結露防止

寒さ対策にビニール後付け裏地

大阪ではここ数日暖かい日がありましたが、今年の冬はかなり寒いと言われて

います。

先日、天幕のカーテンでお伺いしたお宅で、窓のカーテンレールにビニールの

後付け裏地(ライナー)を付けておられて、これがあるだけで寒さがぜんぜん違うと

おっしゃっていました。

お客様のところで取り付けてあったのは乳白色の透明感のないビニール

カーテンでホームセンターで購入されたとおっしゃっていました。

帰社してインターネットで調べると透明のものがあり、これなら意外と

いいかもしれないと思いました。

 

当店で取り扱っているわけでもなく、推奨しているわけではありませんが、

窓の簡単な寒さ対策として情報発信します。

 

私が買ったのは楽天市場で100×225のサイズ2枚組で777円でした。

どんな感じになるのかを店内の展示ツールで実験してみました。

 

ここに吊りました。

 

付属で白の樹脂製のSカンがついているのですが、これだと

レールのランナー(コマ)にレースのフックとこのビニールのカーテンの

フックを同時に引っかけることができないので、ホームセンターに

売っている金属のSカンを用意しました。

レースを外して、先にビニールカーテンをレールのランナーに掛けます。

そのあと、カーテンを掛けます。

裾は、ビニールなのでカットすることができますが、10㎝ぐらい

床に垂らすといいと思います。

ビニールカーテンは丈225㎝あります。

ビニールをつけていてもまったく違和感がないのです。

透明ビニールで透け感もまったく同じです。

 

これは当店では販売はしていませんが、寒さ対策にはなると思います。

1)コールドドラフト対策になります。

 

コールドドラフト現象とは、

冬期の特に夜間では、室外の冷たい空気に冷やされて、窓ガラスの室内側

表面が冷たくなる。このため、窓ガラス付近の室内空気も冷やされて、

下降気流が生じる。気流は人体の局所的な冷却を引き起こす。

このような気流がコールドドラフト。

 

ビニールカーテンを床に垂らしてカーテンと床の隙間をなくすことに

よってそこからでる冷たい空気を遮ることができます。

 

2)裏地カーテンとつけるのと同じ発想なので、空気層ができて断熱

効果が高くなります。

3)結露はでると思いますが、結露でレースカーテンが濡れなくてカビが

発生しにくいと思います。(レースのカビ)

4)着脱が簡単なので、冬場だけ取り付けて、夏は外せます。

 

 

当店では販売しておりません。

ネットでいっぱい販売しています。

カーテン屋の立場では、おススメはしていませんが、こういうのも

あるという情報です。

 

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寒さ対策 間仕切りにハニカムスクリーン

寒くなると室内の温度をあげます。

そうすると、室内と外との温度差が激しくなり結露します。

けっこう、結露の問題でお悩みの方も多いと思います。

2月4日の日本経済新聞の土曜日版「NIKKEI プラス1」に「窓の結露、

防ぐには」という特集記事が載っていました。

わかりやすく書いてあったので載せておきます。

IMG_6616

 (なぜか向きが横になるんです。クリックすると別のページに飛び、そこでもう一度

クリックすると拡大します。)

ウエブ記事はこちらをお読みください。

私は、カーテンやインテリア商品で結露防止はできないと思っています。

むしろ助長することがあります。

一番いい方法は内窓をつけることです。

 

さて、本題です。

寒さ対策  今が旬なので関連するブログをアップします。

吹抜け、天窓やリビング階段からの冷気対策の依頼が多いです。

階段のところの間仕切りで寒さ対策にはハニカムスクリーンが一番いいと

思っています。

ロールスクリーンやカーテンもつけます。

ロールスクリーンも効果があってすっきりしますが、左右の壁との隙間と

冷気が強いと揺れるという問題があります。

 

カーテンは覆いかぶすと効果は一番あると思いますが、開けているときの

たまりが気になります。

そんなときにいいのがハニカムスクリーンです。

DSC04793

DSC04795

戸建て住宅で2階から3階に行くところの階段の上部にルーセントホームの

ハニカムスクリーン「シェルシェード」のコードレスタイプをつけています。

赤いリボンはお客様がつけておられました。

ロールスクリーンと違って左右の壁との隙間はあまりありません。

生地がハニカムと言って蜂の巣状態になっていて、ここに空気層ができて、

断熱効果が一層高くなります。

上げた時のたまりもあまり多くなく、コードレスですっきりします。

これはおススメです。

 

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お知らせ

2月17日(金)は30周年の創立記念日のため休業いたします。

 

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寒さ対策にピッタリシェード

今や、インターネットの発達によって情報が瞬時に伝わってきます。

特にソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のおかげで誰がどこで何を

しゃべったかというような話もすぐに全国、全世界に広まっていきます。

先日、サンゲツの名古屋本社で開催されたサンゲツカーテン「ソレイユ」の

販売店向けの新作発表会で、名古屋支社長がご挨拶で

「ソレイユは辛口ブログでも評価していただいているので期待してください。」と

いうようなことをお話しされたということがフェイスブックに書かれていました。

 

辛口ブログ

 

たぶん、私のこのブログだと思います。

 

インテリア業界では、「ダジャレ好きのおっさんのブログ」とか言われますし、

「あのブログ」でも通じるようです。

 

「ダジャレ好き」の方は、今はこのイメージでいこうと思って、敢えて

受けなさそうでも、くだらないダジャレを書いています。

そんなん言うのはダレジャー(ダジャレー)

妻はおもしろいことはいいませんがダジャレー夫人(チャタレー夫人)と言われてます。

 

「辛口」は、単なるメーカーに媚びることなく、エンドユーザーの目線で

感じたことを書いているだけです。

サンゲツに関しては、私は大好きなのでかまってほしくて、ちょっと

厳し目に書いていますかね。

 

さて、本題です。

 急に寒くなりました。

寒くなると防寒対策で何とかなりませんかという問い合わせが多くあります。

問い合わせメールが多くて回答できずにたまっているのがたくさんありまして

申し訳ございません。

問い合わせメールで多いのが吹き抜けで、ご来店いただいてご注文を

頂くのが階段のところです。

こういうところの施工事例のブログをよく書いているからだと思いますが

窓対策も重要なのです。

夏は熱の71%が窓から入り、冬は熱の48%が窓から逃げて行くと言われています

(社団法人日本建材産業協会省エネルギー建材普及センター調べ)

窓に関しては、当店に相談しなくてもどこのカーテン屋でも

同じだと思われているのだと思いますが、今日は他社ではやっていない

施工例を紹介します。

 

寒さ対策(保温機能)遮光性アップ、そしてちょっとだけ遮音効果のある

ピッタリシェード(WALLFITTER)です。

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このシェードは数年前にあるメーカーが見本帳に載せて売り出していたのですが、

まったく売れず、いつの間にか隅のへに行き、システムが廃番になりました。

 

枠内にメカ本体を取り付けて、生地は大きめに作って上部にはカバーをつけます。

これによって生地と壁の隙間がほとんどなくなります。

縫製はプリエフ加工で、裏地にリング付きテープを縫い付け、表地と熱圧着しますので

針穴がなく、遮光1級の生地を使うと光漏れもほとんどありません。

 

DSC03012

DSC03013

ガラスと生地の間に空気層ができまして、断熱性がひじょうに高くなります。

朝、シェードを開けると冬場はすごい冷たい空気が入ってきて実感できると

思います。

寝室のベッドの上の窓におススメです。

オーディオルームやシアタールームにもおすすめです。

 

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結露防止にガラスに貼れるカーテン「はれるや」

大阪も朝夕は少し涼しくなりなんとなく秋の気配が感じられるようになりました。

衣料関係ならば、季節の先取りで夏場に秋物の販売になるのですが、

インテリア関係は、小物を除いては商品を大きく入れ替えることはあまりありません。

カーテンの場合は、季節によってかえることは少ないので、夏だから冬だからと言って

前面に出す商品はあまりありません。

近年は遮熱関係を夏場の目玉商品としてアピールするぐらいでしょうか?

今日は季節を先取り過ぎていますが、冬場の結露防止にいい商品です。

当店で販売をしております、カーテン生地を加工してガラスに貼ることができる

はれるや」という商品です。

 はれるやチラシ

 

この商品ですが、当店実験はしていませんが、お客さんがいうには

「これ、結露防止に絶対にええで〜。

オレんとこでつけて実験やったるわ」といわれて実験用にお買い上げいただきました。

お客様は以前お住まいの家が結露がひどかったので、窓ガラスフィルムを貼ったら

かなり良くなったとのことでした。

ネットで調べると、窓ガラスフィルムは結露防止効果があるようです。

結露は室内と室外の温度差が激しいとおこります。

フィルムを貼ることによってそれを緩和します。

同じ原理でこのはれるやも効果があるとおっしゃいます。

私もそう思っているのですが、実験データがありません。

そこで実験をしてみます。

 

南面に大きなフィックスの窓が2つあり、引き違いドアも2つあります。

とりあえずフィックスのところだけ貼って、この冬どうなるのかを調べます。

生地はスミノエのU-6327

お客様の希望で透け感がなくなると嫌だということでこれになりました。

DSC02301

上の写真は左側は貼る前

DSC02306

真ん中の大きいフィックスまでに貼りました。

DSC02304

DSC02307

この「はれるや」は貼ったりはがしたり洗ったりすることが簡単なんです。

そしてリーズナブルなんです。

「はれるや」はポリエステル100%のどんなカーテン生地でもできるのです。

「はれるや」の施工例ブログはこちらです。

 

 

こちらの写真のは普通のレースです。

実験の精度を上げるために、遮熱レースや保温レースでも実験をしたいと思っています。

そのモニターを募集します。

募集要領はもう少し冬に近づいてから、フェイスブックとLINE(ライン)で

発表します。

フェイスブック、ライン限定のモニター募集企画です。

来て♪ 来て♪ 来て〜♪ あんたモニター♪♪

 

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遮熱カーテンは結露防止に有効です。

ニトリが好調

今朝の新聞によりますと低価格家具・インテリアのニトリが8月の中間決算で売上・営業利益とも過去最高とのことです。厳しい消費環境が続く中、5月と8月に値下げを実施したことで来店客数が増加し、利益を押し上げたようです。

 売上高は前年同期比18・8%増の1388億円、営業利益は同50・9%増の236億円、最終利益は30・3%増の111億円です。

めちゃくちゃ、儲けてまんな~

一人勝ちです。我々カーテン屋の間でもニトリはいつも話題になります。今月からオーダーカーテンの本格的に参入しまして、60店舗でテストマーケティングを始めました。

今のところは国内のメーカーで国内での縫製で、価格もそんなに安くはありませんが、テストマーケティングでうまくいけば、中国での生産・縫製に移行し、「値下げしました」「値下げしました」とやってくるのだと思います。

今回の商品群は1,5倍使いで形状記憶付きで裏地付きというのが主商品になっています。

さすがによく考えています。この「裏地付き」の商品価値をどのように消費者にアピールしてくれて、消費者はどのように反応するのかが見ものなんです。

実は、当店もこの冬のアピール商品は「裏地付き」で後からとりつけられる「うらだ」の遮熱タイプも用意しているのです。

でも、ニトリと同じ方向を向いていたら勝てっこないので、まったく逆のビジネスモデルを考えています。

カーテンを通じて豊かな住生活を楽しめるようにしたいというのが私の願いです。

さて、本題です。

遮熱カーテンは夏だけのものではないのです。この商品は室内の保温にも効果を発揮しまして冬にもいいのです。

そして、大発見や~

遮熱カーテンは結露防止にいいという実験データがありました。

結露性試験1-1

結露性試験2

結露性試験3

(データはクリックすると拡大します。)

私は、遮熱カーテンはガラスとカーテンの間に空気層をつくるため、結露防止に有効だと思っていたのですが、実験するすべもなく、実証することもできなかったのです。
そこで、メーカーにお願いしていたところ、3年前にmasa加工の商品と未加工の商品の結露性試験を財団法人日本繊維製品品質技術センターの福井試験センターでやったものがありました。

その結果、masa加工の遮熱カーテンは、未加工のものに対して、44,7%結露防止の効果が高いということがわかりました。

遮熱レースではデータがありませんが、同様に空気層を作りますので結露防止に有効です。

毎年、結露で悩んでおられる方がおられましたら、商品を提供しますのでモニターをやってくれませんか?

あんた モニター ♪♪

冬に向けて、遮熱カーテン、遮熱レースはいかがですか?

遮熱カーテン・遮熱レースについては欄外のカテゴリー「遮熱カーテン」をお読みください。

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カーテンと窓周りに関するご質問はこちらへ→


 織物研究会

 

 

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結露防止カーテンその後

今日は玉の輿の日。
ちょうど100年前の1905(明治38)年のこの日、祇園の芸妓お雪が、アメリカ政府の産業にまで強大な影響力を持っていたモルガン商会創始者の甥、ジョージ・モルガンと結婚したことから玉の輿の日といわれています。
玉の輿が幸せかどうかは知りませんが、昨日腰の使いすぎで疲労のたまった腰が痛いのです。

42d9110c.jpg1月14日のブログで、結露防止カーテンについて書いたところ、インテリア業界で多大な影響力を持つインテリアビジネスニュースの1月15日号の社説(底流)でも「結露問題に取り組みが必要」と書かれていました。左の画像をクリックして、画面の上にカーソルを乗せると右下に四角いマークがでてきます。それをクリックすると元のサイズに戻って読むことができます。記事によりますと、冬場、家のなかで気になることとして窓の結露を上げる声が多く、ウインドートリートメント業界としても取り組みが必要となっています。

私のブログを読んで情報を提供していただいた方もおられます。(1月14日のブログの下欄のCommentsをクリックすると読めます。)
スミノエが「どうもです」といってこそっと載せているんです。失礼。「モードエス」という見本帳のDー8563、Dー8564という商品ははっ水加工レースで、結露による窓へのまとわりが少なく、いつもサラサラと窓辺に揺れるカーテンです。効果はあるようですが、わたしが求めているものとはちょっと違うのです。

東洋紡の吸放湿繊維エクスライブはシリカゲルの3倍の吸湿力があるようで、反で取り扱いしているところを探しているのですがみつかりません。東洋紡にメールで問い合わせをしても返事がありません。各地の産元に聞いていろいろと情報を集めていまして、それによると、この繊維で結露防止をうたうとやはり語弊があるようで、結露低減レースならば問題はなさそうです。

産元との情報交換のなかで、今年は花粉キャッチレースが動き出してきたとのことで、データを調べまして当店でも取り扱いすることにしました。詳しくは後日書きます。

結露防止カーテン

よく結露防止の相談をうけます。
この正月に北海道・ニセコのホテルに宿泊した時も外との寒暖の差がはげしいため、結露がすごく窓際は水でピチャピチャなんです。そのとき結露防止カーテンなんかがあれば売れるだろうと思っていたのです。

そこでインターネットで調べていたらちゃんとあるのです。知りませんでした。既製カーテンでありまして二光JR東日本のえきねっとshoppingなどのネット販売で取り扱われているんです。二光の楽天市場店では、今月のランキングで4位になっていてよく売れているようです。東洋紡の吸放湿繊維エクスライブを使っているんです。この繊維は窓際の湿気を吸収し、室内側の放出すりのです。アパレルの世界ではかなり使われているようですが、インテリアの業界ではまだすくないようです。

ブランドメーカーで扱っているところがあるのかどうかは知りません。もし、ご存知の方がおられましたら教えてください。
この業界では、新しい商品がでてもブランドメーカーのカタログに掲載されるまでは1年以上かかりまして、すぐに取り組める既製カーテンの方が早く世にでます。
2年前に帝人がウエーブロンという夜も見えにくいレースに適した扁平糸を出した時も既製カーテンが先行してメーカーのカタログに掲載されたときは1年以上経ったてからで、今や各メーカーのカタログに載っています。

そのときは当店では、群馬県桐生の機屋が扱っていることを知り、どこのメーカーよりも早く販売しておりました。今回もメーカーよりも早く取り扱うために情報発信しますので、ご存知の方は教えてください。