今日は、天窓にシェードを取り付けてきました。
お客様の要望で、幅170㎝長さ220㎝の吹抜けの開口部があり、冬場、暖気が上に逃げるため、それをさえぎる方法の依頼がありました。
サイレントグリスに天窓用シェードのシステムとして、ウインターガーデンという商品がありますが、それを使うとひじょうに高くなるため、創意工夫しまして、いろいろと部材をかき集めて、オリジナルとしてつくりました。
レール部材がサイレントグリス、シェードを開閉するためのバーはトーソーのタペストリーセットを使い、ひっかけるところはトーソーのロールスクリーンのプルセットDと操作ハンドルを使い、ウエーブを出すための調整コードはニチベイのバーチカルブラインドのボトムコードを使いました。また、文具店でリングを買ったりして、独自に創作しました。生地は在庫品のボイル生成りで、当社で縫製しました。
思った以上に出来上がり、価格もすごく安くすることが出来、お客様も大満足で、私もいい仕事をさせていただいた満足がありました。
シェードの上側に照明があるのですが、レース(ボイル)超しにあたる光は幻想的で、サンタクロースがくる前夜のイメージでした。
最近はメーカーがいろんなスタイルを提案しており、販売する側もメーカーの見本帳に載っているスタイルならばできても、それ以外ならばできないような状況です。今や、販売する側はメーカーにおんぶにだっこになっていますが、メーカー側の営業マンも自社商品しかわからないような感じです。
当店は専門店としてのあるべき姿を追求していきたいと思っています。