年明け早々プレーンシェードで「ちょっと来てくれ」という依頼がありました。
一つは年末に洗濯されてご自分で取り付けされたところ、斜めに上がるようになったとのことです。当店の以前使用していたドラム式のメカで外したあとは、リングに一つ一つコードを通して最後、下の方でくくりつけなければならないのです。シェードは外すのは簡単ですが、取り付けるのがたいへん面倒なのです。(2005年10月19日のブログ参考)今回のケースは最後のコードの長さの調整がうまくできていなくて右の方のコードに余裕があったため、左側が早く上がってしまいました。(左の写真)現場で調整して終わりました。(右の写真)
もう一つは3年半前に取り付けたサイレントグリスのコード式の着脱タイプのメカで、コードの摩擦でコードガイド(写真左)とリング(写真右)が削れてしまったという問題です。コードガイドの摩擦による消耗は何度か起こっておりましたが、今回リングまで消耗したのは初めてです。メーカーに修理の依頼をするとひじょうに高いことをいってきましたので、当店の方で縫い直しをしました。
こうした経験を踏まえて当店ではプレーンシェードは洗濯が簡単にできるメカを使っています。
2005年10月18日のブログ「プレーンシェードの縫製・メカによる違い」
2005年10月29日のブログ「奥様のためのプレーンシェード洗濯講座(2)」
を参考にしてください。
うちもシェードがありますが、説明書をなくし、はずせずに洗濯してません。。。ドレープより洗濯が億劫になりますね。