クリエーションバウマンのバーチカルブラインドを取り付けました。
バウマンはスイス本社の生地メーカーで日本では高級ブランドとして
知られています。
タテ型ブラインドもやっていまして、これが日本では大人気で
バウマンの世界での販売市場の中でも日本のシェアがかなり高いと聞いています。
なぜ、バウマンのバーチがいいのかといいますと、
1)バウマンは生地メーカーで3,5インチ(89㎜)と5インチ(127㎜)の織機を
持っていて、1枚のスラットを織っています。
そのためほつれにくいのです。
日本のメーカーのバーチカルブラインド(タテ型ブラインド)は
ロールスクリーンのような大きな生地を100㎜巾にカットして1枚の
スラット(ルーバー)をつくっています。
2)スラットの色がきれいです。
3)それと、今では国内メーカーもするようになりましたが、スラットの間隔が
均等ピッチになっています。
以前の国内メーカーのバーチカルブラインドは、最後の2~3枚で調整をしていて、
最後だけ重なりがおかしかったのです。
それで、私が何度もそのことをブログに書いたら、日本のメーカーも
均等ピッチになったのです。
これは、このブログの功績だと思っています。
今回納品したのクリニックで、全長17.4mで127巾のスラットが185枚
必要だったのです。
商品はイロロⅢでコンビネーションなのですが、
デザイン優先で発注するにもメーカーが欠品していて、枚数が揃わないのです。
そのため、ある色番からコンビネーションをつくるという逆のやり方で
生地選びとなりました。
結局No5とNo7を組み合わせる事になったのですが、これも1色が同ロットで
揃わなくて2ロットになりました。
ここでわかったことは、同じ色でもロットが違うとかなり色がちがうという
ことです。
今回はコンビネーションだったので、そんなに気にはなりませんでしたが、
今後気をつけなければならないと思いました。
コンビネーションをどうするかを提案することになったのですが、
2色の品番の枚数を優先してデザインを考えなければならないのです。
ここで、ニチベイのホームページ上にある、バーチカルブラインドの
カラーシュミレーションのシステムを勝手に使わさせて頂きました。
ニチベイの商品のよく似た色で提案したわけですが、このニチベイの
システムはひじょうによくできていて素晴らしいです。
もっとニチベイの商品で活用するようにしないといけないと思いました。
ここをみてください。https://www.nichi-bei.co.jp/jsp/nws/
提案は
1)
1)のイメージが採用になり、実際はこんな感じです。
蛇足ですが、
コーナー台形窓を実測するときは、クリアファイルにレールのサイズを書いて、
床にあてがって測ると、
レール寸法を計算しなくて発注サイズがだせるのです。
今日の話は役にたちましたか?
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