お客様との間で起こったクレームの事例について恥をしのんで書いてます。
前回は2008年11月9日のブログ「巾継ぎの問題」で書いており、今回は2回目です。
今回はバーチカルブラインド(縦型ブラインド)の巾(長さ)の件でお客様ともめた話です。
窓上の壁面に取り付けたのですが、開いたときにルーバー(羽根)のたたみしろが枠の内側に残るように製作しており、そんなのはおかしいから返品だといわれました。
この現場は窓の大きさが巾250センチあり、左側は入隅で壁がドンときてました。左側とのバランスをとるため右側は窓枠から10センチぐらいしか出さずに発注したのです。
使った商品はニチベイのセンターレースというもので、通常のバーチカルブラインドの羽根と羽根の間にもう1枚レースの羽根がはいり、たたみしろ(たまり)が大きくなるのです。この場合、右片開きだったのですが、たたみしろ(たまり)が60センチぐらいなり、実際開口部が50センチぐらい狭くなります。
私が呼び出されまして、なんとかつくり直しで収めさせていただきたいと思って現場を拝見したところ、ちょうど右側の壁が90センチぐらいはあいていたのですが、エアコンのコンセントがありました。
エアコンはまだついていませんでしたが、お客様に伺うとそこにはエアコンをつけるとおっしゃるのです。こちらの方はエアコンのことまで考えて発注はしてなかったみたいですが、ちょうどエアコンの取り付けるスペースだけが空いていました。
私は、レールを長くして、開けた時のたたみしろを窓の内側にかからないようにすることができますけれど、そうするとエアコンをつけることができなくなりますよ。エアコン屋に「エアコンを半分に切って」といわなければなりませんよと言いました。
結局、「このままでいいわ」ということになりました。
結果的にはご来店いただいたときに十分な打ち合わせができていなかったことと、現場に実測に行ったときにお客様の立会いがなかったために説明ができなかったことが原因です。
バーチカルブラインドの場合は、開けた時のたまりが何センチになるかということをよく説明をし、レールの長さを何センチにするかを十分に打ち合わせをしなければなりません。
それ以降、徹底するようにしました。
その現場は緊張していまして、写真を撮らせてほしいと言える雰囲気でなかったので写真はありません。
別の現場で、事前打ち合わせをして、窓枠の外側にたたみしろ(たまり)をだした写真です。
上の写真は両開きです。
下の写真は片開き(右操作で左片寄せ)
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