バーチカル(タテ型)ブラインド

サンゲツのタテ型ブラインド

サンゲツのタテ型ブラインド(バーチカルブラインド)をとりつけました。


以前にも書いたのですが、サンゲツのタテ型ブラインド(バーチカルブラインド)はその良さがあまり知られていないのですが、国内のメーカーではできない優れた特長があります。メカは東京ブラインドのものを使っており、それはサンドレープのブランドでしられているドイツのバウテックス社の物なのです。


大きな特長はクリーエーションバウマンと同じようにルーバーの間隔がほぼ均等になるということです。タチカワ、ニチベイ、トーソーの国内のメーカーは、ルーバーの調整を最後の2~3枚でするため、最後だけが重なりが違ってきます。詳しくはこちらをお読みください。


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これはサンゲツでいうとアクティブデザインというもので、同じ柄からカラーをセレクトして配列するやり方です。


このような提案を最初にしたのは川島織物で、カワシマではセレクトカラー仕様と呼んでいます。
参考ブログは
ここここを読んでください。(カワシマでは同じ柄から色違いを選ぶのをセレクトカラーと呼んでおり、別の柄から選ぶのをセレクトデザインと呼んでいます。)


上のサンゲツのタテ型ブラインドの写真をみてください。ルーバー(羽根)の重なりがほぼ均等になっています。


ここに写真がないのですが、カワシマのセレクトカラー・セレクトデザインではこのように均等な重なりではいかないのです。最後の2~3枚が重なりが大きいのです。リズミカルではないのです。


タチカワ、ニチベイ、トーソーも同様です。


サンゲツのタテ型ブラインドのアピールできるところはここなんです。


 


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カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→


ユーザーの方からハンターダグラスに関しての質問があり、私が回答していますので読んでください。

質問があればどんどん書き込みをしてください。


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バーチカルブラインド(縦型ブラインド)施工写真

書くネタのないときは施工担当者が撮った施工写真をアップします。


3階建ての一般住宅で、バーチカルブラインド(縦型ブラインド)メインで小窓だけ同じ生地のロールスクリーンを取り付けた現場があります。


以前はバーチカルブラインド(タテ型ブラインド)といえば事務所というイメージがありましたが、ここ10年、住宅用にいい商品がたくさんできて普及しています。シンプルモダンのイメージでマンションにもよく使います。


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CIMG1488上・左の写真はニチベイのセンターレースという商品で通常のルーバー(羽根)の間にもう1枚レースのルーバーが入っています。


ニチベイではよく売れているようです。タチカワも昨年、これを真似してちょっと工夫して同じような商品をだしました。ペアタイプアンサンブルスタイルといいます。


この商品はルーバー(羽根)を垂直にして光を取り入れても、その間にレース生地がありますので昼間は外から室内が見えません。


その分、少し暗く感じると思います。


大きな欠点は開けたときのたまりが大きいことです。ルーバー(羽根)が通常の2倍ありますのでたまりも約2倍になります。その分開けたときの開口部が狭くなります。これは事前によく説明しなければクレームになります。


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別の部屋です。同じように小窓は同じ生地でロールスクリーンです。天井直付けなのでバーチカルブラインドのレールには装飾カバーをつけています。


 


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こちらの部屋はルーバー(羽根)の重なりを大きくした商品で裾のチェーンがありません。
この商品はニチベイのモアラップといい、各社同じような商品がありますが名称がバラバラで覚えることができません。ここを読んでください。(2007年11月17日のブログ)鋭く指摘しております。当時はトーソーは同じものがなかったのですが、これまたよく似たものを「デュアルオーバーラップ」という名前で出しています。


クリエーションバウマンのバーチカルブラインドは一般的に裾チェーン(スペーサーコード・ボトムコード)がなく、それがカッコよくて人気なので、日本のメーカーも同じように裾チェーンのない商品を出そうとしました。今までの日本の商品はルーバーの重なりが1センチぐらいなので、それで裾チェーンがないとバラついたりするので重なりの大きい商品を出したのです。最初に考えたのはニチベイで、いかにも日本人的な発想です。


重なりが大きいとルーバーの枚数が多くなり価格も25%アップします。
ちょっと高いですが裾チェーン(ボトムコード)がないとすっきりして人気があります。
トーソーのバーチカルブラインドは重なりが普通の1センチぐらいで裾チェーンがないのが標準仕様です。これはあまりいただけない。ここを読んでください。


 


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バーチカルブラインド(タテ型ブラインド)とカーテン

ザ・北浜タワーにおしゃれ優先でバーチカルブラインドと遮光対策で裏フロッキー加工のドレープ(厚手)カーテンを取り付けました。



リビングが南西の位置にあり、夏場の暑さは想像を絶するぐらいになりそうです。1月に実測に行ったときにも気持ちいい暖かさで、床暖房がはいっているのかと思ったぐらいです。


CIMG1381遮熱対策優先で機能面だけを優先すると、お部屋がつまらなくなるのでお客さまの要望で枠内にタテ型ブラインドをつけ、初めからついているカーテンレールに遮熱対策で裏フロッキー加工のドレープを取り付けました。


このカーテンはめちゃくちゃ重いのですが、表面はごつごつした感じではなく普通のカーテンです。裏側が起毛しています。


遮熱、保温、断熱、遮音性に優れています。


中途半端じゃなくて、完璧に遮熱も求めておられる方には最適です。


表側の柄はいろいろとあります。


 


遮光も完全遮光の1級で、閉めると真っ暗になります。


このカーテンの使い方としては夏の昼間不在のときはカーテンを閉めていただくと帰宅したときのモアモア感はまったく違います。在宅の時は太陽の位置に合わせて南側だけ閉めるとか西側だけ閉めるというような使い方をしていただければいいと思います。
全部閉めると真っ暗になります。


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「かわいい」って

よく女性の方、特に若い方がカーテンの柄を見て「まあ、かわいい」とおっしゃいます。
キュートな意味のかわいいならば、私の感覚でもよくわかるのですが、「どこがかわいいねん?」というかわいいもおおいのです。


先日実測にいったお客もお店でバーチカルブラインドの柄を選んでいただいたのですが、もう少し違う柄もみたいとのことで、実測のときに見本帳をもってきてほしいとのことでした。


お客様の希望としては、グレー系、ウォシャブル(洗うことができる商品)価格が安いものというのがあります。ニチベイ、タチカワ、トーソーのバーチカルブラインド(タテ型ブラインド)の見本帳をみていただきました。そうしたところ、トーソーのこの商品をみて「わぁ~、かわいい」とおっしゃるのです。


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TF-3133という商品です。お客様は30代前後の既婚者で小さいお子様がおられます。旦那さんにも「これ、かわいいやろ」とおっしゃるのです。旦那さんは愛想無く「うん」とおっしゃってました。


私は「どこが?なにが?」    


と、思いながら営業トークで「かわいいですよね」と言ってしまいました。


帰社して同世代の女性社員に聞くと「なんとなくわかりますね」というのです。「私もかわいいというと思います。それはいけてるというような意味なんです」とのことでした。


この商品をみてかわいいと思う人はこちらをクリック 


どこがかわいいのかよくわからんという人はこちらをクリック にほんブログ村 インテリアブログ インテリアショップへ


若い女性相手では、もうおっさんの出る幕はないかな?


先日も同業者と話していた時に、あるメーカーの商品でリーズナブルな価格帯に「かわいい」という言われる商品がないねという話がありました。同じようにリーズナブルな価格帯を求める層の女性がよく「かわいい」という言葉を口にだすとのことです。

ちょっと「かわいい」の研究をしなければ~。


 


 


 

クレーム事例② バーチカルブラインドの巾(レールの長さ)

お客様との間で起こったクレームの事例について恥をしのんで書いてます。
前回は
2008年11月9日のブログ「巾継ぎの問題」で書いており、今回は2回目です。


今回はバーチカルブラインド(縦型ブラインド)の巾(長さ)の件でお客様ともめた話です。
窓上の壁面に取り付けたのですが、開いたときにルーバー(羽根)のたたみしろが枠の内側に残るように製作しており、そんなのはおかしいから返品だといわれました。


この現場は窓の大きさが巾250センチあり、左側は入隅で壁がドンときてました。左側とのバランスをとるため右側は窓枠から10センチぐらいしか出さずに発注したのです。
使った商品はニチベイのセンターレースというもので、通常のバーチカルブラインドの羽根と羽根の間にもう1枚レースの羽根がはいり、たたみしろ(たまり)が大きくなるのです。この場合、右片開きだったのですが、たたみしろ(たまり)が60センチぐらいなり、実際開口部が50センチぐらい狭くなります。


私が呼び出されまして、なんとかつくり直しで収めさせていただきたいと思って現場を拝見したところ、ちょうど右側の壁が90センチぐらいはあいていたのですが、エアコンのコンセントがありました。
エアコンはまだついていませんでしたが、お客様に伺うとそこにはエアコンをつけるとおっしゃるのです。こちらの方はエアコンのことまで考えて発注はしてなかったみたいですが、ちょうどエアコンの取り付けるスペースだけが空いていました。


私は、レールを長くして、開けた時のたたみしろを窓の内側にかからないようにすることができますけれど、そうするとエアコンをつけることができなくなりますよ。エアコン屋に「エアコンを半分に切って」といわなければなりませんよと言いました。
結局、「このままでいいわ」ということになりました。


結果的にはご来店いただいたときに十分な打ち合わせができていなかったことと、現場に実測に行ったときにお客様の立会いがなかったために説明ができなかったことが原因です。


バーチカルブラインドの場合は、開けた時のたまりが何センチになるかということをよく説明をし、レールの長さを何センチにするかを十分に打ち合わせをしなければなりません。


それ以降、徹底するようにしました。


その現場は緊張していまして、写真を撮らせてほしいと言える雰囲気でなかったので写真はありません。


別の現場で、事前打ち合わせをして、窓枠の外側にたたみしろ(たまり)をだした写真です。



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上の写真は両開きです。


下の写真は片開き(右操作で左片寄せ)



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20%価格アップするカワシマのバーチカルブラインドセレクトデザイン

先日、川島織物セルコンのバーチカルブラインド・セレクトデザインを取り付けました。




セレクトデザインというのは、カワシマが勝手につけている名称で、1つの商品に異なる2柄を選んでとりつけることができます。この場合、価格が高い方の柄の価格にさらに20%アップします。


今回取り付けた現場は、巾410センチのカーテンボックスがありまして、1台で取り付けることができず、2分割となりました。


お客様のご希望はVL7106とVL7099のセレクトデザインです。
発注するサイズは巾205×丈216のセレクトデザインが2台です。


この場合、VL7106はこのサイズで68900円、VL7099で65000円です。高い方の価格に対して20%アップなので、82680円になり、これが2台で165360円です。


待てよ~


これを1台ずつ発注して現場でルーバー(羽根)を吊るときに1枚ずつ交互に取り付ければ、セレクトデザインになるんです。そうすると価格が68900円+65000円=133900円です。


発注のやり方によって、31460円もお得です。


なんでやねん。


川島織物セルコン、ずっこいぞ!


もちろん、この現場はお客様のお話をしましてこのようにさせていただきました。


大きな窓にタテ型ブラインド(バーチカルブラインド)をとりつけるケースで均等2分割される場合は2柄別々のものを選んでセレクトデザインにされたら2割得した気分になりますよ。


当店では、このやり方を賢明な選び方なのでセレクトエラインと呼んでいます。


写真は施工担当者が新しいデジカメで撮影したものです。カメラに不慣れでいいアングルでなくてすみません。



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なに食わぬ顔でいうナニック

先日、ナニックの木製の縦型のブラインド(バーチカルブラインド)を取り付けました。


朝早くに行って、さあ取り付けようとしたらブラケットがないのです。小袋には、説明書とビスだけが入っていたので、てっきりメーカーが入れ忘れたのだと思って、ナニックに電話をすると留守電になっていて営業時間は9時からですというアナウンスが流れるのです。

9時になってつながったので、電話にでた女性にいうと調べまして工場から電話させますとのことでした。待つこと10分、工場から電話があり、ブラケットは本体につけてありますとなにくわぬ顔でいうのです。


なにっ    


ほんま、あるわ。


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こんなん、わからへんやろ!国内のタチカワ、ニチベイ、トーソーの主要3メーカーはビスと一緒にブラケットが入っているからふつうはそう思うやろ。
他にも問い合わせがあるでしょうというと「あります」というし、窓口の女性も知らなかったぐらいです。


 


 


 


 


 


 



 


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木製バーチカルブラインドって完全に閉めてしまうとつまんないのね。


ナニックは一般消費者に対しては知名度はありませんが木製ブラインド、木製バーチカルブラインドの分野ではパイオニアです。デザイナー、設計士にはよく使われています。


仕入先のメーカー兼問屋の営業員にナニックの話をしたことがあるのですが、そのときがお昼時だったせいか、「ナニック」というと
「いつもコンビニで弁当を買って食べているんですよ」と言ってました。
私が「何、食う?」と聞いたと思われたみたいです。


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