お客さんから電話があり、ガラス窓と障子の間にとりつけたプリーツスクリーンが
動かなくなったので修理してほしいとのことでした。
資料をみると平成9年7月7日に発注しているトーソーのしおり15コンパクトと
いう商品で幅20mmぐらいの隙間に取り付けることができるプリーツスクリーン
なんです。
当店では、カーテン夢工房開店以来の25年間(創立は32年)のお客様の
施工データはすべてスキャンしてパソコンで管理しています。
顧客管理がきちんとしていますので、22年前のお客さまも、当店に
声をかけていただけるのがうれしいです。
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今日のブログのアピールポイントはこれです。
メーカーのトーソーに聞いたら、とっくに廃番になっている商品なので
工場での修理はできないと言われました。
マンションの和室で窓ガラスと障子の隙間が22㎜しかなく、今の
商品では他社も含めてないのです。
お客様は、これはコンパクトで遮光性があり、重宝していて毎日
開け閉めをしていてすごくいいのでなんとか修理ができないかと
頼まれました。
伺って拝見すると、昇降コードがめくれて細くなっていたり、団子に
なっていたりして、上下開閉できない状態でした。
でもこれは昇降コードさえ取り替えれば直すことができると思いました。
メーカーはストッパー等の他の部品に不具合があれば部材供給はできないと
言っていて、もしその部分に不具合があれば「ごめんなさい」なんだけど
昇降コードだけなら私が交換しますと言ったら「ぜひ、お願いしたい」と
いうことになりました。(昇降コードだけは使えるのがある)
メーカーができないというならば、やってみたいという血が騒ぐのです。
こんな商品です。
見事に復元しました。
このような商品は今はないです。
マンションの和室が減ったことで、こういう隙間につける商品の
需要が少ないんだと思います。
アルミブラインドならば29㎜の隙間にとりつけられるものはあります。
思うに22年前の商品ですが生地は未だしっかりしていて、問題はなかったし、
メカの仕組みも単純なんです。
トーソーの商品はいい。
今の各社の商品は複雑なのですぐに壊れやすいのです。
でも、壊れた部品を交換すれば簡単に修理ができるのですが、メーカーに
依頼するとけっこう費用がかかります。
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