均等ピッチ

プレーンシェードのリングピッチについて(1)約25㎝

昨日のブログで湖南市の現場のリビングのカーテンについて書いたのですが、

ドレープはフラットカーテン1.4倍で、レースは枠内にプレーンシェードを取り付けて

います。

フラットカーテンの話だけで長くなってしまいましたので、いったん書き終え

続きのプレーンシェードの話を書きます。

その前に、現場近くの山で富士山に似た形の山があるなと思って、助手席に乗って

いたので思わず写真を撮りました。

IMG_6760_R

正式名は三上山というのですが、通称は近江富士と言われているようです。

 

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 当店の場合、裏側に縫い付けるリングテープのリングの間は均等になるように

計算をして手でリングを差し込んでいます。

そのため、製作丈によってリングの間隔がすべて違います。

プレーンシェードの製作丈が、211㎝から230㎝の時は25㎝前後の均等ピッチで、

丈が231㎝以上の時は30㎝前後の均等ピッチにしています。

111㎝から210㎝までは20㎝前後の均等ピッチです。

110㎝以下の場合は15㎝前後の均等ピッチにしています。

 

メーカー縫製をすると、今はほとんどが20㎝間隔の既製のリングテープを使って

おり、上から下かで調整しています。

そのため、上か下かのウエーブが一つだけ他の違っています。

これは当店のこだわりです。

 

今回取り付けたのは丈が219㎝でした。

そのため、26.5㎝の均等ピッチにしています。

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リングのピッチの間隔が大きいほど、ウエーブが大きくなり、シャープシェードの

ようにきれいにあがります。

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問題は、その分上げた時のたまり部分の下がりが大きくなります。

 

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明日は大晦日、今日はおおミスか

今年最後の納品はプレーンシェードの生地交換でした。

12月22日に取り付けに行こうとしたところ、ご注文を頂いた生地と違う商品で

出来上がっていました。

調べたところ、産地の問屋から直接買っている商品なのですが、問屋の方で

中身違いで出荷していることがわかり、その旨をお客様に伝えてしばらくそれを

使ってもらうことになりました。

その生地交換に本日行ってきました。

間違った生地

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正しい生地

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実は最初の間違っている生地でもマッチしているなと思ったのですが、それは

口が裂けても言えず、お客様が数ある中から選んでいただいた商品なので

丁重にお詫びして、少し時間をいただきましたが年内に交換できてホッとしています。

大晦日を前に今年最後の納品ができました。

 

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当店のプレーンシェードの縫製は、常にリングを後から差し込んでおり、均等ピッチに

なるようにしています。

そのためあげたときがきれいのです。

この現場は高さが221㎝で、25㎝前後の均等ピッチにしています。

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プレーンシェードの吊り替え

最近、高齢者ドライバーの事故が多発していて社会問題になっています。

私の父も88才で昨年の今頃までは車を運転していました。

母が「おとうさんの運転は横で乗っていたら怖いねん」というので実家に帰って

話を聞くと、昨年の11月に免許の更新をしていて、その時に高齢者用の

認知症の適性検査を受けているのです。

その点数が100点満点中の24点でした。

びっくりして即、車を取り上げようとしたのですが、絶対にキーは渡さないというのです。

管轄の警察署にも電話をして、どうしてこんな点数なのに免許の更新をさせるのか」と

怒ったのですが、現状の法律ではどうすることもできないというのです。

それで、2週間後にJCBのタクシーチケットを用意して行き、どこへ行くのにも

タクシーに乗っていいから、車は持って帰るといって、無理やり乗って帰りました。

JCBのタクシーチケットは、私のクレジットカードから引き落とされるようになっています。

最初の頃は少し遠慮していましたが、今はばんばんタクシーに乗ってくれています。

1年前の話ですが、今思えば、あの時無理やり車に乗れないようにしてほんとに

良かったと思っています。

私の実家は京都南部の田舎で、JR奈良線は走っていますが、車がないと不便なところです。

鉄道もバスも走っていないもっと不便なところもあり、車がないと死活問題と

いうところもいっぱいあります。

高齢者には運転させないようにしろというのは、口でいうほど簡単でもないと思います。

これは行政として、免許証返納者には、タクシー代半額負担するとか、

なにか代案を出さないと、高齢者ドライバーは減らないし、ひじょうに危険な世の中に

なります。

老人が運転しているのをみると、ほんまにこわい。。

 

さて、本題です。

 

12年前に当店で取り付けたお客様のプレーンシェードの生地のみ交換をしました。

当店は吊り替えのお客様がひじょうに多くて、その吊り替え時期は11年から15年後と

いうのが圧倒的に多いのです。

なぜか、10年ではなく、最初の吊り替え時期が11年目なのです。

 

12年前に取り付けたシェード

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フジエテキスタイルFA3236BU

今回取り付けたのは

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川島織物セルコンのFT0110

メカは当時はヨコタのドラム式を使っており、それはまったく問題はなくて、

なんの修理もすることなくそのまま使いました。

縫製は進化しており、12年前はリング付きテープを下から縫い付けていく方法で、

一番上のピッチが不均等になりました。

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今は均等ピッチになるように後から手でリングをいれるようになり、

商品ごとにピッチが違います。リングも洗濯のために着脱取り付けが簡単にできる

eリングを使っています。

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均等ピッチです。

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他の部屋はツインシェードコード式のレースのみ取り替えました。

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上の左の写真は12年前の分、右は今取り付けた川島織物セルコンのFT0525

シェードの場合は生地のみ交換が簡単にできます。

 

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プレーンシェードの縫製 今・昔

15年前に住宅メーカーを通じて当店が取り付けたプレーンシェードの上部のマジックテープ

(ベルクロテープ)が、はがれやすいので直して欲しいという依頼がありました。

15年間に何度か外したりして洗濯をされているので、マジックテープの

メスの部分の起毛が薄くなって接着性が悪くなっていました。

15年前の商品ですが、生地はけっこうしっかりしているのです。

販売した商品を長く使っていただけるのはありがたいですが、

「そろそろお吊り替えはいかがでしょうか・・・・」とも言いたいのですが、

とりあえず持ち帰ってマジックテープの部分だけ新しくすることになりました。

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私が縫いました。

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家庭用のミシンで本縫いするのならば普通に縫います。

サラリーマンを辞めて、この仕事を始めた最初の頃は仕事がなくて

暇だったので、夜、毎日縫製加工所に行って、ボイルの糸抜きを手伝いながら、

ミシンの踏み方を見ていました。

「門前の小僧習わぬ経を読む」というやつで、けっこう自分で縫ったりします。

 

プレーンシェードの縫製も15年前とかなり変わりました。

リング付きテープを縫い付けるやり方はかわりませんが、リングが変わりました。

15年前

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普通の丸いリングがついているテープで20㎝ピッチになっているものを

下から縫い付けていきます。

そうすると、一番上だけがピッチが違ってきます。

その後、一部のメーカーでは、上から縫うようになり、ピッチに違いを下で調整するように

なりました。

この丸いリングは洗濯で外す時が不便で、下部のコードアジャスターのところで

コードを外さなくてはなりません。

 

今は、リングの均等ピッチが主流で、コードが簡単に外れて洗濯しやすい

着脱リング(eリング)を使います。

プレーンシェード均等ピッチ1

全体の長さから割り出して、リングを均等にテープに差し込んでいきます。

そのため、あげたときのウエーブが均等できれいです。

1eフック

リングも下部のコードアジャスターのところで外さなくても、リングが

アルファベットの小文字のeのようになっていて、コードの着脱が簡単にできるように

なっています。

これによって洗濯がやりやすいのです。

メカの話はこちら

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トーソーのプレーンシェードの縫製

トーソーの電動のプレーンシェードを取り付けました。

当店ではシェードは自社縫製なのですが、電動ものは、メカとの調整がありますので、

トーソーに発注してトーソーの縫製でお願いしました。

シェードのメカでは、トーソーが圧倒的シェアがあり、この分野においては

リーディングカンパニーです。

縫製に関しては、すべてトーソーがやっているわけではなく、ファブリックのメーカーが

やっていますが、トーソーの縫製仕様に準じているところが多いです。

当店ではめったにメーカー縫製をすることがないので、あまり見たことがなかったのですが、

今回トーソーの縫製でやりましたので、当店との違いを説明させていただきます。

リングテープの縫い方ですが、数年前まではリング付きテープを下から縫って

いました。

リングテープは20センチ間隔にリングがついています。(トーソーは以前は

15センチ間隔だったと思います。)

下から縫うと一番上のピッチだけが違って、一番上のウエーブが大きかったり

小さかったりして、上げている時の見た目がきれいでないのです。

そのため、数年前に上からリング付きテープを縫うようになりました。

今は、こちらが主流で、川島織物セルコンの縫製もこうなりまいた。

そうすると、上げているときは均等なウエーブがみえましてきれいのです。

しかし、一番下のウエーブが、他のものと一緒ではなく、大きかったり

小さかったりします。

その例です。

  

(画像はクリックすると拡大します。)

 

20センチピッチのリングテープを使っていますが、そうすると一番下のピッチ間隔だけが

23センチになっています。

そうすると上げた時に一番下のウエーブだけが大きくなるのです。

 当店の場合は均等ピッチで、シェードの丈から割り算をしてリングが均等になるように

取付けています。そのため、リングピッチが19.3センチだったり21.5センチだったりします。

詳しくは こちらのブログをお読みください。

 

 

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高さのあるプレーンシェードのリングピッチは大きく

 レースのプレーンシェードを取り付けました。

取付高さが230センチです。

メーカーの縫製をお願いすると、高さいくつであってもリングのピッチは20㎝なのですが、当店の場合は取付高さによって、リングのピッチを変えてさらに均等割りをしています。

 

約30㎝の均等ピッチにしていまして、ピッチを大きくするときれいにあがりまして優雅な感じになります。

メーカー縫製では、このようなことはやってくれません。

 

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シェードは製作丈によってリングのピッチを変える

1つの家で4部屋別々のツインシェードをとりつけました。

部屋ごとに窓のサイズが違います。窓の大きさによってシェードのリングのピッチを変え、均等にするのが当店のやりかたです。

これは、メーカー縫製ではやっていないことで、当店独自のこだわりです。

シェードの丈が240センチぐらいならば、リングの間隔を30センチ前後になるようにして均等に振り分けます。

 

この部屋は天井高2840ミリあり、シェードの製作丈は2400ミリになっています。

この場合は大きなウエーブでシェードが上がるようにした方がきれいに上がります。
約30センチの均等ピッチでリングがついています。

 

しかも、計算をして均等になるようにしていますので上げた時にきれいのです。

 

それに対して、別の部屋の腰窓は丈1600ミリで製作しており、この場合はリングは約20㎝の均等ピッチになっています。

こちらは約20㎝のリングピッチになっていてウエーブが小さいのです。

 

 

メーカー縫製では20㎝の規格ピッチがほとんどです。
以前は、リング付きテープを下から縫いつけていまして、一番上だけがピッチが違うためウエーブの大きさが違っていました。上のウエーブが余っているが小さいかできれいでありませんでした。

これが、昨年、トーソーが、上から縫うようになって、ピッチが違うウエーブが一番下になり、上げた時に隠れてわからなくなるようにして不均等の不細工さがわからなくなりました。

川島織物セルコンも、昨年のプルミエの見本帳発売時からそのようにしたのですが、住宅メーカー用に縫製している分は下から20㎝の規格リング付きテープを縫っており、上げた時の上部が不均等できれいでないのです。

 

下から縫うとこんな感じになり一番上のウエーブが不均等になります。(20㎝の規格ピッチ)

当店は均等なウエーブなるようにリングを手でつけています。

 

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