ニチベイが10月15日にハニカムスクリーン「レフィーナ」を発売いたします。
この商品はハニカム状になっていまして断熱効果がひじょうに高く、ハンターダグラスのデュエットシェード、セイキのハニカムサーモスクリーン、ルーセントホームのシェルシェードと同等品です。
上左はカタログです。右はニチベイのホームページから拝借した画像です。
(画像はクリックすると拡大します。)
詳しくはニチベイのニュースリリースをお読みください。(発売前で詳細ホームページはありません。)
インテリア業界では、夏の遮熱商品は各社たくさんだしているのですが、冬場の保温効果のある断熱商品は少ないのです。
その中で、注目されていたのがハンターダグラスのデュエットシェードで、これはハニカム状(蜂の巣)になっていて断熱性はひじょうに高い商品です。
当店ではハンターダグラスはよく販売しておりますが、どこでも買える商品でないため、国内主要メーカーであるNTT(ニチベイ、タチカワ、トーソー)から販売されることが望まれていました。
この商品は、開発を始めて苦節5年? かどうか知りませんが、毎年発売されるといわれながらなかなか世にでてこなかったのです。
いわゆる満を持した待望の商品です。
感想をひとことで言うならば、「実によく研究された商品」です。
メカニックはプリーツスクリーンのもなみと同じものを使っており、これは実績があり、障害物停止機能や ドラム式で操作を間違ったら自動的に動かなくなる機能もついているのがいいです。
たぶん、ハンターダグラスに比べれはクレームになる確率は相当低くて安心できます。
価格は、ハンターと比較できるように非防炎の商品をだしてそれは2割ぐらい安くなっていて、防炎品ではほぼ同等価格になっているのもすごく戦略的です。
(ハンターは通常品は非防炎です。)
レースはプリーツも対応可能にしていて価格を安く出来るように しているのもすばらしい発想です。
ハニカムの形状も対照型でなく、D型で前を大きくしたのも伸び防止には いいですね。
断熱フレームは、メカ一体となっていないため、隙間があいて遮光タイプを使ってもヘッドレールの下で光漏れがするのはよくないです。
これはセイキの方が優れています。
操作方法はコード式、ドラム式、チェーン式、、それにツインではワンチェーンの4タイプあります。
私は昨日のブログで書きましたようにもなみのドラム式ファンでそれをススメています。
このハニカムスクリーンは断熱がアピールポイントの中で裾の部分がぴったり閉まることが求められます。
そのなかで、チェーンタイプでぴったりサイズで発注すると必ず床や下枠にあたり傷をつけることになります。
カタログでは、1センチ程引きなさいと書いてあります。
逆に1センチ引くと隙間ができて冬場ならばそこからの冷気が 問題になってきます。
どのようなサイズで発注するかというのは発注者の責任になります。
だから、こうしたインテリア商品はどこで買っても同じじゃないのです。
商品知識のある専門店で買わないとモノは同じでも出来上がってくるサイズは発注する店によって違うのです。
私は、この商品はドラム式でぴったりサイズでつくることをオススメします。
チェーン式、ワンチェーンは邪道です。
ちなみにハンターダグラスもドラム式です。
商品の色は今ひとつで、点数も少ないのは残念ですが、これから 売れれば増えてくるものだと期待しています。これはハンターダグラスの方がいいです。
一番いいのは商品名「ラフィーナ」の前にハニカムスクリーンという 一般名詞をつけていることです。
トーソーのビジックやタチカワのデュオレみたいにユーザーがわからなくても自分のところさえよければいいという発想ではなく、 一般名詞を使っているのはいいです。
断熱性に関しましては、ひじょうにいいのですが、他の商品との比較は今、勉強中で後日書きます。
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