「ワクチンショック」「ウッドショック」がインテリア業界を襲う

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最近よく聞かれるようになった言葉として「ワクチン接種が終わったら」という

のがあります。

これは、ワクチン接種が打ち終わったら「飲みに行こうぜ」「遊びに行こうぜ」

「旅行しようよ」ということです。

 

先週、大阪や東京では緊急事態宣言が解除されました。

その後は人出が大幅に増加というのがニュースになっていました。

今朝のNHKの日曜討論で西村大臣が

「感染者が減れば、安心して人が増える。あとワクチン接種で安心感が出て

人が増える」と言っておられました。

 

ワクチン接種が終われば、今まで我慢をしてストレスのたまっている

日本人は旅行や遊びや外食にお金を投資するようになり、家やインテリアへの

投資は遠のくのです。

アメリカでは、すでにそういう現象が起こってきており、住宅への投資が

減りつつあります。

 

日本でも、インテリア業界では巣ごもり需要で、カーテンの吊り替えなどで

昨年5月から夏場にかけてはひじょうに良かったのですが、10月頃に

「Go to トラベル」や「Go toイート」が浸透してきたころには、旅行と外食への

投資が増え、カーテンの吊替えがかなり少なくなりました。

その後はコロナの感染拡大で、吊替え需要がまた増えました。

 

これと同じ現象として、ワクチン接種が行き渡ると、カーテンの吊り替えは

大きく落ち込みます。

これを私は「ワクチンショック」と呼んでいます。

たぶん、私しか言っていないので、検索しても出てこないと思います。

 

また、先月のブログに書きました「ウッドショック」もじわじわと

影響が出始めてきました。

「ウッドショック」でインテリア業界に激震

 

建築材料の木材が不足しており、住宅の引き渡し物件が延びていて、

新築のカーテンの需要が減ってきています。

 

インテリア業界は、ウッド(Woodワクチン(Wakuchin← これは日本語

英語ではvaccine と言います)の

 

Wショックで、これから相当厳しくなります。

 

 

レースの吊り替え例です。

 

この1年はおかげさまで吊り替えのお客さんがひじょうに多かったです。

 

Before

他社の施工で生地メーカーはわかりませんが10年で少し裂けてきていました。

普段ならば、あまり気にならなかったかもしれないのですが、

家に居る機会が多くなると、新しくしようという気になると思います。

 

After

 

レースのみの吊り替えで、カラーレースでこげ茶の色の

五洋インテックスのIH546-03に吊り替えていただきました。

真中の開閉用にカーテンバトンタッセルを取り付けています。

これは長さ調整ができまして、現場でもう少し短くしようと思ったら

お客様はこの長さでいいとおっしゃいました。

カーテンバトンタッセルはカーテンを開閉するときにこれを持って

すればカーテンを傷めることなく、スムーズに開閉ができます。

 

 

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