遮熱カーテン

天窓にスライドカーテンを取り付けました。

インテリア業界は流行に敏感で先取りをします。

これからは夏のインテリアに向けての仕事が多くなってきます。

 

これってアイロニー

 

そんなわけで・・・・

 

どんな訳やねん?

夏の暑さ対策にスライドカーテンを取り付けました。

スライドカーテンというのは私が勝手に言っているだけで、インテリア業界で

認知されている用語ではありません。

巾1.8mで長さ12.7mで高さが高い方が4m、低い方が3.5mある天窓の遮熱用の

カーテンを取り付けました。

こんな窓です。

DSC03969

この両端にレールを取り付けました。

DSC03971

そこにサンゲツのEK8591の遮光2級のカーテンを取り付けました。

天窓用スライドカーテン

DSC03977

操作は伸縮棒でします。最長2m6センチで縮めた時は1.19mぐらいです。

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DSC03980 DSC03983

 この棒は船を止めた時に引き寄せるステンレス製の伸縮棒です。

生地についている金具はニチベイのロールスクリーンの部材です。

レールはトーソーのスィートです。

ひじょうにすべりがいいです。

レールにマグネットランナーを入れていまして両開きにもなりますし、

2枚とも片方にためることもできるようにしてあります。

DSC03984 DSC03985

2枚とも一番奥にためています。

 

こういうのはメーカーのシステムで販売されているものではなく、

現場をみて考えて部材を集めて作ります。

先日もこれとよく似ていて、2013年12月21日に書いたブログ

寒さ対策 リビングの吹き抜けに天幕を取り付ける 」をみて

同業者からメールが来ました。

「ほぼこれと同じサイズの吹き抜けでまったく同じようなものをつくりたいのです。

生地支給で完成品送りの見積もりを至急お願いしたい。

急ぎなので携帯に電話ください。」

とのことでした。

 

現場によっても取り付け方も違いまして、システムしていないので完成品では

送れないのです。

そのブログ(2013年12月21日)の現場と今回の現場でも使っている部材が

違います。

前のは、レールはサイレントグリスを使っていますが、今回はトーソーです。

サイレントグリスの天幕用のレールはジョイントができないためです。

 

 

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遮熱レースをとりつけたのに「暑い」

先日、取付けたお客様から「遮熱レースにしてもらったんだけど暑いです。」という連絡がありました。

こちらの現場は全室レースは川島織物セルコンの遮熱性の高い糸をつかっているミラーレースFT1822を使っています。

 

 

この商品は私はけっこう好きで、遮熱性がありますが中からも外が比較的見えます。

遮熱性が高さを求めると、室内から昼間外が見えなくなります。

川島織物セルコンのデータによると自社商品での比較では遮熱ランクBになっていまして、省エネ効果として、カーテン無しと比較すれば電力が12%マイナスになるとのことです。

電気代としては、6月2日から9月21日の112日間で、カーテンをつけない場合と比較して564円安くなるそうです。

これは川島織物セルコンが出している資料なので、他社のものと比較してどうなのかはわかりません。業界での統一基準がなく、今、来年の夏までには間に合うような感じで業界で勉強会がされています。

川島織物セルコンのデータは、この業界ではニチベイについで信頼できます。

実際、遮熱レースの効果は何もつけない時と比較すると室内の温度は14時ぐらいの時点で2~3度違ってきますが、通常のレースと比較すると1度も差がでません。

節電のためには、この1度弱の温度も重要です。

しかし、過度の期待は禁物です。

機能面だけを考えると、透け感のないものをとりつけると遮熱効果は高くなりますが、生活している中では、インテリア性や心地よい空間も重要です。

そうすると、遮熱レースだけの単品ではなく、ブラインドたロールスクリーンも一緒にとりつけるとより効果的になります。

 

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カーテン夢工房通信第32号が出来ました

当店が定期的につくっているチラシでポスティングやDMに使っています。

社内スタッフですべてつくりプリントパックで印刷しています。

キャッチコピーが「インテリアを考えながら節電しませんか」

インテリア用品で節電するという意味とインテリア性も考えながら節電するという意味があります。

遮熱性が高いからといって、外が全く見えないレースをつけるのもどうかと思っています。

今、ついているカーテンやシェードを活かしながら、あとから取り付けることができる裏地も提案しています。ドレープ(厚手カーテン)用(うらだ)、レース用(シャネットうらだⅡ)、プレーンシェード用(これだ)を用意しています。

この「後から裏地」シリーズが東日本大震災復興支援のため、1枚お買い上げごとに100円義援金として日本赤十字社を通じて寄付しています。

遮熱レースは遮熱効果がありますが、高い効果を求めていけば遮蔽性が強くなります。日射のキツイ夏場はいいかもしれませんが、冬場はうっとうしく感じるものです。

そのため、当店では夏用冬用の2組用意して季節が変わるごとに取り替えることを提案しています。

通常レースと遮熱レースを1窓同じサイズで同時にご購入の場合は、遮熱レースをさらに20%値引きさせていただきます。

1粒で2度おいしい企画です。

 

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インテリア商品で節電を考える⑫ 後からつける裏地

今は遮熱カーテンブームのようです。

ツイッターで「遮熱 カーテン」と検索を入れたら、多くのエンドユーザーが遮熱カーテンを買っておられ、その効果もあることをつぶやいておられます。

当店でも遮熱カーテンに関していろいろと提案しています。

 

さて、本題です。

今日、チラシをポスティングをしたお客様から実測依頼がありまして伺ってきました。

タワーマンションでリビングの東向きの窓が幅6Mあり、そこには電動の厚手生地のプレーンシェードとレースがついているのですが、シェードを降ろしても明るすぎてテレビがハレーションをおこして見えないので後からの裏地をつけてほしいとのことでした。

 

当店では、今付いているカーテン・レース・シェードに後から取り付ける裏地を用意していまして、これが遮光性や遮熱効果があります。

1)厚手生地(ドレープ)に後から取り付けるフラット裏地は「うらだ」

2)レースに後から取り付けるフラット裏地は「シャネットうらだⅡ」

3)プレーンシェードに後から取り付けるフラット裏地は「これだ」

 

「うらだ」について説明します。

これは今ついているドレープ(厚手カーテン)に後から取り付けるフラット裏地です。

どんなフックでも大丈夫です。縫込みアジャスターフックにも対応

 

 

今付いているカーテンが明るすぎるとか、遮熱効果を高めたい時にいい商品です。

 

「シャネットうらだⅡ」について説明します。

これは、レース用の遮熱効果の高い後から取り付ける裏地です。遮熱効果は高いですが室内から外は見えにくくなり、裏からみるとテカテカしています。

上の写真は左側のレースに「シャネットうらだⅡ」を取り付けています。

上の写真はレースにとりつけて裏から見た様子です。

表側のレースを上げている写真です。

分かりにくいと思いますのでどうでもいいが、動画をご覧ください。

 真ん中の三角をクリックすると動画になります。

 

「これだ」について説明します。

これはプレーンシェード用にあとから取り付ける裏地です。以前、取付けたお客様から寝室で朝早くから明るすぎるのでなんとかならないかという相談を受けて、いろいろと方法を考えて思いついたのが「これだ」 なかなか良い方法だったので「これだ」と命名しました。

 

上の写真の左は裏地を付けていない状態。右は「これだ」をつけた状態。

 

 

 

レースのプレーンシェードに取り付ける「シャネットうらだⅡこれだ」もあります。

 

当店では、後から取り付ける裏地シリーズをお買い求めのお客さまに対して、節電応援キャンペーンとして、一窓お買い上げ毎に100円を義援金として日本赤十字社を通じて被災地に寄付しています。

 

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インテリア商品で節電を考える⑪ 遮熱レース

大阪出るときのおみやげにしようと思って、吉本のNGKで「面白い恋人」を買ってきました。

 

この商品は、昨年7月に発売されてツイッターやブログの口コミで話題になり今もヒットしている大阪の新名物のお土産で吉本興業の関連企業が販売している大阪限定商品です。

中身はみたらし味のクリームをサンドしたゴーフル。さくさくと軽い歯ざわりで、なかなかおいしいのです。16枚入りで1,050円

北海道の「白い恋人」をもじった大阪人のユーモアです。

もっとユーモアのセンスは包み紙に書かれている英語です。

           Warai ahureru osaka no machi

         Warawashi waraware osaka no machi

      Hito wo warawasunoga daisuki na osaka no hito

       Anatanimo egao no omoide wo osusowake

ローマ字でした。

     笑い溢れる、大阪の街

     笑わし、笑わされ、大阪の街

      ヒトを笑わすのが大好きな大阪のヒト

     あなたにも笑顔の思い出をおすそ分け

このセンス、どうですか?

大阪人はけっして「面白い」ではないのです。

 

さて、本題です。

浜岡原発の停止が決定してから、、日本全国節電モードが一気に高まり、その中でインテリア商品も注目されるようになってきました。

先日の日本経済新聞の記事でも、遮熱対策には出費を惜しまずというようなことが書かれていたり、ツイッターで「遮熱 カーテン」で検索してもエンドユーザーが遮熱対策に真剣に取り組もうとされているのがよくわかります。

その中で、一番手っとり早いのが遮熱カーテンでしょうか?

遮熱カーテンについてはこちらをお読みください。

https://blog.curtainkyaku.com/30979.html

そこにも書いたのですが、遮熱カーテンといってもいろいろありまして、どちらかというと今年にわかに脚光を浴びたため、エンドユーザーもよくご存じでないと思います。

先日の日経新聞の記事の内容でも、埼玉の人が「暑さを考えると多少高くても遮熱機能付きがいい」とのことで遮光カーテンから買い変えたとなっていました。記者もよくわかっていないと思います。

遮光カーテンならば、十分遮熱効果がありまして買い替える必要はないのではと思います。

いえいえ、カーテン屋のオヤジがこんなことを言ってはいけません。

 今、この時期は機屋やメーカーや同業者に聞いても誰もが遮熱レースが良く売れているとのことです。

そして、安い遮熱レースよりも高い遮熱レースの方が売れているようです。

それは、たぶん安いのより高い方が効果があると思っておられるからだと思います。

今、注目されているのが通販生活夏号(カタログハウス)に掲載された遮熱カーテン「クールカーテン64」です。

この商品は帝人ファイバーの「涼しや」を80%使っていて、日射熱64%カットします。一般に販売されているサンゲツやスミノエの遮熱レースで「涼しや」を使っているものでも含有率は20~30%ぐらいです。

ホームセンターや量販店で販売されている既製の安い遮熱レースは、もっと少ないのです。

この手の商品で日射熱カット64%はすごい数字です。

通販生活夏号の別冊「夏じたく」に載っている鈴寅のmasa加工の厚手カーテン(ドレープ)が日射熱59%カットとなっています。

通販生活の大ヒット商品で昨年度販売実績順位25位(9年連続入選)のmasa加工の遮熱カーテン(グレーのレースタイプ)でも日射熱39%カットとなっています。

この日射熱の検査はすべて同じ財団法人建材試験センターで調べたもので同じやり方での比較なので信憑性はあると思います。

インテリア業界のファブリックメーカーもすべて、財団法人建材試験センターの試験方法で日射熱カット率を出してくれれば比較できるのですが、どのメーカーもやっていないようです。

この商品が今、爆発的にヒットしています。室内からは外はあまりみえないですが、まったくみえないことはないです。したがって採光性は一般レースに比べて低いですが、masa加工の鈴寅のレースよりはるかに明るいのです。

只今、欠品しているようで、当店でも同じ商品ではないのですが同等商品を取り扱っています。当店でも欠品中で6月中旬以降の入荷です。

たいへん申し訳ございません。

 当店では5ミリ単位のオーダーで対応しています。1.5倍使い、2倍使いどちらもできます。
既製カーテンのような雑な縫製ではありません。

 

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遮熱実験 ブラインドとカーテン

ジャパンテックスでセミナーをしたことが業界紙「繊維ニュース」で記事になっていました。
pdf

こちらをお読みください。 
(画像はクリックすると拡大します。)

そこから一部を抜粋します。

「 初日に行われたカーテン専門店、グローバルテン小嶋徳昭社長のセミナーには、奮闘する小売経営者の声を聞こうと多くの受講者が集まった。ブログを使った情報発信で知られる小嶋氏は04年、“苦肉の策”としてカーテンブログを開始。現在行っているカーテンクリーニングの実情や他社との比較などを紹介し、「クリーニングで一気に新規需要が開拓できるわけではないが、既存客と接点を持つためのツールとして活用できる。最初にデメリットもしっかり伝えていれば、クレームは一切ない」と実情を語った。 」

この記事によると、04年、“苦肉の策”としてカーテンブログを開始。 
となっていますが、私は2004年の9月29日に苦肉の策でブログを始めましたと言ったのです。

9月29日苦肉を掛けたシャレなんですが、この部分が飛ばされて記事になっている~。
 
あかんがな~  意味ないじゃん

さて、本題です。

遮熱実験をしているシリーズです。

今回は通常のブラインドと遮熱ドレープ及び遮熱レースとの対比をしました。

前回は遮熱ブラインドと遮熱ロールスクリーンの比較をしました。こちら
お読みください。
その前は遮熱ロールスクリーンと通常のロールスクリーンを比較しました。こちらをご覧ください。

まずは、通常のブラインドはタチカワのT-5083で遮熱レースは住江織物の涼しやD4513です。

SH380580SH380584

 

 

 

 

 

 最初は両方(左ブラインド・右レース)とも22.5℃でしたが1時間後にはブラインドは33.4℃で、遮熱レースは40.8℃になりました。

いくら遮熱レースといえどもブラインドにはかないません。遮熱ブラインドならばもっと差がでます。

これは、誰もが予想できる結果でした。

次は遮熱カーテン(シンコールML-1534)と通常ブラインドとの比較です。

SH380586SH380591

 

 

 

 

 

 

 これも同じように1時間後の温度を調べてみました。通常のブラインドは32.2℃遮熱ドレープは32.1℃でほぼ同じでした。

そうすると、やはり遮熱ブラインドというのはカーテンより効果があるようです。

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読売新聞に掲載されました。

8月5日の読売新聞朝刊(九州版を除く全国版)のくらし面の「住」特集で遮熱レースのことが取り上げられ、当店のことも掲載されています。

ブログでいろいろと情報発信をしていますと記者の目にとまり、取材の依頼がありました。

新聞には取材記事なので、住所も電話番号も載っていませんが、今はネットでなんでも調べられるのでたくさん問合せがあったり、ホームページやブログのアクセス数が大幅にアップしたりしています。

ありがたいことです。

記事は読売新聞のホームページをお読みください。

http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/sumu/20100805-OYT8T00341.htm

_20100805_読売新聞

新聞の画像はクリックすると拡大し、もう一度クリックするとさらに拡大します。

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