スタイル・その他

配慮が足りなかったレースとドレープの切り替え(胴つなぎ)

東日本大震災復興支援のために、当店が毎月ハギレの売上金を寄付しています

南三陸ミシン工房さんが7月5日(日曜日)の朝6時から6時30分の

テレビ朝日系列の番組「日本のチカラ」で取り上げられます。

  「夢みる浜のミシン ~南三陸から縫製技術で世界へ~」

 

ぜひ、ご覧ください。

 

さて、本題です。

4年ほど前に新築されて、そのプロセスをブログに書いておられて、

インテリア関係では、私のブログを参考にしていただいたお客様が

おられます。

あまりにもコアで、勉強されているのに感心して私のブログでも紹介

していました。

紹介したブログは「愛車の見える家」 です。

こちらにもかかれているのですが、当時の国内主要メーカーのタテ型

ブラインドは均等ピッチではなかったのですが、こうした販売店やエンドユーザーが

ブログに書くことによって、メーカーも動き、今は主要メーカー3社とも

バーチカルブラインドは均等ピッチになりました。

ご自宅のインテリア商品はすべて、ネットで購入されたのですが、

今回はリアルに声を掛けていただき、意外と近いところにお住まい

だったので1度お伺いして、あとはメールのやりとりで納品させていただきました。

当店は店頭販売のアナログ会社で、ネットでのやり取りは苦手で

相当時間がかかりました。

(実は私は最も苦手でキーボードも指1本でしか打てず、ブログを書くのも

いつも1時間以上かかっているのです。)

お客様の相談は、現状トーソーのバーチカルブラインドと目隠し

フラットレースがついているんですが、外が見えるとワンちゃんが吠えるので

なんとかできないかということでした。

当店の女性スタッフがいろいろと考え、お客さまと相談しながら提案

したのが、上はレースで下は40㎝ぐらい厚手カーテンのフラット

レースです。

IMG_2950

生地は上がレース フジエテキスタイルFA0100NW

            下がドレープ(厚手) マナ ベガ13

いい感じで出来上がりました。

IMG_2929

IMG_2942

ワンちゃんが外を見えない高さ分だけドレープを切替え(胴つなぎ)

しています。

しかし、配慮がたらず、ドレープの裾を10㎝の折返しでやってしまいました。

昼間、折返しの部分は3重の生地になっているため、はっきりと

影の差がでるのです。

夜は背景がくらいのでわかりません。

 

レースならば、裾は本縫いウエイト巻き仕様にしたのですが、

ドレープの場合もすべきだったと反省しております。

 

これをインテリア業界ではツートン(痛恨)のミスと言っています。

IMG_2995 IMG_2874

お客さまが書いておられるブログはこちらです。

あわせて読んでいただければよくわかると思います。

 

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フラットバルーン(ルーススタイル)の施工例

2499回目の投稿です。

今はリピーターさま向けのカーテンクリーニングキャンペーンをやっています。

引取りに行ったり、引き取ってきたカーテンをみると昔よく売れた

柄があって懐かしく感じます。

また、当時はよく流行っていたスタイルで、今はまったくでないようなものもあります。

下の写真は、川島織物のヌアージュスタイルといわれたものです。

ヌアージュスタイル

DSC06030

7年前に取り付けたもので、クリーニングの依頼で引取りに行って

きました。(洗濯する前です。)

こちらのお客様の別邸で、以前に同じスタイルのものを取り付けて、

それを気に入っていただいていて、7年前のリフォームのときに同じものと

なりました。

この商品は生地が内側に寄ってくるため、下部に棒を入れて

寄らないようにしています。

 

下の写真はサンゲツのスタイルです。

DSC06033

DSC06036

 オーストリアンシェードというのは、タテの長さに対して3倍ぐらい

生地を使って、それをチリチリにするのですが、これは2倍ぐらいの

長さのものをタテに短くしています。

サンゲツではなんというスタイル名かは知りませんが、他店とりつけのもので、

クリーニングの依頼で引取りに行きました。(洗濯後)

 

この手のスタイルは生地が内側に寄りますので、テンションコードを

使いまして寄らないようにします。

DSC06038 DSC06036

 

 

さて、本題です。

 

下部に棒が入るのも嫌で、テンションコードも使いたくないという

要望で、フラットバルーン(トーソーではルーススタイルと呼んでいる)

をしました。

 

上の2つのスタイルは、タテ方向に生地をたっぷり使って縮めているので

内側に引っ張られて寄ります。

フラットバルーンというのは、バルーンシェードの一種で、バルーンの場合は

生地をヨコに2倍ぐらい使いますが、このスタイルの場合は1.3倍ぐらいで、

各ウエーブに1か所逆ハコヒダでスリットをいれます。

DSC05986

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DSC05993 DSC05997

生地はドレープがPASAYAのSRENADE  TOFFEE

             レースはマナのプレリュード20

 

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20年間同じスタイルのものを3回吊り替え

 20年前のご新築の時に当店でカーテン工事をさせていただき、リビングの窓は

シャッターがあるのでドレープ(厚手カーテン)は必要ないけど、

レースで豪華にしたいといわれ、バルーンシェードとオーストリアンシェードを

融合したようなスタイルをしました。

当時、川島織物(現川島織物セルコン)のスタイルブックにヌアージュスタイルと

いうものがあり、それを真似たものです。

そのあと、11年前にリフォーム屋さんが、そのカーテンを汚したということで

取り替えをしました。

初代のものは、昇降できるタイプだったのですが、2代目は上部をマジック

テープで張り付けるだけの固定タイプになりました。

こして、今回汚れが目立って汚くなってきたということで

取り替えました。

スタイルはずっと同じです。

今回は裾は10㎝ぐらい開けて固定にしてほしいということでした。

それがこれです。(写真はあまりきれいに撮れていません。)

開閉も昇降もできません。ずっとこの状態です。

生地もずっと同じボイルです。

五洋インテックス(サザンクロス)SL5345【白いボイル】

 

見せます、インテリアの底力を。

      魅せます、インテリアの楽しさを。

 

 

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ルーフィットウエーブスタイルと形状記憶加工

ずっと昔、私がこの業界にはいった30年前以上は、フラットカーテンできれいなウエーブを出すやり方として、サイレントグリス(当時はベストインテリアという会社名)のS-フォールドという商品がありました。

S-FOLDに関しましてはこちらのブログをお読みください。

これが、一部の設計士やレベルの高いインテリアコーディネーターやデザイナーに人気がありまして、トーソーがそれを真似て、もう少し安くして、ルーフィットウエーブスタイルというものを販売をしました。

最近はウエーブを出すためにピッチキープコードを使わなくてもフラットカーテンに形状記憶加工をすればウエーブがでますので、ルーフィットウエーブスタイルはあまり使わなくなりました。

このルーフィットウエーブスタイルは、大阪のセントレジスホテルの客室でも使われています。通常は1.5倍使いぐらいですが、ここのホテルでは別注で2倍以上ぐらいになっていました。
(レールは電動)ブログはここ

今回の現場は、掃き出し窓はルーフィットのウエーブスタイルで、出窓はフラットカーテン形状記憶加工で納めました。

レールでトーソーのルーフィットです。レース地はクリエーションバウマンのソプラノⅡの0207です。

このレースが柔らかくてすごくきれいのです。

 

特殊な縫製部材とピッチキープコードをつかいます。当店の縫製です。

ルーフィットウエーブスタイルにしたらきれいなウエーブがでるというわけではありません。
生地がすばらしくいいからです。

出窓はカーブレールにフラットカーテンに形状記憶加工をして吊るしているだけです。

  

レース越しにミドリがみえて、癒されて落ち着く空間が出来上がりました。

 

 

 

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ハトメカーテンの新しいハトメの提案

 

9月11日は東日本大震災からちょうど1年と半年。ニューヨークの世界同時テロから11年です。

当店では、いつまでも忘れない為に毎月11日にハギレの売上代金を「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の「ミシンでお仕事プロジェクト」に寄付させていただいています。

 被災地のお母さん達の自立支援のために設立された「南三陸ミシン工房」の[あんだもがんべっしBag]も
当店で販売しております。1個1500円

これが売れることによって被災地のお母さん方の収入になります。

 

 

さて、本題です。 

ハトメカーテンってご存知ですか?

10年ぐらい前はよく流行ったのですが、最近は少なくなりました。中国や韓国では今もよく流行っているようです。

カーテンにリング穴をあけてカーテンポールに通して開閉させるタイプです。
10年前ぐらいは、木製ポールが主流(上の写真)で、滑りが今一つよくなかったというのがありますが、今は16ミリ径や19ミリ径の細いスチールのポールがありまして滑りもなめらかです。

 最近は大きなプリントの柄もよくでますし、柄を楽しむという点ではヒダをとるよりプレーンにして上部をハトメ加工した方が感じよくなります。

そこで、今回アートリングと名付けて、いろんなリングを提案します。

 

四角ものと楕円形のもので19点あります。

子供室部屋用のトーソーのコーディー19やタチカワのデリアスマカロンのレールにも色が合うようになっています。

 

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ドレープの切り返し(胴つなぎ)が大流行り

最近、当店の販売の中でカーテン生地で別のものを上下につなぐスタイルが流行っています。
これを業界用語では切り返し(胴つなぎ)というのですが、世間で通じるのかどうかはわかりません。

施工例1

施工例2

施工例3

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大きな窓に変化をもたらすために生地を変えて幅継ぎしました。

苔玉づくりの教室に行ってきました。

フェイスブックを通じてお友達になった繋がりで、ブーケティエの三輪さんを講師に迎え「男の花道」と題して、梅田にある庵さんで行われました。

男同士の交流会で、そのあと一杯飲みながら親睦をはかりました。

苔玉づくりは初めての挑戦でしたが、童心にもどって土をこねたりしたのですごく楽しかったです。
私の作品です。 カボック

  

これもカーテンと同じで奥が深いのですが、少し極めればカーテンを買ってくれたお客様に「小嶋の手づくり苔玉」としてプレゼントをして、お客様の家に根付くようにしようかと考えています。

すぐ枯れたらどうしよう~

作り方は私のフェイスブックのページに写真をアップしています。

 

さて、本題です。

6m30㎝の台形の大きな窓がありまして、こちらのカーテンをどうするかということでお客様と女性スタッフが考えて出来上がったのがこれです。

2種類3色の生地を巾継いで両開きの1つのカーテンをつくっています。

コーナーところのに濃い色を持ってきて奥行き感をだしています。

 

こちらに関しましては、女性スタッフが後日「カーテン夢工房のスタッフブログ」に詳しく書きますのでご覧ください。

http://curtainyumekoubou.com/blog

 

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