ずっと昔、私がこの業界にはいった30年前以上は、フラットカーテンできれいなウエーブを出すやり方として、サイレントグリス(当時はベストインテリアという会社名)のS-フォールドという商品がありました。
S-FOLDに関しましてはこちらのブログをお読みください。
これが、一部の設計士やレベルの高いインテリアコーディネーターやデザイナーに人気がありまして、トーソーがそれを真似て、もう少し安くして、ルーフィットウエーブスタイルというものを販売をしました。
最近はウエーブを出すためにピッチキープコードを使わなくてもフラットカーテンに形状記憶加工をすればウエーブがでますので、ルーフィットウエーブスタイルはあまり使わなくなりました。
このルーフィットウエーブスタイルは、大阪のセントレジスホテルの客室でも使われています。通常は1.5倍使いぐらいですが、ここのホテルでは別注で2倍以上ぐらいになっていました。
(レールは電動)ブログはここ。
今回の現場は、掃き出し窓はルーフィットのウエーブスタイルで、出窓はフラットカーテン形状記憶加工で納めました。
レールでトーソーのルーフィットです。レース地はクリエーションバウマンのソプラノⅡの0207です。
このレースが柔らかくてすごくきれいのです。
特殊な縫製部材とピッチキープコードをつかいます。当店の縫製です。
ルーフィットウエーブスタイルにしたらきれいなウエーブがでるというわけではありません。
生地がすばらしくいいからです。
出窓はカーブレールにフラットカーテンに形状記憶加工をして吊るしているだけです。
レース越しにミドリがみえて、癒されて落ち着く空間が出来上がりました。
ふんばろう東北!がんばろう日本!
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