今年はインテリア業界でもオンラインを活用したセミナーや新作発表会が
盛んにおこなわれています。
6か月前まででは考えられなかったことです。
セミナーはオンラインでも十分ですが、新商品の生地は画面上ではなく、
一度は見て触ってみないとよくわからない感じです。
今月の7日8日にマナトレーディングの新作発表のオンライン説明会がある
のですが、担当営業が事前に生地をみせにきてくれました。
当日は、スタッフ2名が休みだったので、当店で説明してくれているのを
オンラインでスタッフ宅にこちらから配信しました。
後付けのハンドカメラを買って撮影したところ、こちらのパソコンには
すごくきれいに映るのですが、受け手の方のデバイスもいいので
ないと鮮明でないことがわかりました。
まだまだ課題があります。
さて、本題です。
最近、というかここ数年、バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)が
よく売れます。
国内主要3社と言われるNTT(ニチベイ、タチカワ、トーソー)の商品は
見た目そんなに違いがないように思われていますが、各社それぞれ特長が
あります。
私のおススメは今年5月に発売されたニチベイのシングルスタイルの
ミニマルウエイト仕様です。(下の写真)
国内主要メーカーの一般的な商品の裾にはボトムコード
(スペーサーコード)がついていて、それが私はあまり好きではないのです。
一般的にはボトムはコードで繋がっています。(下の写真)
このニチベイのミニマルウエイト(3方を袋縫いしてあり、ウエイトが
動かない)は以前からモアラップスタイルにありました。
モアラップスタイルというのはルーバー(スラット)の重なりが
大きくて33.5㎜あります。
ニチベイは100㎜幅と75㎜幅のルーバーがあり、100㎜幅のルーバーを
75㎜用のレールに引っ掛けています。
タチカワ、トーソーにも同じ物があり、タチカワはワイドスラット仕様
トーソーはオーバーラップといい、
100㎜幅のルーバーを80㎜用のレールに引っ掛けています。
そのため、重なりは約30㎜で、ニチベイよりルーバーの枚数が少なく
なっています。
価格は100㎜幅ルーバーの商品に対してニチベイ、トーソーは
約25%アップ、タチカワは約20%アップになっています。
※ニチベイはウエイトがミニマルウエイトのため高い。
※タチカワは80㎜幅ルーバーの10%アップとなっているが、80㎜幅
ルーバーは100㎜幅ルーバーの10%アップになっている。
※トーソーのコルトという商品は約15%アップ。(当社調べ)
今回ニチベイが出したシングルスタイルミニマルウエイトは
重なりは20㎜で100㎜幅ルーバーの商品より価格は15%アップです。
一般的なタテ型ブラインドのルーバーの重なりは10㎜ぐらいです。
これで、「ボトムコードなし」というやり方もできますが、
おススメしません。
重なりが1㎝でボトムコードがないと、勢いよく操作をしたり、エアコンの
風があたると、けっこう揺れましてはじきます。
タチカワ、トーソーのボトムコード無し仕様は、ボトムウエイトは
コードがあってもなくても同じもので引っ掛けるところがついています。
ボトムコードを無しにする場合は、ルーバーの重なりの大きいものに
することをおススメします。
このニチベイのシングルスタイルミニマルウエイトは重なりは20㎜で
価格は15%アップしますが、ミニマルウエイトは他社に比べて
きれいです。
小さいお子様がおられる家庭やペットを室内で飼っておられる場合や
ルンバを使っておられるところでは、ボトムコード無し仕様が
おススメです。
その場合は、ボトムのウエイトがそれ専用になっているもので、
ルーバーの重なりが大きいものをおススメです。
全ては小さいお子様の安全のために
全てはかわいいペットのために
安全は全て優先します。
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