先日、急にトイレに行きたくなり近くのマクドナルドに飛び込みました。
トイレだけ借りるのは悪いと思ってコーヒーを注文しました。
「コーヒーお願いします。」
「トイレはどこですか」
と続けさまに言ったらスタッフが
「サイズはSですか?Mですか?」と言うので
「大です。」
と言ってトイレに駆け込みました。
用意されたコーヒーの蓋には
「M」と書かれていた。
さて、本題です。
最近、インテリア業界でもコロナの感染拡大防止のために
商品に抗菌・抗ウイルス加工をしている証明としてSIAAマークを取得して
商品に貼り付けているのを目にする機会が増えました。
SIAA(抗菌製品技術協議会)とは、
適正で安心できる抗菌加工製品の普及を目的とし、抗菌剤・抗菌加工製品の
メーカー、試験機関が集まってできた団体です。
業界だけでなく、消費者代表、専門家および行政などの幅広い意見を聞きながら、
抗菌加工製品に求められる品質や安全性に関するルールを整備し、
かつそのルールに適合した製品の安心のシンボルSIAAマーク表示を認められて
います。
こちらは製品に対しての認定です。
カーテン等の繊維に関しては、
一般社団法人繊維評価技術協議会(JTETC)の黄色のSEKマークというのがあります。
詳しくはこちらのブログをお読みください。
東リ(株)は、10月26日(火)より、長尺ビニル床シートにおいて抗ウイルス
対応製品を拡充します。
全11製品464アイテムにて抗ウイルス対応を行い、全点でSIAA(抗菌製品技術協議会)の
安全性基準に適合、「抗ウイルス加工SIAAマーク」を取得しています。
タチカワも9月1日から出荷のバーチカルブラインドとロールスクリーンに
SIAAマークを貼っています。
ニュースリリースはこちらです。
この時期なので、抗ウイルスのマークかなと勝手に思ったのですが、
よく読むと抗菌のマークの取得です。
さらによく読むとロールスクリーンのプルコード式ならば、
プルとボトムバーのキャップだけが抗菌加工されているという説明が
あります。
バーチカルブラインドならば、バトンのクリップ部だけが抗菌
加工をされていると書かれています。
商品にはその説明を書いたものが入っていますので何ら問題はないのですが、
それをよく読んでいないと全部抗菌加工がされているように思って
しまうのです。
先日、取り付けたタテ型ブラインドには抗菌加工のSIAAマークが
貼ってありました。
SIA Aの抗菌マークがついていますが、これは生地が抗菌や抗ウイルス加工
されているのではないのです。
説明書には、バトンのみと書いてあります。
タチカワのホームページにはバトンのグリップのみと書いてあります。
どちらが正しいのかはわかりません。
いわゆるこの部分です。
ぼ~とみていたらチコちゃんに叱られるよ。
メーカーとして、きちんと説明書に書いているので問題はないのですが、
販売店としては説明責任があります。
最近の流行りの言葉でいうと「見える化」をしなければならないのです。
SIAAの抗菌マークがついていますが、スラット(生地の部分)は
抗菌加工はされていませんよということを説明をしなければなりません。
今年になって、インテリアの各メーカーは抗ウイルス商品をいろいろと
開発して商品化してきていますが、私はカーテンやロールスクリーン・
タテ型ブラインドの生地に抗ウイルス加工しても、一般住宅においては
あまり意味がないと思っています。
部屋の中ではほんの一部ですし、ウイルスがそれらに触れない限り
効果はないのです。
まだ、壁紙や床材の方が空気がまわっている中で、少しはマシなのかなぁと
思います。
壁には「コ」「ロ」「ナ」がいるのです。
今日の話は役にたちましたか?
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