共生地のパネルスクリーンとロールスクリーン

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賃貸マンションにパネルスクリーンとロールスクリーンを取り付けた現場の紹介です。

お客様の要望は、賃貸マンションなのでレールをそのまま活用し、
お部屋を広くすっきりと見せるパネルスクリーンとロールスクリーンを
取り付けたいということでした。
掃き出し窓にはパネルスクリーン、腰窓にはロールスクリーンです。

まず、パネルスクリーンですが、既存のレールに取り付ける場合は当社オリジナルの
「クリックパネルスクリーン」をお勧めしています。

パネルの上部にはレールのランナーに引っ掛ける部材が付いています。
下部はシェードのように裾を袋縫いにし、中にウェイトバーが入っています。
バトンを動かすと、パネルが連なってくるようにコネクトチェーンでつながっています。

 

 

   サンゲツの『パネルスクリーン』とほぼ同じ仕様ですが、
当店ではカーテンの生地を選ぶようにお好きな生地で製作ができます。
また、枚数と1枚あたりの幅を窓に合わせて自由に決めることができます。
生地の柄の出し方や組み合わせ(たとえば、1枚ずつ柄を変えるなど)も自由です。

今回は、キロニーのTKR6014(152㎝巾、ポリエステル100%)をお客様が見本帳から選ばれました。

レールの幅約2500㎜に対して、6枚にし、1枚あたり520㎜にしています。
パネルの重なりを約125㎜にすることで、隙間があきにくくなります。
6枚すべて同じ柄出しですが、なるべく柄の数を多く出るようにしたのと
上下に白い部分を持ってきてバランス良く、柄が切れないように注意しています。

1枚を520㎜にしたことで、左側に寄せたときに、3枚ガラスのうちの一番左のFIXの窓に
納めることができました。

また、1枚の生地の両端は超音波カット加工をしています。
それにより、生地がほつれることなく見た目もきれいに仕上がり、寄せたときに厚みが出にくくなっています。

 

 

 

 次に腰窓のロールスクリーンです。
こちらも既存のレールを外さず、レールに取り付けしています。
3枚ガラスの窓なので、サッシに合わせて3分割です。
両端の2台はパネルスクリーンに使用した生地と同じもので、
その間の1台は、柄から1色を取った無地にしています(トーソー コルトTR8421)。

パネルスクリーンと同じ生地で製作できたのは、プリエフ加工を行っているからです。
真ん中に無地のロールスクリーンを入れることでアクセントになり、
パネルの窓を含めて窓全体が引き締まっています。

当店のプリエフ加工はトーソー製のロールスクリーンのフレームを使っていますので、
真ん中の無地のロールスクリーンもトーソー製にし、見た目を統一しました。
チェーン式では3本もチェーンが垂れますし、猫を飼われているので邪魔にならないように
スプリング式にしています。操作部品もフラットグリップで統一です。

 

スタイルや生地はお客様が選ばれまして、意匠性、機能性ともにとても良く仕上がりました。
こちらとしましてもお客様のご要望にお答えできたかな、と思います。

                      インテリアコーディネーター 大西

 

 

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