7月10日 納豆の日 なんと~
7月10日は語呂合わせで納豆の日です。
昔は関西人は納豆は食べないといわれていたのですが、私は子供の頃からよく食べていまして好きです。
さて、本題です。
別サイトの「カーテンと窓周り関係質問箱」に、「シェードでレースオンを考えているが、窓側にくるドレープが日中たくしあげられているとレースと干渉しないか」という質問がありました。
冒頭の写真のような感じだと思います。
右側の写真が窓側(後幕)にドレープがついていてたくしあげた状態にレースが下がっています。(写真はクリックで拡大)
それに対して私は次のように書きました。
お問い合わせをいただきましてありがとうございます。
ツインシェード(ダブルシェードもしくはダブルタイプ)でお考えなのでしょうか?
確かに少し干渉する場合があります。
正面(壁)付けの場合ならばタチカワのダブルタイプドラム式ワンチェーンを使われるといいと思います。
タチカワのこの商品は、正面付けの場合の出幅は80,7ミリで壁から少し出ますがその分後幕のたまりに余裕がでます。
トーソーのメカは正面付けの場合の出幅は45ミリでより干渉しやすいです。
トーソーとタチカワのメカの違いはこちらをご覧ください。
https://blog.curtainkyaku.com/51870541.html
カーテンボックスや天付けされる場合は壁側より少し部屋側にメカを取り付けると、後幕のうしろにスペースができてそこにたまり部分を逃がすことができます。
エンドユーザーの鋭い指摘に感心して、当店のスタッフとともに大阪店の展示商品で実験をしてみました。
上の各写真で、壁を隔てて左側がトーソーのツインタイプドラム式、右側がタチカワのダブルタイプドラム式(メーカーによって呼称が違います。)
下の左側の写真がトーソーで2本の操作チェーンで、右の写真がタチカワのメカで、逆側の右操作になっていて操作チェーンは写っていませんがこちらはワンチェーンです。
こちらは店内にあるもので実験をしたので、窓側(後幕)はレースでボリュームがないため、前幕に押されてあまり膨らみがありません。
出幅の違いはわかっていただけると思いますが、トーソーは45ミリでタチカワは80.7ミリです。
実際に後ろに壁がないと、こんな感じになります。
これは店内にあったもので、川島織物セルコンが住宅メーカー用に縫製したものです。
中国から送られてきますので、いつもウエーブがピシッと型押しされたようになっています。もう少しウエーブが柔らかくなっている方がきれいと思います。
川島織物セルコンの縫製は下から20センチピッチのリング付きテープを縫いつけていきますので、一番上だけがピッチが違い、跳ねる感じなのでより膨らむ可能性があります。
タチカワ、トーソーのメーカー縫製はは上から20センチのリングピッチを縫いつけますので上だけは均等になっています。当店は均等ピッチです。
こんな感じで、ツインシェード(ダブルタイプ)にした場合で、後幕が厚地のドレープでたくしあげて、前幕のレースを降ろした場合は少し膨らむと思います。
冒頭の写真の右側は、多少膨らんでいますが大きな問題でもないかと思います。(商品はタチカワのメカを使ってます。)
私自身、質問箱で問われるまで意識してませんでした。
ツインシェード(ダブルタイプ)のメカではトーソーとタチカワの違いでは、操作チェーンが2本か1本かが問題にされますが、正面付けの出幅の違いも大きいのです。
出幅に関しては、あまり出ない方を好む方も多いと思いますので、トーソーにとっては逆にこれもアピールポイントだと思います。
ツインシェード(ダブルタイプ)ではタチカワのワンチェーンがよく売れていて、秋にはトーソーもワンチェーンのメカを出すそうです。
ニチベイももうすぐ新しいダブルシェード(ニチベイではこのように言います)のメカをだすようです。
トーソーに3つのお願い
1)新しいツインシェードのメカは、正面付けのブラケットはニチベイのタテ型ブラインドのブラケットのようにアジャスターできるようにしてください。
出来たら木製ブラインドもこのようにしてください。
2)商品の操作チェーンの呼称は「ワンチェーン」にしてください。
タチカワの呼称である「ワンチェーン」が業界内でかなり浸透してきています。
トーソーはいつもタチカワと同じ呼称を使うのを嫌がって、好き勝手な固有名詞をつけますが、そうするとエンドユーザーに浸透しないのです。
ここはブラインドを捨てて、ちゃうちゃうプライドを捨てて業界発展のために尽力をお願いします。
3)ツーチェーンのクリエティドラム式は廃番にしないでください。
やはり大きいサイズのワンチェーンは不安なのでこれも現場に応じて使えるように継続してください。
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