今日は自宅のパソコンから書いています。隣の部屋では息子がテレビで「タイタニック」を観ていますが、私は炊いたにくより焼いたにくが好きで、焼肉で一杯飲んで、少し酔いながら書いています。
今日は傾斜バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)を取り付けました。
バーチカルブラインドはここ2年程ちょっとしたブームで売上が伸びています。取り扱いメーカーとしては主に,タチカワ、ニチベイ、トーソーがあり、輸入品ではハンターダグラス、クリエーションバウマン、かわったところでは和紙のモルザ、木製のナニック、東京ブラインドといったところでしょうか。
11月には川島織物もバーチカルブラインドを出します。
バーチカルブラインドといえば、事務所というイメージが強いですが、ここ数年住宅用のものが充実しており、タチカワは種類が豊富でニチベイは機能がいいです。
シンプルモダン系にはうまくマッチしますし、写真のような傾斜窓や、吹き抜けのような高い窓にはおすすめです。意外と広縁にもいいですよ。
今回はニチベイのものを使っており、お客さまの要望で別の生地を組み合わせるというもので、不透明の生地A-3601とレース地A-3674を2枚と1枚を組み合わせる(写真をクリックすると拡大されます)というものです。こういう発想はクリエーションバウマンではよくやっていますが、国内メーカーは金属のメーカーでファブリックを楽しむと言う発想はありません。そのため別注対応になりました。
商品として組み合わせて楽しむというようにつくっていないため、レース時と同じ素材・色のものがないため、カタログでみて近い色を選んだのですが、これが実際につってみたところ、大きく色が違っていました。お客様にはなんとか納得していただけましたが、こちらとしても実際の大きいサンプルで確認しなかったミスはあり、大いに反省しております。
お客様もカタログだけで生地をえらぶのではなく、実際の大き目のサンプルで必ず確認しましょう。特にカーテンは実際に縫製したサンプルを専門店及びメーカーのショールームで見て触れて選びましょう。カーテンの場合はヒダの出具合などが重要です。いくら高い生地でも、綺麗にヒダが出ない商品は吊ってもあまり綺麗ではありません。
また、この生地を組み合わせるという商品の価格ですが、土日でメーカーが休みだったので、高い方にあわせておいたら大丈夫だろうと思って、さきに見積もりしたところ、後でメーカーに聞いたら、高い方の価格のさらに1.2倍になるというのです。私共は先に見積もりをしたため、その分は当社負担でしたのですが、それはちょっと高くないでしょうか。
地球上にインテリアの夢を広げるために、グローバルにニチベイ(日米)共同歩調をとりましょうよ。
バーチカルも確かに増えてきました。先日は、『真っ黒に塗ってほしい。』という要望まであり、(タチカワにありました)関心の高さが伺えます。お客様の多くのお言葉が、『もう少し種類ないの?』とよく言われます。専門店の立場としてはつらく、オリジナルで出来ないかなどと考えております。
小嶋さんに質問があるのですが、川島のパネルカーテンは、特許出願済みと明記があるのですが、いったいどの部分が特許なのかご存知です?
追伸 夜な夜な徘徊すると妙なお友達が出来たりしません?くれぐれも物騒な世の中、体だけは気をつけてください。
コメントありがとうございます。
バーチカルブラインドのオリジナルは難しいと思います。それに適した商品というのがあり、柄・品質だけではうまくいかず、カールするという問題が生じてきます。
15年前にフジエテキスタイルがファブリックのメーカーとして初めてバーチカルブラインドを出しましたが、カールするというクレームが多発し、結局撤退しました。
カワシマのパネルカーテンというのはパネルトラックイージーのことでしょうか。これは、手頃な価格でできるという点ではすぐれものです。でも、どこが特許なのかはよくわかりません。カワシマ関係者の方がご覧になったらコメントお願いします。
トーソーも新しいカーテンレールの見本帳には、ルーフィットを使って、パネルスクリーンが出来るものを発売しておりますし、私もバランスレールを使って、sカンでランナーにひっかけるものを考案しました。