倒産

プレーンシェードに裏地を取り付ける

CIMG6474

8月は猛暑のせいで来店者がひじょうに少なく厳しかったので、9月にツキがかわることを期待しているのですが、本日、カーテン業界で一世を風靡したところが倒産というニュースが飛び込んできました。

現在はどこのカーテン屋もやっているレンタルサービス(縫製サンプルを自宅に持ち帰り試すことが出来るサービス)を最初に考案したことで有名で、今は「元祖レンタルサービス」と名乗っておられました。

さて、本題です。

今までブログを書くのに1時間以上かけていたのですが、最近は新店舗の準備で忙しく、あまり時間がないのでこれから1ヶ月ぐらいは20分で書けるブログにさせていただきます。

「内容がないよう」といわれると思いますがご勘弁を。

冒頭の写真はフジエのワールドファブリックの商品で綿100%です。
綿の商品には裏地を付けないと日焼けしてプリントの色が飛んできます。

綿には綿の裏地がいいです。遮光裏地ではありません。

CIMG6475CIMG6476

CIMG6482

今日のブログは役にたちましたか  はい、クリック 



カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→

      織物研究会

 

 

 ブログのトップ

 

今日の現場 持ち出し金具でブラインドをつけました。

今日は同業者と会いました。話題は売り上げがひじょうに悪いということとヨコタの倒産のことです。

この業界は、4月になってメーカーも我々も動きがパタッと止まってしまい、今年はそうとう厳しいので、なんとかしなければと思うのですが打つ手がない状態です。

いっそのこと、閉店セールでもして盛り上げようかということになりました。

メーカーは、タチカワ、トーソーだけは滅茶苦茶忙しいようです。
カーテンレールメーカーのヨコタの自己破産に関しては、影響も大きいかったので、関心は「これからどうなるのかカーテンレール業界」ということです。

stamp04-001いろんなうわさが飛び交っていますので、私の知っている情報を業界向けブログ勝手にしたらカーテン屋・粋に書いても没記に「どうなるのかレール業界」という話を書いてみたいと思っています。

「幕末(バクマ待つ)状態のレール業界、他業界からの新鮮組(新撰組)はあるのか?」

「ヨコタはなぜ自己破産に至ったか?トーソーの我慢に我慢を重ねた戦略」

「タチカワはどこまで把握していたのか、ヨコタの最後の抵抗」

う~ん。ネタはいっぱいあるんだけどね。どこまで書いていいやら~

今日の現場

軽~い話です。

CIMG4385内開きの網戸がついているところにブラインドを取り付けました。カーテンの取り替えで、レールのついているところにそのままブラインドをつけるとたまりが邪魔して網戸が開かなくなります。

そんなときに便利な商品がありまして、アジャスタータイプの持ち出し金具です。
これによってたまり分を上にあげることができます。

網戸の取っ手が壁より1センチほど室内側にでていたのですが、これを使うとクリアすることができました。

CIMG4391CIMG4395

CIMG4403CIMG4404

(写真はクリックすると拡大します。)

今日のブログは役にたちましたか  はい、クリック 



カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→


 織物研究会

 

 

 ブログのトップ

 

形状記憶加工の真空釜

31日、4月1日、2日と3日連続でこのブログのアクセスの最高記録を更新しました。

31日はヨコタの自己破産関連で検索からのアクセスが多くあり、1日はエイプリルフールネタで、前日よりアクセスが増え、2日はさらに増えました。

「ヨコタ 倒産」のフレーズで100件以上のアクセスがありましたが、自分でも検索をしたところ、30日のブログは引っかからなくて以前の直接関係ないブログが表示されるのです。

この件に関してはインテリア業界では大きな波紋を呼んでいて、たくさんの人がブログに書いておられます。私は3月30日に書いたので一番早かったと思います。

もっと驚いたのはツイッターで「ヨコタが倒産した」とつぶやいていた人が結構いたのです。ちょうどつぶやくのにいいネタなのかもしれないのですが、誰よりも早くでないとニュース性がないのです。実は、この業界にもツイッターをやっている人がたくさんいたことに驚いたのです。

いよいよ、ツイッターの時代ですかね。

1日のエイプリルフールネタはアクセスが増えたから、少しは関心があったと思っています。

愛知県のまったく面識のない同業者から、「大手メーカーってどこなんですか」と電話がかかってきました。

エイプリルフールを楽しむユーモアなセンスと余裕を持ちたいものですね。

昨日は愛知県岡崎市と滋賀県大津市まで実測に行ってきまして、途中、愛知県の縫製加工所2社に寄ってきました。

岡崎市と大津市のお客様は、私のブログを読んで遠方よりご来店いただきました。

岡崎市のお客様は、私のブログを読んでカーテンを頼むならばここやと思ったとのことで、事前に問合せをすると断られると思って突然ご来店いただきました。

私はお会いできなかったのですが、その話を聞きまして感激しました。吊り替えで、お客様はご自身で測った取り付けようと思っておられたのですが、けっこうな金額になったので、粋に感じて実測に行ってきました。

ほんとにブログをよく読んでいただいていて、おみやげに焼酎をいただきました。すごく美味しかったです。ありがとうございます。

帰りに形状記憶加工をしている縫製工場に寄りました。

これが、真空釜です。

CIMG4136

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーテン生地の裾と耳を縫製をしてから下の写真の波板状の型紙に乗せまして、真空状態の釜に熱を加え1時間弱入れておくと、ポリエステルの熱可塑性で型がつきます。

そのあと、生地を取り出して丈を決めて上部の縫製をします。

CIMG4137

この波板状の型紙は当店では4サイズ用意していまして、ドレープ用、レース用、1.5倍使い用、プレーンシェード用があり、それぞれサイズが違います。

今日のブログは役にたちましたか  はい、クリック 



カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→


 織物研究会

 

 

 ブログのトップ

 

 

今日の現場 電磁波防止カーテンの取り付け

今日はインテリア業界ではカーテンレールメーカーのヨコタの倒産でてんやわんやの騒ぎでした。

私のブログも過去最高のアクセス数を更新しました。

朝の8時半頃にはトーソーの営業が来店し、情報交換としっかりPRをされておられました。ヨコタ商品の仕入れ問屋からは、ヨコタの商品は一切出荷できなくなったという連絡がありました。

リリカラからも、リリカラのロールスクリーンやバーチカルブラインド、シェード類はヨコタのメカで、ロールとバーチは出荷が難しいという連絡がありました。

当店では、シェードのメカはヨコタを使っていますが、加工所に問合せたところ、まだ在庫はあるし、次の一手も打ってあるので今後とも安定供給ができるので安心してほしいとのことでした。

私は、ヨコタ倒産のニュースは、30日に私のブログに読者の人から「ヨコタ、びっくりしました」というコメントがついて初めて知りました。
ほぼ、同時刻に同業者からも、その情報のメールが携帯に届きました。

ヨコタは先月、取締役3名が退任され、その後同業他社に就職されるなど、いろいろな動きがあったので、「やばいぞ」と思っていましたが、まさかこの時点でこんなことになるとは思っていませんでしたのでちょっとびっくりしました。

常々、情報を発信していると情報も入ってくるのです。

情報とお金はあるところに行きまして、ないところに行かないのです。

我々、販売店の間では今後レール業界はどうなるのかということが話題になっています。

タチカワが、ヨコタの設備を買い、人を雇って、ヨコタレールの販売展開をするという話もあります。
でも、これはヨコタと資本提携しているタチカワは事前にこういう事態になる情報は把握していたはずで、それにもかかわらずこうなったのはヨコタを見切ったことになります。

以前、レールメーカーのエスエム工業が倒産したときに、名古屋シンコーが買収して、今、関連会社のフェデポリマーブルが引き継いでやっていることに対抗して、北陸シンコーが動いてくると思います。

今、このニュースよりももっとすごい話がすすんでいます。

この業界ではないある大手メーカーが仕掛けてくるのですが、オーダーカーテンを完全に100%中国での縫製で、形態安定加工付きで2倍使いでびっくりするような価格で販売する用意をしているようなのです。

メカもののデフレ対策商品と同様、今までのものと比べると2~3割安くなるような設定のようです。

日本からはオーダーカーテン専門の縫製加工所が中国に進出してタイアップしてやるようなんです。

まだ、完全に情報は把握していませんが、このようなことが起こると我々はますます儲からなくなりますし、ファブリックのメーカーも2~3社つぶれます。

今日の現場

3月20日のブログで「電磁波シールドカーテンの打ち合わせ」で書いた現場の納品に行ってきました。

先にそちらをお読みください。

https://blog.curtainkyaku.com/52257478.html

電磁波防止カーテンで「うらだ」をつくりまして、今付いている既製カーテンにとりつけてきました。

CIMG4116CIMG4117

 

 

 

 

 

CIMG4118CIMG4119

 

 

 

 

 

 

この電磁波防止カーテンに関しましては、3月20日に書いたブログに対してエンドユーザーの方からコメントが入りました。

 Posted by 電磁波   2010年03月24日 18:21

そのカーテンは高周波には効果があるかもしれませんが、送電線などから出る超低周波電磁波には効果がないのではないでしょうか?
高周波も超低周波も健康影響がヨーロッパでは問題になっているようですが。

私も少し「電磁波」について調べました。

送電線からでる電磁波は100ヘルツぐらいで、確かにおっしゃるようにこの超低周波電磁波にはあまり効果はないようなのです。

こちらの現場は、近鉄電車の線路に面しており、送電線からでる低周波よりも電車は通過するときの高周波電磁波に対しては有効だと思っています。

現場でも実験をしたのですが、この電磁波防止カーテンで、ソフトバンクの携帯電話を包むと電波状況を示すアンテナが消えました。

携帯電話の電磁波は1900~2000メガヘルツの高周波です。
ちなみに電子レンジ、IH調理器は3000メガヘルツ、パソコンやテレビの映像で470メガヘルツの高周波です。

前のブログでも書きましたが、

電磁波による健康への影響についてですが、携帯電話や高圧線の電磁波が体によくないと言われますが、これを説明する科学的根拠はないそうです。

だから「電磁波は安全」というわけでもなく、ヨーロッパでは「予防原則」といって科学的根拠がなくても、事前回避の措置をとるそうです。

電磁波の研究はヨーロッパでは盛んのようですが、日本ではあまり研究されていません。

人間にとりまして、周波数が高いほど影響があり、特に遺伝子に対して影響を与えるようなのです。

そのため、予防原則として、妊娠中の女性は気をつけた方がいいと思います。
1日中、パソコンの前に座って仕事をする人や、妊婦がIH調理器で料理する場合は、電磁波防止エプロンをされることをおすすめします。

今日のブログは役にたちましたか  はい、クリック 



カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→


 織物研究会

 

 

 ブログのトップ

今日の現場 レース手前プレーンシェード壁付け

3月31日 年度末です。

昨日のヨコタの自己破産(倒産)から一夜明けた今日はこの業界で様々な動きがありました。(昨日のブログ

それに関しましては、本日特集として、後ほどもう一つブログを書きます。

今日の現場

3月21日のブログ「 今日の現場 実測に行って仮吊りカーテン取付」で、取り急ぎ仮吊りのカーテンを取り付けて

レースを部屋側に両開きで取り付けて、厚手生地でプレーンシェードをつくりまして壁正面付けをします。そのため、プレーンシェードの開けた時のたまりを考えてレース用のレールも高い位置にとりつけています。」と書いたところ「カーテンと窓周り関係の質問箱」に質問が入りました。

こちらをお読みください。

http://interior.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=12587359

施工写真はありますかということだったので、本日施工しましたので写真をアップします。

CIMG4122

CIMG4121CIMG4123

CIMG4124CIMG4126

CIMG4127

(写真はクリックすると拡大します。)

一般的には、このようなケースはシェードを窓枠内に取り付けることが多いのですが、レールもシェードも壁付けする事もあります。

この場合のメリット・デメリットで、

壁につけるメリットは上げた時に開口部をふさがなくていいということです。
デメリットは手前のカーテンの押されてシェードがきれいに上がりにくいということと、サイズが大きくなるので金額が多少上がることでしょうか。

シェードの場合は上げた時のたまり部分が通常20センチぐらいあります。そんため、窓枠内側にとりつけると開口部をその分狭くすることになります。

この現場は、壁側正面にとりつけるのでシェードが手前のレースと干渉してきれいなウエーブがでにくいのですが、それを避けるためにリングのピッチを大きくとり25センチ均等にしてゆったり上がるように工夫しています。

こういう取り付け方をする場合には、このような工夫も必要だと思っています。

今日のブログは役にたちましたか  はい、クリック 



カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→


 織物研究会

 

 

 ブログのトップ