツスクリーンが斜めになり、
昇降できないとのこと。
昇降コードがシャフトに絡まっていました。
現場で分解してその場で修理。
当店の販売で7年前のため、修理代3240円
10)ヨコタの木製ブラインドの開閉がぴったりいかない
中の部品が割れていました。
ヨコタは倒産して、部品の入手が困難なんですが、製造メーカーに部品が
あったので分けてもらって修理。他店購入分で修理代12000円
11)ブラインドのコードが団子になり昇降不能
10年前に他店で購入されたブラインドでコードが切れそうになっていて
昇降できないとのこと。
これは掃出しの窓で、出入りをよくされる窓でブラインドの羽根(スラット)を
閉じた状態で昇降されるとよく起こります。
コードを通す穴の金属の部分とコードが触れると消耗しやすいのです。
私のデータでいくと、夜ベランダでたばこを吸われるホタル族のご家庭で
その出入り窓がブラインドの場合に一番起こりやすいのです。
夜なので、ブラインドを閉めた状態で昇降されるためです。
他店購入分で修理代は21600円。
当店で購入いただいた分はすべてデータがありまして、5年間は無料保証して
いまして、その後も比較的安く修理をさせていただいています。
他店でご購入分はデータがないので、一度現場調査に行って、部品を
発注して取り替えに行くという2度手間になりますので修理代が高くなります。
お客様にとっては、購入されたお店に修理依頼されるのがメリットです。
他店購入分で当店に修理依頼がくるのは、買った店が無くなったというケースと
どこで買ったかわからないというケースと、買った店に聞いたらメーカーに
丸投げするとのことでひじょうに高かったというケースです。
購入時にはメンテナンスのことも考えてお店を選ぶようにしましょう。
続く
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