サイレントグリス

天窓にカーテンを取り付ける

サンルームになっている喫茶室の天窓にカーテンをとりつけました。


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天窓用のメーカーの商品としてはサイレントグリスのウインターガーデンというシステムがありますが、すごく高額になるのと規格通りいかない現場が多いのでいつも現場を見てから部品を集めてオリジナルなものをつくります。


PA0_0006天窓のときにいつも悩むのは操作の方法です。この現場も4分割しなければとりつけることができないので、その時の真ん中を操作するのにヒモや棒がたれるとカッコが悪いのです。(この現場は高さ2.8m)
そこで先頭にロールスクリーンの部材であるグリップをつけて、伸縮タイプの操作棒で開閉できるようにしています。


サイドのガイドレール、横バーのパイプとレールに通すグライーダーはサイレントグリスから部材で購入し、グリップはニチベイ、伸縮操作棒はトーソーの天窓用プリーツスクリーンのものを使い、生地は川島織物セルコンで縫製・施工はカーテン夢工房です。


創意工夫しながらやる仕事は楽しいのです。


 


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初クレーム  プレーンシェード

年明け早々プレーンシェードで「ちょっと来てくれ」という依頼がありました。


一つは年末に洗濯されてご自分で取り付けされたところ、斜めに上がるようになったとのことです。当店の以前使用していたドラム式のメカで外したあとは、リングに一つ一つコードを通して最後、下の方でくくりつけなければならないのです。シェードは外すのは簡単ですが、取り付けるのがたいへん面倒なのです。(2005年10月19日のブログ参考)今回のケースは最後のコードの長さの調整がうまくできていなくて右の方のコードに余裕があったため、左側が早く上がってしまいました。(左の写真)現場で調整して終わりました。(右の写真)


プレーン斜めプレーン斜め2


 


 


 


 


 


 


 


もう一つは3年半前に取り付けたサイレントグリスのコード式の着脱タイプのメカで、コードの摩擦でコードガイド(写真左)とリング(写真右)が削れてしまったという問題です。コードガイドの摩擦による消耗は何度か起こっておりましたが、今回リングまで消耗したのは初めてです。メーカーに修理の依頼をするとひじょうに高いことをいってきましたので、当店の方で縫い直しをしました。


サイレントグリス1サイレントグリス2


 


 


 


 


 


 


 


こうした経験を踏まえて当店ではプレーンシェードは洗濯が簡単にできるメカを使っています。


2005年10月18日のブログ「プレーンシェードの縫製・メカによる違い」
2005年10月29日のブログ「奥様のためのプレーンシェード洗濯講座(2)」


を参考にしてください。



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手作り天窓シェード  サンタが来る前夜

天窓シェード1天窓シェード2

天窓シェード3天窓シェード4

今日は、天窓にシェードを取り付けてきました。
お客様の要望で、幅170㎝長さ220㎝の吹抜けの開口部があり、冬場、暖気が上に逃げるため、それをさえぎる方法の依頼がありました。

サイレントグリスに天窓用シェードのシステムとして、ウインターガーデンという商品がありますが、それを使うとひじょうに高くなるため、創意工夫しまして、いろいろと部材をかき集めて、オリジナルとしてつくりました。
レール部材がサイレントグリス、シェードを開閉するためのバーはトーソーのタペストリーセットを使い、ひっかけるところはトーソーのロールスクリーンのプルセットDと操作ハンドルを使い、ウエーブを出すための調整コードはニチベイのバーチカルブラインドのボトムコードを使いました。また、文具店でリングを買ったりして、独自に創作しました。生地は在庫品のボイル生成りで、当社で縫製しました。

思った以上に出来上がり、価格もすごく安くすることが出来、お客様も大満足で、私もいい仕事をさせていただいた満足がありました。
シェードの上側に照明があるのですが、レース(ボイル)超しにあたる光は幻想的で、サンタクロースがくる前夜のイメージでした。

最近はメーカーがいろんなスタイルを提案しており、販売する側もメーカーの見本帳に載っているスタイルならばできても、それ以外ならばできないような状況です。今や、販売する側はメーカーにおんぶにだっこになっていますが、メーカー側の営業マンも自社商品しかわからないような感じです。

当店は専門店としてのあるべき姿を追求していきたいと思っています。